チャオーーーーーーー!!!!
 
 
岡山某所。
 
 
 
 
オギャ子はとあるホテルのラウンジで朝から
一人の男と密会していた。
 
 

 
オギャ子より一回りほど年上のその男は「コーヒーを。」と頼み、
私は「好きなものをどうぞ。」と促されるまま紅茶を注文した。
 
午前中なのでホテルのラウンジはとても空いている。
 
 
少しの雑談を挟みながら、
微笑み合い、
テーブルに上には書類がいくつか広がっている。
 
 
 
 
 
男:「奥様。
 
 
 
 
えぇ。
 
 
 
ブッハーーーー!!!!
 
 
あかんわぁぁぁーーー!!!
 
 
とてもじゃないけどオギャ子には昼顔色出されへんかった~~!
大人の色気ゼ~ロ~~。
 
 
男:「なんだかワタクシが怪しいツボでも売りつけているように見えます。」
 
 
ツボを売られるカモ主婦!
 
 
 
はいどうも。
 
お久しぶりでございます!!
 
 
 
 
Mrウリオでございます!(再登場)
 
 
ウリオが誰か分からない方は
こちらを読んでくださ~い。
 
 
 
オギャ子がホテルで密会していたのは、
Mrウリオでした!
 
忙しくて大阪に行けなかったから、
岡山まで来てくれてん。
 
 
お家騒動がどうなったか気になってる方もたくさんいらっしゃったと思う。
お待たせいたしました!
 
 
 
 
あのな?
 
結論から言うと、
まだ契約はしてないねん。
 
 
 
 
今は何をしてるかというと、
 
 
 
 
そう。
ズバリ ローーーーーーン!
 
 
 
ローンをどこの銀行で組むか(組めるか)を検討中やねん。
 
 
 
どういう感じでローンを組むのかはそれぞれの家庭によって違うと思うけど、
おそらく旦那さん一人の単独でローンを通すご家庭が多い・・・のかな??
いや、わからん。ちゃうかったらごめんな。
 
 
我が家は、
 
 
 
 
ペアローンで組むねん。
 
 
四角単独でのローンじゃなくて、
オギャ子と分け分けして借りるローン。
 
えっと、例えば合計1000万円借りるとしたら
会社員の四角と自営業のオギャとで500万円ずつ借りるってことな。
 
 
何故この形式にしたのかというと、
住宅ローン減税を受けるため。
 
 
Mrウリオと一緒に、我が家にはどういった形態のローンがいいか議論した結果、
ペアローンで銀行に申請するのが一番いいなってなってん。
 
 
Mrウリオ:「コソダテフル様ご一家に対して、
一番メリットがある形になるように努めますので、
 
 
 
色々あったMrウリオだけれど、
(いや、別に色々もないか)
 
今ではすっかり仲良し。
 
番犬かつ忠犬のように
我が家に尽くしてくれる。
 
さすがシンパシー感じただけあるわ。
 
 
 
しかし、そのウリオがオギャ子に確認をしてきた。
 
 
 
 
Mrウリオ:「奥様っ!!
 
恐れ入りますが、
 
 
 
あ~~~。仕事の内容~~ねぇ~~~・・・・。
 
 
前回「フリーランスのライターです」と言ったんやけどさ、
 
よくよく考えたらフリーランスのライターって何やねん
どういう職業形態やねんって話で、
その点についてもうちょっと詳しく聞いてこいって銀行から突っ込まれたらしい。
 
 
 
オギャ子:「そうですよね。
 
わかりにくいですよね。
 
えっと・・・ウェブ上の雑誌みたいなものがあって、
そこに原稿を収めて原稿料を頂くお仕事をしています。
 
具体的に言うと、例えば主婦の友社の「暮らしニスタ」に原稿を収めたり、
あとは、KADOKAWAのレタスクラブニュースっていうウェブサイトに原稿を収めたりして、
出版社から原稿料を頂いています。」
 
 
Mrウリオ:「奥様!!凄いですね!!」
 
オギャ:「いや、別に何もすごくはないです。」
 
あえて知名度のある出版社名を出して
少しでも信頼度を挙げようとするオギャ子。
 
 
 
Mrウリオ:「レタスクラブ!!
 
