昨日の選挙、大荒れでしたねー!!
私も投票行って来ましたが、その前に子供のハロウィンイベントがあり、帰りに寄るつもりが疲れ果てて何も考えないで家に帰って来てしまい、
ヨレヨレになりながらもういっぺん行って来ました。
後で気がついたけどハロウィンメイクバッチリでした(しかもひとりぼっちで)
(タコってモンスター扱いなの…?)
プリキュア男子とかピクミンオールスターズとか面白いの色々いましたが、タコはうちの子以外見なかったな…
いつも朝イチか期日前投票なのであんまり人とすれ違わないのですが、
昨日は子供を連れて綺麗な格好した家族連れが結構いっぱい来てて。
きっとこの後、美味しいものでも食べに行くんだろうな、と言う感じでした。
こう言う風に育つ子供たちはきっと、選挙に行くのは当たり前のものと思っているんだろうなぁ。
私はJWの時でも、やっちゃいけない事にそこそこ心惹かれるタイプでしたが、
それでも政治には微塵も興味が沸かなくて。
正直、公民の授業とか全く頭に入って来ませんでした。
政治ニュースも全然知らなかったし。
信仰心と言うよりは、家庭環境なんだと思います。
親が選挙に行かなかったり、政治に関心がなかったりする家庭の子供って、やはり政治に関心を持ちにくいそうです。
親の偏った政治思想を受け継ぐパターンも多いと思いますが、全然関心がないよりはマシなんじゃなかろうかと思う。
なので、JW辞めたからには選挙も行けるんだなー、と、
そう思ってはいましたが、
なんだかんだ、初めて選挙に行くまでには5年くらいかかりましたね。
そう、忘れもしない、あれは民主党政権交代の時です。
あの時、私は完全に自分を「正義の側」だと思っていた。
反対側の意見も実績も何一つ調べないで、なんなら投票する人のバックも思想も何一つ知らないで、
ただ、「悪い世の中は一度ひっくり返さないと直らない」と言うテレビのニュースをそのまま信じて投票に行きました。
結果はご存知の通り。
民主党の目指すものが悪だったとは思いません。
現に返り咲いてからの自民党も、民主党が掲げていた政策をしれっと自分たちの功績みたいに実現して行ってましたしね。
民主党の負の置き土産も、一部は現在に至るまで改善されてないわけだしね。
ただ、あまりにも力と経験が足りなかった。
国を動かすには大きな力がいるのだと実感しました。そう、お亡くなりになった安倍さんのように。
それからの選挙は、私にとって、ワクワクするものではありませんが、それでも政治に興味を持っていないとこうなるのだと言う自らへの戒めとして、毎回欠かさずに必ず投票しています。
でも、今回の選挙はちょっと自分にとって特別だった。
なので、
ちょっとだけいつもより語ろうと思う。
まず、
私の選挙区は、
東京24区。
そう、
萩生田光一氏 VS 有田芳生氏
のど真ん中です
立憲ももっとマシな刺客を出せなかったのか…と、思わなくもないですが、
そんなひどい刺客に競るほど萩生田さんの評判は地に落ちたと言うわけで。
次に、
今回は安倍さんがお亡くなりになってから初めての衆議院総選挙。
統一教会問題との癒着問題になっていますが、
私にとってはあれは宗教2世問題と切っても切れない関係にあることで、
問題は統一教会だけじゃないのに、
ただただ統一教会との接点を見つけて政治家を叩くだけのネタになっているのは、とても遺憾なことです。(政治と密接な宗教って統一教会だけじゃないよね…?!どう考えても公明党叩かれないのおかしくない?!)
一方、安倍さんは私の大好きな政治家でした。彼が生きていたら、私はずっと自民党に投票していたことでしょう。
安倍さん亡き後、安倍派とされる方々が力を失い、死人に口なしと安倍さんの功績をなき物にされるのはとても悲しかった。アベ政治と亡き人に敬意のかけらもない呼び方をされる度とても悲しかった。そうした様々な思いの行き場をどう考えたらいいのか。とても迷いました。
そして。
私の勤務先、
萩生田さんの選挙対策委員会と関連があるので、
座談会に人が足りないとか、決起会とか、街頭演説とか、
割と色んなところに人手として駆り出されまして
座談会とか聞きに行ったの初めてですよ!
