その時その時のカラー選択 | 寺岡寿人のHOTAKUREブログ

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愛媛在住のショアアングラーのブログ

シーバスや青物…真鯛やヒラメを狙い
日々、海に立ってます

現場主義でとにかく海にいる事から得た
知識や釣果…経験やインプレなどの情報を
微力ながら発信していきます

魚は色盲だというのは良く耳にする。その色盲の定義を僕はイマイチ理解していないが、もし色盲なんだとすれば恐らくは白黒の世界…なのだろう。それこそ魚に聞いてみないとわからない事だが…いや、魚になってみないとわからない事だが今は魚は白黒の世界で生きていると仮定する。
だけど何となくだが魚は色が見えてる気がするんだよなぁ…

「魚は絶対に色盲だ!」
そう考える方たちを論破できる理論がある訳でなし、何の根拠もなくただただ本当に何となくだが…

何となく見えてる気がする。

まぁ、結局魚になってみないとわからない事だけど。


Chapter1
【スケスケが好き!】

若干だけど月明かりと遠くの建造物から届く少しの明かり。このポイントはいつもクリア系がとにかくシーバスの反応がいい。昔こんな事があった。

寺岡「そろそろジアイだなー。流れもあるしブローウィン140Sがいいと思うぞー。」

友人「オッケー。カラーは?」

寺岡「クリア系がいいかなー。」

友人「青いクリアカラーがある。これ使う。」

寺岡「オレはクリア系忘れたな…ホロ系でやってみよか。」

ここからジアイが始まるのだが、ここからの数十分…友人に完膚なきまでにボコボコにされた。

友人「おー。ヒットー!」

友人「お!また釣れた!」

友人「うわー。めちゃくちゃあたるー。」

こんな状況。なんとこの時ホロ系カラーを使う僕には一度も魚からのコンタクトはなかった。ポイントは小場所も小場所。僕達界隈で同じルアーで同じアプローチ。ここまで差が出るのか…。ホロ系では反応がよくない事はわかってはいたが、ここまでとは…。

友人「ひーくん、クリア系貸そか?」

寺岡「いや、いい…」

友人「ふーん。お!またあたった!」

友人「あーバレたー。」

友人「また食った!」

寺岡「…」

友人「ひーくん、貸そかー?」

寺岡「…うん。」

クリア系を貸してもらって一投目。

ドン!

やはり釣れた。釣れたが…素直に喜べないw人からルアーを貸してもらい釣るのがイヤな僕はなんだな複雑な心境だったw

そんな事があったポイント。今回もやはりクリアカラーからキャストするのだが…

今回はなんだかいつもと違った。


Chapter2
【スケスケより白が好き!】

たまに魚からコンタクトはある。あるんだけど、すごく浅い。ライン先行で流してる訳でもないのに凄く微弱なバイト。ラインの角度からするとこの状況ならもっと強い感触があってもいいのだが。と、こんな時は何かを変えてみる。それはルアーサイズだったり、カラーだったり、波動だったり。
今はカラーを変えてみる事にした。選んだカラーはホロ系。とりあえず流してみて、反応が無ければブローウィン140Sのリフト&フォールでリアクションを狙う作戦。



全くの無反応。微弱なバイトすら無くなった。これは魚がスレたのか、もしくはクリアカラーよりも強く光を反射させるホロ系を今は嫌ってるのか。ならば、次はパール系を入れてみる。意図するところはパール系で目立たせる事ではなく、光の反射を無くす事。

「これで反応しなければどうしようか?」

「帰る?」

なんて自問自答しながらパール系をキャストした。

すると…

なんと1投目でランカー。
悪くない食い方。ここまでカラーに差が出るとは。
ついでにメバルもw
これはキープでアクアパッツァに♪

ん〜。やっぱシーバスは色が見えてる気がするな…