 
 
キャキャッと喜ぶウリオ。
 
 
ウリオ:「ワタクシの妻が読んでいたような気がします!!」
 
 
そうですか。
それはよかったです。
 
 
 
オギャ子:「あとは・・・
 
 
 
おととし、
 
 
KADOKAWAから本を一冊出版させていただいてます。」
 
 
 
 
Mrウリオ:「え!!!!出版されてるんですか!?
 
 
いや、正直。
 
この時ほど出版してよかったと思ったことはなかったよね。
 
なんていうか、
職業を説明する時に説明しやすいねん。
 
 
 
出版したことをドヤるわけでは全っっっっ・・・然ないんやけど、
一番手っ取り早く説明しやすいツール、それが書籍。
 
よし!!
 
実態がよくわからないフリーランスのライターという肩書を
少しは詳しく話せたかな?
 
 
ウリオ:「わかりました!!
 
 
では、
 
 
 
妻の職業を詳しく聞いて確認してこいと言われた銀行に、
再び帰っていったウリオ。
 
 
しかし。
 
 
 
数日後。
 
 
 
かーーーーん!!!
 
 
ええええーーーー!!!!
ななな、なんで減らされたん!?
 
 
 
貸してほしい金額の全部は貸せないけど、
一部なら貸せるよっていう回答が返ってきたぁ~~~!!!
 
 
 
そうか。
 
こうなるのか。
 
 
 
 
世間知らずなのは百も承知。
そんなんローン借りるなんて人生で初めてやもん。
家建てるんも初めてやし。
だから知らない事がたくさんあったって当然なんやけど、
 
でもさ、不思議じゃない?
 
 
 
だってな?
 
 
ローンで貸してほしいって申請した額がな?
 
たとえば、1000万円とするやん?
 
 
これを四角一人じゃ返せるか返せないかわからない状態で、
四角一人で返せるかどうか不安やから、
私も一緒になって二人で返します!
 
 
 
っていう状態やったとしたら、
貸せませんっていう回答が来るのは分かるねん。
 
 
2人合わせてやっと返せるかどうか不安な夫婦に、
1000万円貸すのとかリスクでしかないやん?
それを断られるのはまぁわかるっちゃわかるやん。
 
 
でも、我が家の場合は、
 
 
サラリーマンの四角一人で1000万円貸してください!って申請したら
すぐに通るねん。
 
 
 
 
でも、一人で返済可能なところへ、
 
 
 
妻のオギャ子が入ったらさ、
 
一人で1000万円借りれるところが、
 
 
 
減るねん!!
 
 
700万円までなら貸せますよっていう回答が来んねん。
 
 
シギャピーーー!!!!
 
 
いやいやいや、一人やったら1000万円貸せるよって返事やのに、
なんで夫婦二人になったら減るん!?
普通に考えたらめっちゃ不思議じゃない!?
 
 
っていうか、1000万円かしてほしいのに、700万円なら貸せますよってそれ残りの300万どうせーっちゅーことなん!?
 
要するに他を当たれってことやんな??
 
 
えーーーーー!!!
 
 
 
一人で返すより二人で返す方がよりいいような気がすんのに、
そういうワケじゃないんか~~。
 
 
 
 
 
Mrウリオ:「そうなんです。
 
たしかに一本の大黒柱で返済していくよりも、
共働きの二本柱で返済していくほうが返済能力は高いはずなんですけれど、
 
でも、銀行っていうのは、
 
「今」を見るわけじゃないんです。
 
「過去3年間」と照らし合わせて、
「今後20年間」を見てるんです。
 
 
 

 

むしろ過激に言うと、

今後20年、安定して返せるか、

そこしか見ていません!!」

 

 

 

カーーーーーン!!!!

 

 

そっかぁぁぁぁ~~~!!!

 

 

 

その理屈なら

そりゃオギャ子の加入を銀行嫌がるわ。

 
 
だって3年前は収入なんて全然ないただの主婦のようなものだったし、
 
 
さらに
20年後どうなってるかなんて1ミリも見えへんもん。
 
2年先でも見えへんわ。
 
 
 
仕事はずっと続けたいとは思ってるけど、
でもライターなんて人気商売の水商売みたいなもんやから
需要がなくなったらどんなにあがいても使ってくれないし、
あと20年後っていったら・・・あたし、56歳やろ??
 
