東京の上野・銀座に『デリー』という1956年創業の老舗のインド・パキスタン料理店があります。
(たぶん今はもう1店舗オープンしてると思います)
ここの看板である「カシミールカレー」は、知る人ぞ知るヨソにはないカレー。
とにかく辛いんですわ。
私が行ったのは上野のお店で、バブル期の頃でしたから、昭和〜平成になるあたりです。
トロミが全くなく水みたいにシャバシャバなカレーにチキンとジャガイモが入っていました。
素っ気ない。
食べた事ある!という方、いらっしゃる?
このカレーが、
辛い!
大阪のインディアンカレーのように、ひと口目は甘くて辛さが後から来るのではなく、最初からいきなり辛い。
私は辛いもの平気な方なので、途中でギブアップはしませんでしたが、とにかく罰ゲームみたいに辛かったですね。
そして、
上の写真のようにレトルトで販売もしてます。
たぶん、成城石井とかああいうスーパーなら置いてる。
関西ならイカリとか。
「極辛」と書いてあるのに、性懲りもなく「おっ?」と思って買うわけですよ。
レトルトで具材は何も入っていません。
自分で用意しないといけない。
おすすめはやはり、お店と同じようにチキンとジャガイモだそうです。
凄いと思ったのは、
.....店と全く同じ味でした。
私的にはチキンより「エビ」がいいかな。
デカいのを大胆に入れる。
辛さから逃げる意味でレーズンとか入れてもいいかも。
さて、
「カシミール」と言えば、
インドvsパキスタンのカシミール地方を巡る衝突。
どちらの指導者も、自分の支持層がカシミール問題強硬派なので簡単に引けない?
そもそもココ、イギリスの戦後処理が悪いんです。
第二次世界大戦終結後、植民地だったインドの独立を認めたイギリス。
そして旧インド帝国は、イスラム教徒のパキスタン、ヒンドゥー教徒のインドと、2つの国に分裂しました。
しかしカシミール地方は、イスラム教徒が多かったのに、統治していた人物はヒンドゥー教徒の王で、「うちはパキスタンになるかインドになるか」の答を出さないままボーっとしてるうちに、パキスタンの武装勢力が攻め込んで来ました。
あわててインドに「助けて!」
インドはカシミール地方からパキスタン人を追い出す為に軍を派遣....
度々大国や国連が仲裁に入って停戦してますが、それが現在まで約80年に渡って続いています。
そして知らん間に、インドもパキスタンも核保有国になってて。
領土を巡る争いですが、結局は宗教戦争ですね。
これまで何十年も、「振り上げた拳を下ろしてはまた振り上げて」を繰り返して来た両国、イスラエルvsパレスチナのように何カ国も巻き込んで空爆... とかそんな事態にはなっていませんし、ならないと思いますが、やはり中国がここに微妙に絡んでいて、どのように転ぶやらわかりません....
本来、宗教が違う=食うモノが違う、ですから、「インド・パキスタン料理店」なんて成り立たないと思うんですが、『デリー』の店主はどちら側の人なんでしょうね。
ところで、大阪の北浜に『カシミール』というカレー屋さんがあります。
大阪でカレーと言えば、真っ先に名前が挙がるかも知れない店で、店主は独学。
時々、「スパイスの勉強をする為インドへ行って来ます」と言って休んだはります。
この店、一応12時オープンなんですが、仕込みの都合で店が開く時間はバラバラ。
下手すりゃ1時....
ビジネス街でこれやっちゃアカンと思います。
皆さん昼休み時間というのがあるので。
提供も時間かかるんです。
大鍋から採るんじゃなくて、注文受けてからいちいち小鍋で1人分ずつ "調合" しはるもんで。
確かに美味しいですが、ほとんど自己満の世界ですね(笑)
プロの商売ではないと思います。



