チャオーーーーーー!!!!!

 

 

お昼の記事も読んでくれてありがとう・・・・!

 

絶対にまた同じことやらかす気しかしないのでスマホにICOCA入れるようにするわ・・・

 

 

 

そして今日はひっさりぶりのバレエ観劇のお話。

 

昨年11月に人生で初めてバレエを見に行った話を書いた。

 

 

バレエの知識なんてゼロ!!ド素人もいいところのド素人目線で書いた記事だったのにも関わらず、

 

世の中、私が思ってる以上にバレエ経験者やバレエに詳しいレディが多いようで

予想以上に反響があったんです。

 

 

こんなふざけたレポート書いて怒られるかなァぁと思ってたけど

バレエ経験者はみんな優しいのか「見に行ってくれてありがとう」ぐらいの勢いで

これまでバレエに接点のなかった人間が見に行ったことを喜んでくれる人が多かった。

 

 

本当は年末のくるみ割り人形も見に行きたかったのだけど色々タイミングが合わず、

あれからず~~っと行けてなくて、

 

今回、約半年ぶりにバレエを見に行ってきたので

もし興味があればド素人バレエレポパート2御覧ください。

 

 

そもそも私が半年間もバレエを見に行けなかったのには理由がある。

 

 

シンプルに大阪では公演がそもそも激少ない。

 
 
バレエに興味を持ち始めるまで知らなかったけど、主要な公演はほぼ東京。
 
会場の違い?
文化の違い?
 
とにかく東京が8だとしたら大阪1、そのほか1ぐらいのイメージで
 
 
 
今回、私が見に行ったのは・・・
KバレエTOKYOの「ラ・バヤデール」という作品。
 
 
8年ぶりの待望の再演だそうで・・・
 
こちらの日程も、東京5回、最後の1回だけ大阪。
 
 
しかもこの日は例のごとく出張に出かけないといけない日で、
 
夜18:30からバレエを見に行ったらそこから車で移動しないといけなくなるから体力的にもきついし、
 
よっぽど・・よっぽど1!!
 
 
もう行くのやめようかな・・・って悩みに悩んだんです。。

 

 

しかも会場が我が家から遠い!

 

 

そこから出張に出かけるとなるとさらに遠くなるので

 

悩んで悩んで悩んで・・・

 

ハゲそうになるほど悩んだ結果、

 

行ってきました。

 

 

 

 

このチケットを手に入れたかったどこかの誰かがいるはずなんだから

そんなやすやすと休んではいけないよね。

 

 

 

 

結果、どうなったかというと・・・

 

 

無理してでも来てよかったぁぁぁぁ~!!

 
 

 

よかった~~~!!!

 

 

 

 

あのね!!

 

ほんっっとに知識ゼロ、まっっったく何も知らない

技の名前一つ知らない私でも

 

観劇して楽しめた!!!

 

これってすごくない!?

 
 
 
 
バレエってもっと玄人が見るもの、というか玄人じゃないと見ちゃいけないと思って縁遠かったけど、
なんにも知らない人が見てもふつうに面白いし、
なんてったってやっぱり終始美しいので究極的に癒されます・・・!
 
 
 
 
前回、人生で初めて見たのは「眠れる森の美女」だったのでだいたいあらすじはしってたやん?
 
 
有名な物語だし。
 
でも今回は「ラ・バヤデール」という聞いたことすらなかった作品だし、
 
事前にあらすじを予習する余裕すらなかったので
ノー知識、ノーあらすじで挑んだ。
 

 

正直不安で仕方なかった。

 

最後まで意味がわからなかったらどうしようって不安だったけど、

 

ある意味バレエの固定概念を崩される作品でした。

 

え・・・これ・・・バレエにしていいん?

ていうぐらい登場人物全員がちょっとずつ何かが欠けた人達ばかり

 
プリンセス&王子様✨めでたしめでたし~~~✨の王道ストーリーがバレエの定番だと思っていたら・・・
 
ラ・バヤデールは人格的に問題のある登場人物ばかりで
おいおい!!とツッコミどころ満載。
 
眠れる森が綺麗なつややかな朝露のような丸だとしたら・・・
ラ・バヤデールはぐちゃぐちゃに絡み合った糸みたいな作品でした。
 
 
 
ラ・バヤデールのあらすじを知っていなくても人生何も困らないけど
知ってるとどこかで教養として生きる時が来るかもしれないので
一般的に知られている部分だけ私なりにかみ砕いて解説します(ネタばれはしないよ)
 
 
 
。。。。。。。。。。。。。。
 
舞台は古代インド。
 
 
 
 
眠れる森~は終始かわいくて
ピンク!黄色!薔薇色!妖精・・・と女の子の好きなものをこれでもかぁぁぁぁっと詰め込んだような世界観だったけど
 
ラ・バヤデールは最初っから・・暗い。


 
くっらい.... !!!