私としては元々興味もあったし、話聞いてるだけでいいので楽ちんでしたけどもね。あきえさんとか櫻井よしこさんとか、有名人もいっぱい見れたしね。笑
でも、そうすると萩生田さん側の情報しか入ってこないので、
個人として有田さんの演説にも足を運びましたし、YouTubeで他の候補者の主張もじっくり聞きました(リハックチャンネルが面白かったです)
なので、こんなに候補者の生の声を聞いて検討した選挙は自分史上初めてです。
でね。
演説の場に行くと、
分かるんですよね。
あー、
有田さんサイド、
完全に動員されてるの、共産党やな。
って。
今までの立憲の選挙活動とは全く色が違いました。そして明らかに運動慣れしていて、市民活動家の色が濃かった。多分、八王子市民ではない人が沢山混じっていました。
あと、基本、裏金のことしか言いません。
途中から言及したりもしますが、
それも自民党の批判に尽きます。
ちなみに、萩生田さんの座談会は、
地元の人っちゃ地元の人ですが、見事に年寄りで埋め尽くされてましたけどもね。笑
で。
毎回、有田さん陣営の方が選挙妨害しに来られてました。
有田さんの演説会でそう言う妨害をしに来てる他の陣営の方は見たことがありません。
…どっちが民度が上ですか…?
と言う私の感覚では、
有田氏はありえませんでした。
政治討論というのは、他者と地元への敬意を持ってなすべきだと思います。
有田氏にも、支援者にも、それは残念ながら感じられませんでした。
与党だからできたと言う部分はもちろん大きいですが、
我が家単体のことを言えば、
子供達の所属する合唱団やサッカークラブに助成金を出す後ろ盾になってくれたのは萩生田さんだし、
決起会や演奏会や大会に挨拶に来てくれて、またその挨拶が自分アピールではなくて、ちゃんと子供達の事を考えた、短くてわかりやすい話だったのも良かったし、
高専をかなり評価してくれてるのも、教育改革に期待が持てるし(うちは高専出身者3人もいるので)実際にギガスクールなんかの教育改革する力を持っているし、
なんだかんだ、個人的には応援する部分しかなかった。
なので、
なかなか当確が出なくて、夜も遅くなってからようやく萩生田氏に決まった時には、正直めちゃくちゃホッとしました。
裏金については、個人的な意見を言いますと、
官房機密費と一緒で、
お金使うことで国民のためになる事をできるだけの力がある、有能な人ならば、
裏金だろうが表金だろうが、大した問題ではないと思っています。
良いとは言わないし、無能な人がお金を溜め込む可能性もあるわけだし、
政治資金の扱いは極力クリアにした方が将来の日本のためだとは思いますが、
もっと大事な問題がいっぱいあるだろう、と。
よもや、政権交代の原因が裏金(しかも違法ではない)なんて、おかしすぎるだろう、と。
有能とは、お金と人脈を最も有意義に使える能力だと思います。
だから、お金は必要なんです。
たった数百人しかいない議員の給料をカットしたり、政治資金を制御するよりも、税金下げたり賃金上げたりできるならそちらの方が余程経済効果が高いのだから。
もっと政策自体に論点を絞って欲しかった。
裏金、裏金と叩く程に、
「私たちは無能でーす!」
と言っているように段々と聞こえて来てしまった。
つくづくも残念です。
もっとマシな論客を連れて来て欲しかったけど、
そもそもが八王子駅前での初日の野田さんの演説が、
「裏金、裏金、裏金!」
の絶叫から始まってたので、多分無理だったのでしょうね。
国民の浦川氏に期待していたのですが、
こちらは選挙不慣れなようで、あまり深い話を聞けなかったのも残念でした。
ただ、党首の玉木さんの主張は何度も聞いて、
政策としてもっとも現実的だと思ったので、
今回の私の投票先は、
・小選挙区→萩生田光一
・比例代表→国民民主党
とさせていただきました。
あんまり、個人の投票先を言うものではないのかも知れませんが、
まぁ、選挙が終わったので、特に違法と言うわけでもないよね。なのでいいかな。国民民主党も大躍進して良かったです。自民と連立組んでくれないかなぁ。
ま、色々語ったけれども、
正直私ごときの一票やブログで何が変わるわけでもありません。
が、
こうして政治を自分ごととして受け止められるようになったこと、それは本当に喜ばしいし、
うちの家族の中では、政治に関心を持つのは当然のことと、4人の子供達に伝えられている事もありがたいと思います。
子供達も今回、上の2人には選挙チャートをやってみてもらいました。
長男は公明党に、
長女は維新に行きつきました。
なかなか面白かったようで、特に長女は毎日選挙公報を眺めて、私相手に政治トークしてました。
対話相手がどこの政党応援でも、穏やかに議論ができる、相手への好き嫌いとは関係なくジャッジできる、そう言う感覚も育てばいいなぁと思います。
できるだけ私もフラットに政治の事を子供に伝えていくつもりです。
ちなみに、
旦那は
「票が集まりそうな人には絶対入れない」
と言うまた変わったスタンスなので、
私とは完全に違うチョイスでした。
それでも、選挙特番を見ながら一緒にお酒飲んで盛り上がれるので、平和なものです。
テレ東の当確者の紹介一言コメント、めっちゃ面白いよね笑
選挙を戦った皆様、
選挙に行かれた皆様、
ひとまずお疲れ様でした!
日本の未来がちょっとでも良くなりますように…!