自然の情愛とは? | 置かれた場所で咲くんやで!元JW2世の前向き備忘録
今日は七五三参りの親子いっぱいやったなぁー。
我が家の次男も七五三ですが、ご近所の神社で空いてる12月らへんに洋装でぱぱっと済ませる予定です。いい加減お金かけてられんくなってきたんやで。最初は頑張ってたんやけどな…滝汗

イチョウイチョウイチョウ

JWで育ったゆえか、
結婚当時は自分の子供を持つ、と言うことに興味が持てませんでした。
学校の友達も理系のせいか皆そんな感じだった事や、
2ちゃん由来の子供自己責任論に晒されまくった事もあり、
自分が子供を育てる図が全く浮かびませんでした。

それでも旦那は子供絶対欲しい人で、
アトピーもある程度落ち着いて来たし、
まぁ1人くらいは義実家の手前もあるし産んだ方がいいか、と思って、
最初の子供を産むことにしました。
それでも実際にはガチガチで、子供の顔を見てもなかなか親の実感が湧かず、電車に乗れば人目が怖くて仕方ないし、可愛いよりも責任感で潰れそうでした。
悪阻は酷かったし旦那はあんまりいなかったし産まれたら産まれたで子供もひどいアトピーだし。
やっと余裕が出てきたと思った頃に2人目妊娠。まぁ、どうせ産むなら兄弟いた方がいいやくらいの、こちらもなんか申し訳ない動機。

そしたらば、
長男は妹が生まれた時から、
それこそ溺愛と言えるくらい可愛がりました。
上の子の方を先にケアしなきゃ!と意気込んでいた私の力みはどこへやら。

東に妹が泣けば行ってバウンサーを揺らしてやり、西にゲボを吐いた妹がいれば行ってガーゼで拭いてやり、南に使用済みオムツがあれば行ってゴミ箱へおまとめし、北に疲れた母あれば「ぼくはだいじょうぶだからひとりでねんねするよ」と言い、

私はあまりの我が子の子煩悩ぶりに感動を通り越して呆気に取られておりました。


赤子連れで幼稚園に行ったら園児がものすごい群がってくるし、
小学生でも赤ちゃん好き過ぎる勢がほとんどでした。
人間って、元から赤ちゃん可愛い、育てたいって思うように出来てるのね、と、実感しました。

もしかして、
子供が可愛いって思えなかった私、何か欠陥品なのかな?と思うこともありました。

3人目を産んだあたりから自分の子供もそれ以外も舐め回したいくらい可愛く思えるようになってきて、
ようやく自分も人間らしくなってきたなぁと安心。
長いことかかりました…。。



でも、
その溺愛された妹ちゃん自身は、
実はそんなに赤ちゃん好きではありません。笑
結婚して赤ちゃん産む!とかの夢も全然ないし、
自分の妹弟は、そこそこ可愛いらしいですが、面倒はあんまり見ません。
長男が代わりにほぼベビーシッター状態です。ちなみにわんこの面倒もほぼ長男。お兄ちゃんたいへん滝汗
次男は「お兄ちゃん」と言うロールモデルを楽しんではいるようですが、
長男のように可愛くてたまらないと言う感じの可愛がり方ではありません。妹と言うおもちゃができた感じ。笑


お姉ちゃんとの距離感

お兄ちゃん(プロ)との距離感


次男との距離感(部屋が汚い…)



もしや、JWのせいで自然の情愛がなくなったと思っていたけど、
実はなんだかんだで、子煩悩には向き不向きがある…??と言うことも、
散々言われていた事ですが実感として最近思うようになってきました。

私はきっと元から割と薄情だったんだと思う。笑
だって、子供持たないほうがいいって散々言われながらも、やっぱり子供欲しい夫婦はJW2世同士の結婚でも作ってたもん。
たぶん、その人達にとっては、結婚したい、と同じくらい、子供が欲しかったんだろうな、と、今になっては思います。
私は結婚したいな、までしか思えなかった。
世の人なら結婚したら子供産むのが普通だよね、て思ったから産んだけど、
きっと組織の中で結婚したとして、子供がいなくてもそれなりに気に病むこともなく生きていった気はする。

もちろん産んだ後だからこそですが、
子供のいる人生って楽しいなぁ…!とは今は思いますけどもね。

そして子供を育てるならJW式はやっぱり嫌なので、
どっちにしろ組織を出て良かったなぁとは思います。
4人も産むとそれなりに色んな意見を頂きますが、この世にいる限り、表立っては好意的な意見ですからね。少子化解消に貢献、どや!です。



とは言え、そんな薄情なわたしも、
わんこはものすごく大好きでした。
小さい頃お向かいさんがでっかいハスキーを飼っていて、
毎朝挨拶してから奉仕に行くのが日課でした。
自分ちは団地で犬を飼えなかったので、
田舎の区域を回る時は本当に天国でした…!! 
数回噛まれましたが笑、
今でもわんこは大好きです…酔っ払い

反抗期らしきもので親とぶつかった時に、
おかんがMOGUのパグを買って来まして。
それがめちゃくちゃ可愛くてですね…
抱っこすると見上げてくるんですよ!マジで!

そこからパグを通しておかんと私はコミュニケーションを取ることに成功し、
反抗期をそこそこ平和に乗り切ったのでした。

そのパグは現在4代目で、我が家にも嫁入り道具として持ってきています。
ホンモノのパグが来たので、そろそろお役ご免かなぁ…と思いますが、
JWなる時もそうでない時もいつも私の涙をこっそり吸い取ってくれた愛しい相棒です。ヨダレまみれにされてるけども。


つまりは、
子供を欲しいと思えない事に、
JWであったことは確かに影響はあるけども、それだけではないこと、当たり前だけど人はそれぞれ違っていること、
そして子供好きじゃない人も、意外に産んで見れば変わる事もあるし、
そんな母性本能ないタイプも、それなりに母親やれますよ、ってことが言いたかったのでした。

ちなみに…、
念願のパグを飼った私ですが、
実は大型犬が大好き。ほんとはハスキーとパグで多頭飼いしたかった。
でも、こればっかりは住宅事情ゆえに楽園待ちならぬ老後待ちですかなぁ…真顔