実際どないやねん? | 5番の日記~日々好日編~

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気の向いた時に気の向いた事を勝手に書いています。
よってテーマは剛柔バラバラです。



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ちょい古ニュースですが、

コレ、今モメてる、沈静化した?

 もしくは?

もしかしたら これからもっとモメる??



日本テレビ系列で放映されていた『それって!? 実際どうなの課』という番組。

制作は中京テレビで、今年3月末で番組終了しています。



ところが、先日6月3日にTBS系列で放映された特番『巷のウワサ大検証 それって実際どうなの会』が、日本テレビの『それって!?実際どうなの課』にソックリだったと。




『それって!?実際どうなの課』

『それって実際どうなの会』

タイトルも似てます。



そして、

番組のメインMCが生瀬勝久さん。横に座ってる森三中・大島美幸も同じ。

ナレーションも同じ。



ソックリとかパクリ、似てるというより、

同じ番組です....


同じ局内で放送時間帯が変わるのはよくある事ですが、他局にそのまま移行するのは前代未聞。



....いや、ある?


直近では、テレビ朝日の『タモリステーション』がNHK『ブラタモリ』と一緒やん!がありましたし。


ドラマなら日常茶飯事。

『浅見光彦シリーズ』なんて各局でやってる(笑)




実は私、この番組は見た事がないので知りません。


ブロ友さんが取りあげてらっしゃったのを読んで初めて知ったんです。





コレ、

バラエティー番組なんですわ。


バラエティー番組ってのはアイデア勝負、企画勝負。『浅見光彦』とは違います。

それをそのままヨソから持ってくるのは?

エエの?


ちゅう話です。



何でも、

人気番組だったのに打ち切りが決まって、制作していた中京テレビのプロデューサーが激怒、ならばヨソでやる!と辞表を叩き付けたとか?


で、『実際どうなの課』のプロデューサーやディレクター、カメラマンなどのスタッフそのまんまで『実際どうなの会』を作った。

それをTBSが放映した....


もちろん、実際に制作していたのは中京の下請けの制作会社ですが。



で、

業界の常識ではあり得ない事がたくさん起きてるんですよね... コレ。


打ち切りだと言われてキレたプロデューサーがクーデター?


....ない。


誰がどこから聞いてそんなウワサを吹いてるんですかね?


何で日本テレビに打ち切りだと言われて、自分の勤務先の中京テレビにキレて辞表を「叩きつける」?


旧番組のスタッフを引き連れて?


....ない。


そんな寒い橋を渡る下請けなんていますかいな。

全員、干されて業界から追放されて終わりです。



そもそも、

中京テレビは日本テレビ系列... 中京テレビの会長は元日本テレビの専務だった人です。

TBSの東海地区系列局はCBC

中京テレビの制作チームが退社したと言え、こんなすぐにTBSと組む事はあり得ません。



トップバリュの商品をライフで売りますか?(笑)



特許を獲れる設計図を作った技術者が、待遇悪いからと自分のチームを引き連れてライバルメーカーに移るなんて事、許されますかね?

背任であり、守秘義務違反でもある。



この下請け制作会社は大手芸能事務所の傘下に入ったので守ってもらえると計算しての行動だと?



.....これもタダのウワサ。

ない。

テレビは仁義の世界です。

芸能事務所がヒエラルキーの下の下の制作会社なんて守りませんで。


それこそテレビ局を本気で怒らせて、おたくのタレントはうちの局は出禁!で終わり。

ジャニーズ問題がオモテに出る少し前から、テレビ局と芸能事務所の力関係がかなり変わって来ましたが、それでもまだまだテレビ局は力持ってますから、超が何個もつく大物でもない限り、これはない。




ここ数年、キー局でドラマを担当していたプロデューサーの退社が続出してるんです。

皆さん独立。もちろん円満に。


私が聞いた話だと、件のプロデューサーが退職するのもかなり以前から決まっていて、日本テレビ了解の上でTBSの方から声をかけたようですが。


つまり、有能なプロデューサーを一本釣りしようとしたら、予定外のこんなモンまでくっついて来た...




今月放映されたTBSの『実際どうなの会』は特番のようなのでこれっきりかもしれませんが、もしレギュラー化するなら日本テレビは黙ってないでしょう。

日本テレビバージョンでレギュラーだった博多華丸・大吉がTBSに出なかったのは賢明。



ここにキー局vs下請け制作会社などの力関係のお話は 関係ありません。

キー局=搾取する悪、制作会社=かわいそうな下請け、とステレオタイプな先入観を抱くのも間違い。




私なら、この中京テレビの元プロデューサーが関係するところとは一切取り引きしません。


テレビやマスコミの世界に限らず、一度裏切った奴は、二度三度裏切りますから。




あ、

もちろんこんな事は視聴者には関係ない事です。

視聴者は面白い番組が見たいだけ。


でも、「何でもアリ」を許したらアカンのです。