数少ないBandits競馬仲間で、馬券が当たった時だけ報告してくる藤原から回ってきました。
4年MFの野尻奨悟です。
こういうブログは恥ずかしくてほんとは嫌いだけど、正直に書きます。
1年生の春、練習で初めて1on1をやった時から、ずっと劣等感を感じながらやってきた。
OFではボールをキープできないし、相手を抜けない。DFでは相手に触ることもできずに何本もシュートを決められた。
安いミスや気の抜けたプレーをして竜郎さんにはめちゃくちゃ怒られた。
サマーもウィンターもAチームには入ったけどほとんど試合に出てないし、あすなろも大事なシーンでは全部違うやつが出た。
ウィンターとあすなろの準優勝を、同期と一緒に悔しがる土俵にもあがれなかった。
正直、その頃はラクロスが全くおもしろくなかったし、思うように行かないラクロスは嫌いだった。
2年生になると同期が次々と試合に出始めた。
そんな中でも自分はずっとBチームで、リーグ戦で活躍する同期をスタンドから羨ましく思ってた。
「来年はうまく行けば出れるかもな」って軽く考えて、自分には何が足りなくてスタンドにいるのか、考えることから目を背けていた。
甘かった。3年になってもAチームに定着できず、AとBを行ったり来たり。
うまく行かない中でケガもして、焦ってリハビリして治ってないのに試合出てまたケガした。
そして夏合宿の直前に、当時のOFリーダーだった大津さんにBチーム落ちを告げられた。
頭が真っ白になった。「今年のリーグ戦にお前は必要ない」って言われたのと一緒だった。悔しかった。情けなかった。次の日からどんな顔で練習に行けばいいかわからなかった。好きで始めたラクロスが苦しかった。
たまたま、初戦の前に先輩がケガして試合出れて、結果的にはリーグ戦6試合全部に出させてもらった。
でも、ほんとに出ただけ。
当たり障りのないプレーしかできずに、あっという間に終わってしまった。
そしてチームは入れ替え戦まで行った。
振り返ってみても、本当に何一つうまく行ってない。
26期が黄金世代って言われる度に、引け目を感じていた。
それが嫌だった。
自分に腹が立っていた。
「もっとうまくなりたい。」
「同期と試合に出たい。」
「勝ちたい。」
本気で考えた。足も速くなくてフィジカルもない自分が生きる道を模索し続けた。
気付けば、オフの日の朝もグランドにいるようになったし、ラクロスの事ばかり考えるようになった。
ジム、ラントレ、体幹はずっと嫌いだったけど、ゆーじとかたいきのおかげも「ちょっとだけ」あって頑張れた。
そして今年のリーグ戦。チームはfinal4自力進出が無くなった厳しい状況。自分がチームに貢献できてないのもわかってる。
でも、もうやるしかない。
自分も、このチームも何度も苦しいところから這い上がってきた。
スタンドから毎試合ものすごい応援をしてくれてるBチームや1年生のためにも、結果で応える。
111人の部員や支えてくれるコーチ陣、OB全員の思いを持って、どんな試合展開でも最後の1秒まで走る。
目の前のことをひとつひとつやった後で、結果や運は付いて来ると思う。
みんなともっとラクロスがしたい。
もっとラクロスがうまくなりたい。
同期とか後輩にも、何か書こうと思ったけど、まとまらないし、照れくさいのは嫌なのでやっぱやめます。飲んだ時にでも言います。でもこのチームのこと、みんなのこと、けっこう好きです。
次は身長155センチのたいきです。
彼はなぜか94年生まれで一個上らしいです。
彼のオフは多忙です。
昼頃起きてメリちゃん(犬)の散歩をし、ご飯を食べてYouTubeを見る。たまにジムに行き、帰ってきてYouTubeを見る。メリちゃんの散歩をし、ご飯を食べてまたYouTubeを見て寝る。
そんな23歳の彼ですが、年下の同期や後輩にいじられつつ、みんなに愛されています。
FOリーダーとして、かっこいいこと書いてくれると思うのでたいきよろしく。