今日は「母の日」だそうなので母親ネタで。
元A.B.C-Zの河合郁人が、G.W中に放映された某トーク番組に出演した際のコメントが波紋を広げております。
料理家で食育インストラクターの和田明日香とのやり取りの中で、
「世界一美味しいと思ってるのが母親のご飯」
と明かし、中でも好きだとして挙げたのが、醤油ベースに鶏肉・にんじん・ごぼう・鳴門巻きなどが入った具だくさんの「雑煮」だと。
その上で、
「これを作れる人じゃないと結婚できない」
はい、
早速、
「時代錯誤な価値観」だと異論が続出。
河合郁人のオカン愛は今に始まった事ではなく、4年前に出演した別のトーク番組でも自らを「マザコン」だと告白。
「(結婚相手とは血のつながりがないが)母親とは血が繋がっているじゃないですか」とした上で、
「崖で2人が落ちそうで、どちらを助けるか。絶対に血のつながっている方を助ける」
まぁ、聞きようによっては「家族愛」ともとれますが、本人が認めているからマザコンなんでしょうね。
マザコンが世間からプラスに解釈される事はほとんどないので、あんまり言わんでもエエ事ではないかな....
それでも母親の味、つまり「おふくろの味」信仰は少なくないような気がします。
かつて "ミルキーはママの味" なんて商品コピーが抵抗なく受け入れられていましたし。
そして不思議な事に、母親の味信仰はほぼ100%、男です。
「お母さんの味噌汁が忘れられない」
「お母さんの味噌汁を作れる人でないとダメ」
は、つまり、相手の家庭の味の否定。
良いわけがない。
私は.....?
そもそも「母親の味」なるものがありません。
度々ここで書いてますが、私の実母は病弱で入退院を繰り返していて入院生活が7割ぐらい。
ほとんど家にいない状態で、私が10歳=小学5年生の時に自宅で亡くなりました。
癌でした。
母親が何か作ってくれた記憶があまりない。
中学入学する時に父親が再婚して2人目の母親。
2年ちょっとで離婚。
高校入学の時に父親がまた再婚して3人目の母親。
中高生ともなると、もはや「ママの味」なんてモンに寄りかかる年でもありませんし、記憶から消しています。
ですので、「母親の味」にそこまで固執する気持ちがよくわかりません。
もしかすると幸せな奴だったりする?
いや、河合郁人のオカン愛コメントに異論が続出という事は、それは正常ではないんでしょうね。
母親の味....?
無理やりに探すとすれば、
「ミートスパゲッティ」かな。
でも母親が作ったものではなくてね。
入退院を繰り返していた実母、退院して家にいる時でも定期的に通院していました。
病院は、奈良県の県立医科大(銃撃された安倍晋三氏が搬送された病院です)
小学生だった私は、夏休み期間中だったりすると母親について一緒に病院に行ってたんですが、家族旅行や家族での外食もできませんでしたから、病院が母親との唯一の外出。
ほぼ半日かかり、昼食は病院のレストランです。
母親が食べていたのは、いつも「きつねうどん」
子供心に、「お母さんはきつねうどんが好きなんだなぁ」と思ってたんですが、実はそうではなかった。
「きつねうどん」が一番、安かったから。
癌治療はカネがかかります。
入院費もまた必要になりますから、要は節約してたんです。
私は、いかにも子供が好きそうなハンバーグとかそんなのを食べてたんですが、途中からは止めました。
「きつねうどん」の次に安そうだった「ミートスパゲッティ」にした。
「それでいいの? 他の食べてええよ」と何度も言われましたが、「ミートスパゲッティ」
それは母親の作った味ではありません。
でも、母親と2人、一緒に食べた味。
奈良県立医科大のレストランには、まだあるでしょうか。