チャオー----!!!!
どんな夫婦でも仲良く見えても影では色々あるもの。
何もない隠し事のない平和な夫婦なんているのかと思うほど・・・
大なり小なり色々問題を抱えている家庭がほとんどだと思います。
(もしくは知らないだけか)
我が家だってブログに書かないだけで
なんでこんな人と結婚したのかな
って思った日もあったし、
子どもの手が離れたら離婚したいって
四角のことをATMとしか思えない時期だってあったし、
心の底から「どうでもいい」と思った時期もあったけど
よくここまで軌道修正できたよねっていう話をしていたら、
四角が口を開きました。
・・・・・・・・・・・・
コソダテフルを最近読み始めた方のためにさらっと書くと
四角は結婚1年目~12年目ぐらいまでクズだったんです。
外資系の製薬会社でバリバリ働いて仕事人としては優秀だったんだけど
家庭人としては自分の自由を最優先するドクズでした。
そしてその後コロナ前に単身赴任生活を一年経験した結果、
「何のために働くのか」を見直し、思い切って退職。
今は全く別の仕事をしている&家事のほとんどを担う在宅ワーカーです。
つまりこの15年で180度生活も性格も変わった男。
・・・・・・・・・・・
そんな四角が急に あの頃、オギャンに隠していた秘密を告白しはじめた。
四角:「あの頃は・・・・
オギャンには言ってなかったけど、
常に
金がなかった」
。。。。ん??
だって、四角、お給料よかってん。
年齢のわりには十分すぎるほど貰っていて、
お給料は全部私に預けてもらってたから
自由に使えてたし、生活に困ったこともなかった。
それに四角にはサラリーマンにしたら
かなり多いお小遣いを毎月渡してたつもりだった。
実は毎月かつかつで常に金に困っていたと。
四角:「毎月お小遣いが足りなくて、
自分のものにできそうなものはオギャンに渡さずに全部自分のものにしてた・・・
常に金が足りないから自転車操業のようにして暮らしてた。」
・・・初耳です。
何にそんなに使ってたん・・?
って聞くまでもないか。
そう。
パチンコです。
パチンコに行きまくってお金が常になかったんやと・・・
お・・おい!!!
四角:「仕事と見せかけて仕事帰りにパチンコに行ってた・・・・」
おい!
信じてたのに・・・!!
そんなことして胸傷まへんかったんか!!
家で髪の毛振り乱して待ってる妻がいるというのに
自分はさっさと家に帰らずパチンコに寄って時間潰して帰ってきて!
挙句の果てにはお金が毎月足りなくて自転車操業だぁぁぁぁぁ!?
そういうの
産後の恨みは墓場まで
全くひどいとも思ってなくて、
成果も残せてるという自信があったし、
なにより十分なお給料を持って帰ることが俺のアイデンティティので
オギャンが家でどんなにヒィヒィ言っていようが、
俺に負担はかけてくれるなよって思ってたし、
家のことをやるのがお前の仕事だろって思ってたし、
十分な生活費稼いできてるねんから
他に何を文句言うことがあるねん!
心の底からそうとしか思ってなかった・・・」
オ・・・オマママァイ・・・・
なかなかの頭固男さん。(あたまかたおさん・・・)
四角:「実は、
まだオギャンに言ってないことがある」
え・・・・!!なになに!?
こ・・・こわ!!!
かたおさん怖い!
なによ!
まだあるん!?
頭かたおさん:「実は・・・言ってないことがある」
だからなにって!!
頭かたおさん:「毎月お小遣いが足りてなかったから・・・
お給料の中から
バレないように、
天引いてた・・・・」
は!?
2・・・2万・・・
四角:「いや・・・2万じゃないか・・・
はあああ!?
10%に飽き足らずさらに5万円も天引きしていたなんて・・・!!
全然知らなかった!!
ひ・・・ひどい!!!
ひどいひどいひどい!!
ひどまる!
しかも、その口ぶりでは・・・・金額も絶対5万じゃないやろ!
8はいってるな・・・。
さらに・・まだまだ私に言っていない
余罪ありやな!
吐け!吐けハケ!!
四角:「絶対言わない。」
みなさー-ん。
この男まだ余罪ありますよー---。
四角:「今から思えばなんてひどい男なんやって思うけど、
当時は俺の稼いだお金なんやからちょっとぐらいいいやろとしか思ってなかった。
でも、「年収」だけが自分のプライドかつモチベーションだった俺が
人生の一大決心をして、
30代後半で退職
してみたら・・・
俺はなんて「何もない人間」なんやって思い知らされた。
それまで自分のことを慕ってくれてると思っていた後輩にシカトされ、
社会とのつながりも急に幅が狭くなり、
大学病院や主要な病院を担当していることで
「四角さんすごいっすね!」「さすがっすね!!」って褒め称えられていたものが
何もなくなり、
自分の中で「お給料を稼いでくることが最大の武器」だったのにその武器もなくなり、
(今は夫婦共働き大前提じゃないと無理です)
でも・・・いざなくなってみたら、
本当に大切にしたいものだけが残った。
こうして会社を辞めた今でも、
飲み会に誘ってくれる前の会社の先輩たちや、上司には
ありがたいな~って思うし、感謝しかない。
本当に大切にしたい・(したいと思ってくれる人)は残るもんだなって実感するし、
逆に、手のひらを返したように去って行った人達のことを思うと、
これまで自分が誇りに思っていたものが
しょうもないものだったのかと気づかされた。
肩書や、担当している病院の場所など
会社の中にいるときには重要な要素で
人を判断する材料のひとつになっていたけど
いざ離れてみたら、
俺なんて何の能力もないただの人でしかなかった。
だから俺はなんてちっぽけなものにこだわっていたんだって今では恥ずかしく思う。」
・・・なにこのいいかわりっぷり。
そして、いいこと考えまちた。
四角:「ええええ!なんでやねん!!
最終的かつ不可逆的な解決方法言うたやろ!!
本件は既に解決済みや!」
くれ!
くれくれー--!!
というわけで・・・
夫婦でもお互い秘密にしてること全然あるし、
それを全部知る事がいいとも思えないです。
他人と暮らしていくってつくづく・・・いろいろありますね!
お祝い事に