56歳で何してんのとか全く想像つかへん。
 
 
 
好きな事で生きていく。とか響きはかっこいいし、
実際、好きな事で生きていけるって本気で思っちゃってるタイプだけれど、
 
 
実際の社会では、
好きな事で生きてる人にお金はなかなか貸してもらえない!
 
 
売れっ子の芸能人でさえもなかなか貸してもらえないとかあるらしいよ。
20年後どうなってるかわからんから。
 
 
 
ましてやちょっと前まで収入ゼロだった主婦に
銀行がお金かしてくれるかっていったら
まぁそりゃ渋るわな。
 
 
 
サラリーマンの四角なら二つ返事でオッケーが出るんやから、
 
 
 
どこかの企業に属してるって大事なことなんやなっ思い知ったよね~~!!
 
会社に属してるって、
「信用」「安定」を表してるものなんか!!
 
 
 
いやでも今の時代、会社に属してたっていつどうなるかわかんないですよ。
安定の時代じゃないですよ~。
とか言う声もあるかもしれないけれど、
 
実感としてはどこかに所属してる会社員って強い。

 

 
Mrウリオ:「そういう意味合いで
一番強いのは公務員です。」
 
 
 
そうか。
 
 
銀行にとって一番大事なのは、
今ではなく今後。
信頼と安定なのか~~!!
 
 
 
というわけで、
減額回答で返ってきた銀行はなしにして、
今別の銀行を当たってみてるところでし。
 
 
 
あと、最近四角が言い出してん。
 
 
 
 
四角:「もしもさ、
 
 
オギャが先に死んだ場合さ。」
 
 
うん。
そりゃどっちが先に死ぬかなんて2分の1やねんから
私が先に死ぬ事だって全然あり得るわな。
 
 
四角:「そう。
 
たとえば、オレが先に死んだ場合って
生命保険もかけてるし、
ローンもオレの負担分はなくなるようになってるから
残されたオギャ子達の生活もなんとかやっていけると思うけど、
 
 
仮にオギャ子が先に死んだ場合、
 
 
オギャ子の分のローンもかぶるわ、
子供達三人の養育費もかかるわで、
一人じゃきついやん?。」
 
 
 
あ~~~、たしかに。
 
今まで、四角が先に死んだ場合を想定して手厚く生命保険かけてきたけど、
私は入院保険とがん保険しかかけてなかったもんな。
 
でも、家を買ってローンをペアで借りるってなったら、
今のままじゃ四角が先に死ぬより、
私が先に死んだ時の方が確実に困るな。
 
 
四角:「これを機にオギャも保険に入り直そう。」
 
 
はぁ~~~い!
 
 
っちゅーわけで、
 
 
なんかしらの保険に入りま~~~す!!!(雑)
 
 
 
 
それにしても、
 
ローンの説明にしても、
保険の説明にしても、
 
この手の話が、
なんっっも頭に入ってこーへんねんけど。
 
 
 
ホテルのラウンジ密会。
途中から四角が参加したから、
そうなるともうオギャ子のスイッチ完全にオフやん?
 
 
オギャ子帰りたいなぁ~~~。
 
 
聞いてても全く理解できないのなら、
おる意味ある?
いや、理解しろよって話か。
絶対いつか痛い目見るわコイツ。
 
 
 
 
 
オギャ:「すみません。
 
あの、わたし、
 
 
もう帰りま~~す!!」
 
 
ウリオ:「え!!!奥様お帰りになられるのですか!?」
 
 
オギャ子:「いいですか??」
 
 
ウリオ:「いいです!」
 
 
いいんかーーーーい!!!(^o^)/
じゃぁ、あとは男同士でよろしくおねがいしま~~っす!
 
 
 
ということで、
ホテルのラウンジで紅茶だけ飲んで帰ってきたオギャ子なのでした。
 
 
 
好きな事で生きていくって
甘い響きやけど
実際甘くないわ。
 
 
 
 
 
見てこれ!
今年は
 クリスマスツリー 新調してーん!
本物の木ぃみたい!
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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リブログ大歓迎許可不要です^^ご自由にどうぞ~!

 
ガハハと笑いたいあなたは
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夫婦喧嘩でお悩みのあなたは、
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