しかも最初からなんか不吉・・・。
 
こぅわ....
 
 
 
 
ほの暗い宮殿に謎の炎が燃えていて、おどろおどろしい雰囲気の中始まります。


 
そこへ舞姫(バヤデール)ニキヤが現れて美しい踊りを披露します~~~。
 

 

 

 その姿を見た大僧正。(えらいお坊さんみたいな感じ)

 

「はっ!!めっちゃかわいい!!!

 

ニキヤ、超俺のタイプ―!!!」

 

 

聖職者なのに一目ぼれして、

 

「スキーーー!!結婚してーーー!!」と迫る。

 

 

 
しかしニキヤは「ごめん・・ちょっと無理ぃ・・・」と断る、。

 

 

 

「なんでや!!なにがあかんねん!!」ってショックを受ける大僧正。

 

 

 

 

実はニキヤにはある秘密があったのです。

 

 

 

 

好きピがいた

 

 

・・ソロルという勇者とひそかにラブラブだったのであ~る

 

 
「すきぃ・・・」「俺も好きやでぇぇ」って好きピ同士やねんけど
 
なんせ古代インド。
 
ガッチガチの身分制度。

 

 

クシャトリアのソロルと舞姫のニキアでは身分が違う。

 

 

でも好きなものは好き!!!

 

恋は止められない!!!

 

 

おしのびでイチャついていたところを・・・

 

 

大僧正がたまたま見かけてしまったもんだからさぁ大変。

 

 
カー―――!!!
 
大僧正からしたら

「俺様を振った女がよその男とイチャついてる!!
許せん!!!んぎぎぎぎ!!」ってなる。
 
そもそもその思考がおかしいんやけど、
 
とにかくどこかねじ曲がった人達ばかりが出てくる物語だということをお忘れなく。

 

 

 

 

そんなある日、王様がソロルを呼びつけ、むちゃくちゃなことを言い出した。



「うちの娘・ガムザッティと結婚せーへんか?」

 

 
え・・・ガムザッティと?

ケツコンだ...と?


 
驚くソロル。
 


オレ、ニキヤが好きやねんけど・・・・って躊躇したものの、
 
いざガムザッティが目の前に現れた瞬間
 
 
・・・お??
 
ちょ待てよ??
 
ガムザッティもめちゃ美人じゃね、・・・?
 
身分も高いし美人やし・・・ええやん!?
 
 
 
 
OK!


オレガムザッティと結婚するわーーー!!と決める。

 

 

 

おおおおい!!

 

なんでや!

決めんな。

 
そこはニキヤへの愛を貫き通してくれよ!!
 
 
 
 
 
ころっとガムザッティと結婚することにしたソロル。
 
 
 
しかも盗み見した大僧正がこっそりガムザッティの父ちゃん(王)に
 
「ソロルとニキヤ実は出来てるねんで・・」と告げ口したため(最低か!)
父ちゃん激おこ。
 
さらにその話がガムザッティの耳にも入ってしまい・・・
 
ニキヤを呼びつけてタイマン張る。
 
 
 
 
ガムザッティ「ちょ、私と結婚するねんからソロルから手ぇ引いてくれへん?」
 
ニキア:「は!?あんたソロルの何なのさ!」
 
ガムザ;「結婚するねんけど」
 
ニキア:「はぁぁぁぁっぁ!?
 
 
私のソロルに手を出したなぁぁぁぁ~~!?
こんの泥棒猫―――!!!!」
 
きええええーーーー!!!

 

 

 

 

女同士で大喧嘩始まってもて、

 

 

その結果、ガムザッティは

 

「ニキヤを●してやる・・・」と決意する。

 

 

 

 

こうっっっわ・・・・

 

全員極端。

 

 

 

 

自分とソロルの結婚式でニキアに躍らせ(性格わっる!!)

 

 

花束の中に毒蛇を忍ばせておいて(こっわ!!)

 

 

 

それに噛まれたニキヤが・・・

 

うっ!!!!

 

 
毒蛇・・・くうう・・・
 
倒れ込む。

 

 

あかん・・・・!

 

 

ニキヤが死んでしまう・・・・!!

 

急いで駆け寄ったのは・・・

 

 

大僧正。

 

 

(肝心のソロルはオドオドしてるだけ)

 
 
 
駆け寄る大僧正。「大丈夫か・・・!!」
 
 
 
 
さすが聖職者。
 
なんやかんやいうて優しんやな・・・って思ったら
 
ちゃうねん。
 
 
 
 
 
「俺と付き合ってくれるんやったら助けてあげるで」
 

 

 
えーーーーー!!!!
 
最低!!! 

この期に及んで最低すぎる!

 

 

「俺と付き合ってくれるんやったら解毒剤あげるで」

 

 

(うーーーわ!!!なんやこいつ!!)

