10月3日、火曜日。試合まであと4日、というこの日、ウチナンチュ智一と、湖人石倉と3人で昼飯にスターバックス丼を食べた。
いつもどおりメシ増しにした後、3分の1は残して、湖人に食べてもらった。
この石倉という男は、本当によく食べる。
中附Raccoons出身フードファイター、石倉淳。
我がBanditsの主将であり、相模湖に浮かぶ小さな島にある家から毎日通っている。
相模湖は、浜名湖、琵琶湖、山中湖、河口湖に次ぐ日本でも屈指の広大な面積を誇る湖であり、他県からもバス釣り・キャンピングなどに訪れる観光客も少なくないという。
そんな名所、相模湖の大自然の中で草木・獣を食べて育った彼の筋肉はケガ・疲労を知らず、胃腸は限界を知らない。
これが、その彼の鍛え上げられた肉体である。
この中にある胃腸が、およそ秒速5メートルで食べ物を消化し、食後3分以内に、彼は前回食べた物と、今回の一部を、体外へと放出する。
ちなみに、横に映っている男・T良智一は、チームで誰よりも腕が太い。
この豪腕をフルに使い、来年の春からは満員電車に人を押し込む仕事をする予定だ。某鉄道会社も、10年に一人の腕の太さだという事で、即採用だった。
そして、スターバックス丼を食べた後は、3人でグランド近くのアミューズメント施設へ、気晴らしに寄ってみた。遊び歩きたかったわけではない。試合を前に、ちょっとしたリラックス効果を期待してみた。
滞在時間こそ短かったけれど、メチャクチャ笑った。ちなみに、3人は、この日、授業は無かった。
中でも笑えたのは、石倉淳君のギターフリークス初体験であった。
いくらでも食える胃腸に刻まれたリズム感は流石。
ロードオブメジャー「たいせつなもの」に合わせて、大切そうに一音一音ビートを刻んでいった。
きっと、彼は大好きなあのコとのデートでこの腕前を披露するのだろう。
俺は応援してるよ。
惜しくも分けてしまった前回の試合。
前にも増してアフター練習を真剣にやる皆を知ってか知らずか、
亀田大先輩とドラゴン先生が先日練習にいらっしゃった後、大学で大サービスしてくれた。
その事も書きたいのだが、今日はこの辺で。