78.旧余目町廻館のケヤキと舟つなぎの松 | シャンティのやっぱり気まぐれブログ

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目指すは癒やしの案内人(o^^o)

おはようございます爆笑
本日も庄内100精霊シリーズ旧余目町編です!!

 旧余目町内から国道47号線を新庄方面へ向かうと廻館地区があります!!

 廻館地区には、最上川の河川交通の歴史にまつわる〝名木〟が2本あり、その歴史を物語る文化財としても大切にされておりますウインク

 ①廻館のケヤキ(大ケヤキ)
→ 別名館舎橋のケヤキとも呼ばれ、国道47号を新庄方面から廻館地区に入る最初の橋〝館舎橋〟に因んで名付けられているようです。






 アップアップアップ樹齢推定600年とされ、根周り8.3メートル、目通りの幹廻り6.15メートル、樹高は21メートル。
江戸時代までは、最上川の本流が廻館地区の近くを流れ、現在では、北楯大堰流れ、国道も走りその間にこのケヤキは聳えております。

 傍らには庚申塔と保食大神の碑が建立され、古来の河川交通の安全や街道を行き交う人々の交通安全、村に邪鬼が入らない様に防ぐ役割も果たしております。

 北楯大堰は、1612年に建設されましたが、既にこのケヤキは大きく育っていたと伝わりますおねがい

 ケヤキの周りには、季節の花々が咲き四季それぞれ違った雰囲気で楽しめますニコニコ


 ②舟つなぎの松
廻館のケヤキから国道47号線を新庄方面へ進むと右手に樹高の高い松の木が見えて来ますウインク

下矢印下矢印下矢印下矢印





アップアップアップ現在の松は残念ながら先端が折れてしまっておりますガーン


アップアップアップ舟つなぎの松案内板
※根周り:5.65m  目通り幹囲:4.10m
樹高:18.27m 枝張り東西に17.10m 
南北に22.50m
歴史…江戸時代初期1648年頃の正保荘内絵図によると、最上川はこの付近を湾曲して流れていたとされ、このクロマツに舟をつないでいたと伝わります。


アップダウンアップダウン数年前の舟つなぎの松


ちなみに、精霊75の飛龍伝承地の深川のツキ(槻)も〝舟つなぎのツキ〟と呼ばれており、旧余目町一帯は河川や沼などの湿地が多かったことがわかりますニコニコダウンダウンダウンダウン


アップアップアップ深川のツキ(樹齢450年)


☆データ下矢印下矢印下矢印
・歴史を感じる古木→☆☆☆☆☆
→古くから最上川の河川交通や街道として沢山の人々の交通安全を見守ってきた生き証人であるこの二つの木を見ているとなんとなく昔の光景が浮かび歴史を感じることができる不思議な木です。

・見応え→☆☆☆☆
→隣が国道の為、なんとなくゆっくりしたいけどできない場所ですが、迫力や趣のある木です。
 また、晴れた日は鳥海山をバックに写真も撮れますウインク