 

 

 

「無理・・・・死んだほうがまし・・・」

 

 
と解毒剤をうけとらず・・・・死を選ぶ。
 
 
なんでやーーー!!って悲しむ大僧正。

(そういうとこやで)
 
 
ニキヤは最後の力を振り絞ってソロルへ助けを求めるも
 
ソロルはガムザッティと去ってしまい・・・

(おいおいおい!行くなよ!!!!)
 
かわいそうに・・死んでしまったニキア。

 

 

 

そのくせ、トラウマになって闇の世界へ堕ちていくソロル。

 

 

いや・・元をたどれば全部優柔不断なアンタのせいとちゃうんか。

 

と言いたくなるような

 

 

全員狂気じみていて、

優等生がひとりも出てこない

異色の愛と嫉妬にまみれた

無茶苦茶ラブ&ヒステリー劇。。。

 
 
だけど、世の中、美しい丸を美しいと思う人もいれば
ガビガビに欠けてる不完全なものに魅力を感じる人もいるので、
 
これはこれそれはそれで
 
非常に面白く、
 
シンプルに語の続きが知りたくなってくる。
 
image
 
おまけに時々超愉快なファンキー太鼓兄さんみたいなのとか出てくるから面白い。
 
 
 
 


ファンキー姉さん集団みたいなのがコキコキ、ウンババ!!!みたいな動きをしていて大変愉快。

 

 

ぱぁぁぁぁぁぁ・・・

 

なんだか刺激的・・!!

 

 

 
眠れる森の美女の時には絶対に出てこないであろう不思議な動きをする人物?
動物?が出てきたりするので次は何がくるんだろうかと心躍る。
 
 
片足でツン!!ぱ!ツン!!ぱっ!とさせながら
くるくるくるくる回転しまくったり、

 

ぴょーん!!て飛びながら足をチョチョンとやったり、

 

片足でンパンパやりながら前にちょっとずつ進んだり・・・

 

 

 

え・・・人間ってこんな動き出来るの?

 

 

 

どうやったらそんな動きがとれるようになるの・・・というシンジラレナイ動きをしているのも驚愕。

 

 

私なんて片足でただ立つだけで必死なのに・・・。

 

 

衣装の可愛さなどは眠れる~~のほうがパあああああっとかわいいいい!!て感じだったけど

 

今回は舞台装置がどうなってるの???と気になりまくりで・・・

 

 

ただの舞台なはずなのに奥行10mぐらいあるかのように見せられていたり、

 

特に第二幕のほうでは「!?」と思うような演出がされていたりと・・・

 

 

 

 

CGじゃないのに、ただの舞台なはずなのに

こんなに異空間を作りだせるんだぁぁぁと

 

非常に感激しました。

 
 
 
 
 
名前わからないけど金色のぴょんぴょん跳ねるかわいい金の仏像みたいなのがかわいかったです。
 
ぴょんこ。
 
 
 

私、せっかちやん?

 

すっごいせっかちやん

 

 

だから眠れる森では一生結婚式のお祝いのダンスが続くのがやや耐えがたく、、、、


「もういいよ!!!わかったから!!!はよ次ぃ!!!」と思ってしまったりもしたけど

 

ラ・バヤデールではさくさくと話の展開が進むので、

 

 

 

せっかちにも相性抜群でございました。

 

(どんな感想)

 

 

 

 

全部が終わったら、会場一体盛大な拍手・・・・!!

 

 

 
ぱちぱちぱちぱち~~~~って拍手は鳴りやまない。
 
 
動画もネトフリもいいけど・・・
やっぱりこの舞台の臨場感というのは
 
この日、この場所へ足を運んだ人にしか味わえない空間。
 
大好きな瞬間です。
 
 
 
 
 
 
 
そしたら最後に舞台の袖から熊川哲也監督が出てきて・・!!
 

 

 
もうね・・・すごいよ。
 
 
会場の色がピンクのバブルがぶわっと弾けたように・・・一気に変わるねん!!
 
 
きゃぁぁぁぁぁ!って会場にいたレディたちの目から♡がぴぴぴぴぴぴぴって飛びまくってるのが

 

 

 
私の目にはしっかりと見えました。
 
 
なにあのカリスマ性・・・・!!!!
 
出てきただけで会場にバブルが弾けるってなに・・・?!!!
 
 
帰り道にレディたちの会話を盗み聞きしてると顔を出してくれることはレア・・?だとか?
 
すごいラッキーだったのかもしれません。
 
 
 
というわけで知識ゼロで観劇しても、
ストーリー、演出、衣装、踊り、音楽いろんなポイントに見どころがあるしとっても楽しかったです。

 

また見に行きたいけど・・なんせ大阪がめったにない(笑)

 

 

またいきたいです^^