お世話になっております。
中央大学ラクロス26期4年の伊藤 理と申します。
まさかこんなに早く自分がラストブログを書く立場になるなんて、想像もしていませんでした。
情けないことに、僕はこれまでリーグ戦に1秒も出場したことがありません。
昨年、入替戦が終わったタイミングで2017シーズンの学生コーチ就任のオファーがありました。
3年目のシーズンが終わった時点で、Aチームに絡めていない自分の元に話が来るのは当然だと思います。
『3年間プレーで全くチームに貢献できていない自分が最後に残せるものは何なのだろうか』と、かなり悩みました。
24期の一希さんや智大さん、25期の金城さんや拓和さんのように自分のプレーを諦め、1年生の指導に徹することが自分の生きるべき道なのかなと考えたこともあります。
でも、プレーする道を捨てきれませんでした。
確かに自分は下手くそだし、ここまで全くチームに貢献できていない。最強の26期と呼ばれて来た世代の中で、全く存在感を示せていない。
だからこそ、『このままじゃ終われない』って思いました。
『もっと上手くなりたい、俺も26期の一員なんだって示したい。』
この気持ちに嘘はつけませんでした。
もしかしたら、『4年なんだから現実見ろ』って思ってるチームメイトもいるかもしれません。
でも周りに何て言われようと僕はまだまだラクロスがうまくなりたいです。
ここまでの3年半に関して色々な後悔もありますが、まだ振り返るには早いかなと思ってます。
まずは明日21日(月)のBリーグ第3節vs成蹊。
ここでしっかり個人としてもチームとしても結果を出すこと。
前節の武蔵戦。
僕がラストワンプレーのチャンスを決めきれずに7-7の引き分けで終わってしまいました。
ATの島川からパスを貰い、相手のロングを抜いてゴール前まで行き、プレッシャーを受けながらも打ったシュート、枠を捉えきれずに転がって行くボールの軌道。
あの瞬間を全部鮮明に覚えています。
このまま引退したら、あの外したシーンが4年間で僕の1番印象に残ったプレーになってしまう。
そんなことにはしたくない。
明日、得点を決めて印象に残るプレーを良いものにしたい。
ここまで2試合終えて2引き分け。
ファイナル4に行くに明日は絶対に負けられません。
いつも後輩に偉そうなことを言ってるくせに、Bチームをここまで勝たせられていない自分が情けなくて悔しくて申し訳なくて仕方ないです。
とにかく明日は何が何でも勝ちたい。
本当に勝ちたい。
ここまで一緒にプレーしてきた後輩達と勝ちたい。得点という結果を出して目立ってAチームにアピールしたい。リーグ戦に出たい。同期とグランドの上で一緒に喜びたい。
自分の欲を上げたらキリがないんですけど、全部追い求めます。
やってやります。
学生コーチを断ってプレーさせてもらっている以上、自分が納得できない終わり方にはしたくないです。
誰かの為にプレーするとか、そんなかっこよくて器用なことは僕には無理です。
あくまでも自分のため。
自分が活躍するため。
自分が点取るため。
それが同期、後輩、チームのために繋がると思ってます。
そして、そんな僕の頼りない背中から来年以降を担って行く後輩達がなにか少しでも感じ取ってくれたら、僕がBanditsでプレーにすることにこだわり続けた意義になるのかなと感じています。
残りのラクロス人生、最後まで走り切ります。
そして、OBOG、保護者の皆様。
Aチーム、Bチーム、1年生、全てのカテゴリーへの熱いご声援をよろしくお願い致します。
長文読んで頂きありがとうございました。
Bandits #14 伊藤 理