#10 小松勇斗 【#10】 | 中央大学学友会体育連盟ラクロス部 Official Blog

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選手やスタッフの熱き想いを是非ご覧下さい!



うちのMGリーダーと運動神経悪いランキング1.2位をいつも争ってるあやいから回ってきました。
本年度ATリーダーを務めている小松勇斗です。




最近は特別大会で優勝した瞬間、みんながどんな顔してるのか想像してます。


小口は、泣きながらグランドの真ん中でコーヒーカップ乗ってるみたいにクルクル回ってる。
茂木は、1番ホッとしてるけど、顔には出さずに整列しようとしてる。
はるかとあらは、おれと3人で泣きながら抱き合ってる
穴井は、感情狂ってバカみたいに叫んでる。校歌歌う時俺の横にいて、一緒に笑いながらハモってる。
たつおは、クールにしてそうに見えて、スタンドで1番泣いてる。
塩は、もうアップでアゲることはできなくなるんだ、、って悲しくて泣いてる。
いしけんは、スタンドで声枯らしながらデカい声で「トモダー」って叫んでる。
友田は、全身に氷巻いてて思うように動けなくて、かついしけんから叫ばれて困ってる。
はらけは、鼻の穴広げながら横目でその友田のこと見て笑ってる。
笛木は、泣きながら校歌歌ってて、いつもより更に音程外れちゃってる。
たかちゃんともがは、それ聞いてめっちゃ笑いこらえてる。
栗は、しょんべん枯れるくらい喜んでる。
みやぞんは、黒いベンチコート着て微笑みながら、首斜めに傾けて拍手してる。
健太は、いつもとおんなじ感じでヘラヘラしてる。angle(29マネ)は、それみて「かわいい〜」って5人で手繋ぎながらはしゃいでる。





ちょっと長めの前起きで途中ふざけが入ってしまいましたが、気を取り直してここから本題に入ります。

最後まで読んでいただければ幸いです。



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2018.10.13 vs成蹊

ラクロス人生で1番悔しかった日。
今でも忘れない、勝てばFINAL4進出がかかった試合。
結果は負け。

無得点。

何一つチームに貢献できずに試合終了のホイッスルが鳴った。



圧倒的に準備不足、実力不足だった。
当時2年生だった自分は、自分の弱さから目を逸らしていた。
「2年生ながらスタメン、関東ユース選出」そんないらない肩書きにどこか満足している自分がいた。
先輩の足を引っ張らないようにと、無難なプレーばかりをしており、自分のプレーに自信を持てていないまま大会を迎えてしまった。

何とかなるだろうと思っていたが現実は甘くなかった。最後の最後、1番の勝負所で如実に表れた。
同期や上級生を差し置いて出場していた身だったのにも関わらず、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
「もう2度とこんな想いはしたくない」そう思い、絶対に''自分が中央を日本一に導く存在になる''と誓った。





そこからとことん自分の弱さと向き合った。「目の前のことから逃げずにやり抜く」という4年間の自分のテーマと「日本代表になって世界で活躍する選手」という大きい目標を再度掲げ、改めて自分とラクロスと真剣に向き合い、取り組んだ。


毎日壁当て素振りはやるのが当たり前になった。時間がなくても5分でも10分でも時間を作って練習した。

目的は結果を出すため。筋トレも、食事管理も、マインドフルネスも、毎晩のストレッチも、一流スポーツ選手の話を聞きに行くのも、睡眠の質も、一見ラクロスのプレーに関係のなさそうなところだが、細かいところにも拘った。小さな積み重ねこそが大きな目標を達成するための方法だと信じて日々取り組んだ。

ただただ自分を納得させるためだけの努力、つまりとりあえず練習しさえすればそれでいいという思考にだけは絶対にならないようにした。


とはいえ、昔の自分みたいに、練習しないという選択をとる理由はいくらでもあった。
「今日は雨が降っているから、練習で疲れているから、明日朝早いから、課題があるから、、」やらない理由は山ほど出てきた。
別にやらなくても誰も責めたりしないし、サボるのは超絶簡単だった。
ただ高校野球部で3年間ベンチに入れずに終わりを迎え悔しい想いをしたことや27期の引退試合での不甲斐ない自分を思い出すと、練習するという選択に行き着いた。
事あるごとにやらない理由ばかりを探していたら、自ら行動を起こせない人間になると思った。
高校時代の自分はまさにそういう人間だった。
自主練を全くせずに、母親に「素振りしなくていいの?」とさえ言われるくらいひどかった。
結果1度も背番号をもらえず引退した。当然の結果だった。

そんな高校時代の自分を反面教師にした。また同じように最後に後悔するのだけは死んでも嫌だったから。
だからこそ、大学4年間自分の中でやり切ったと胸を張って引退できる自分になると心に決めた。 
結局過去の自分の悔しい経験が原動力となり、弱い自分を奮い立たせてくれた。

(こちらにもちょこっと書かせてもらってますhttps://note.com/2020project/n/n835b5f733601)





3年生になって、全国強化指定選手団(DS)に選出されることができた。
そこで教わったこと全てが新鮮で、1人1人のプレーレベルや考え方にも圧倒された。
初っ端から折れそうになったが、「俺が一番下手くそなんだから変なプライドは捨てて、1番学んで吸収して上手くなってやる」と自分の中でマインドチェンジし、下手くそなりにコーチ、社会人選手にたくさん質問して、インプットしまくった。
学んだこと、自身の反省点、中央に持ち帰って練習すること等を毎練習終わった直後に自分なりに整理してノートに書いた。


同時に、このインプットを中央にアウトプットすることが、日本一というチームの目標を達成するために必要な自分の役目だと思った。
チームメイト1人1人のスキルアップや考え方の助けになりたい、そして何より''日本一になりたい''という想いで、学年.カテゴリー関係なく常に発信し続けてきた。だから全く苦ではなかった。

それはATリーダーになった今でもそうで、特に今年は本当に細かいところまで突き詰めて発信し続けたし、マンツーマンでのコミュニケーションも大切にしてきた。
みんなの成長や得点、活躍してる姿を見ると、本人以上に喜んでるんじゃないかくらいに、本当に自分の事のように嬉しかった。
やっぱりこのチームメイトが好きなんだなと最近つくづく思う。

だからここで終わらせる訳にはいかない。
もっとみんなとラクロスがしたい。



ここからは負けたら終わりの世界。

勝つために俺は、チームが苦しい時、諦めかけそうになった時、どんな形であれ全力で点を取りに行くし、全力でアシストもするし、全力でグラボも取りに行く。その覚悟は誰にも負けない自信がある。

これまで中央の歴史を築き上げてくれた先輩方、ベンチに入れなかったBチーム・1年生の皆、支えてくれたコーチ陣、ご父母の皆様、学校関係者の方々の全ての想いを背負って、フィールドに立つ。そして結果で恩返しをする。


最後の最後まで限界を作らず、自らの殻を破り、もうこれ以上いいでしょってくらいの余るほどの最高の準備をしよう。

俺らが1番ってことを証明しよう。

そして最後、全員で笑って校歌を歌おう。






BREX.
#10 小松勇斗



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次は、酔ったら世界一ダルいで有名な茂木です。

彼とは学部学科も同じで、ほぼ同じ授業とってて、空いてる時間は永遠と一緒にラグビー場でシュー練してました。彼のおかげで、自分も負けてらんないなと思い、更にギアを上げることができました。
こういうブログ書くの好きじゃないと思うけど、最後くらい熱いブログ頼んだよ。笑