5月の第2日曜日は「母の日」
母の日ギフト商戦が賑やかです。
赤いカーネーションを贈りましょう、の習慣は私が子供の頃からありました.... どころではなく、「母の日」発祥の国・アメリカから我が国にこの習慣が伝わったのは明治初期だそうです。
しかし、広まり始めた頃は赤いカーネーションではなく、白いカーネーション。
アメリカの活動家の女性が亡くなった母親を偲んで白いカーネーションを配ったのが発端とされています。
それがいつの間にか赤いカーネーションを贈るルールになり、母親が亡くなっている人は白いカーネーション、という事で落ち着いたようです。
確か幼稚園の頃は、母の日にみんなでカーネーションを飾ってたような記憶が?
ところが、
.....私の母親は私が10歳の時に病気で亡くなりまして。
何せ田舎の小さい学校、そんな年で親が亡くなる生徒は皆無ですから、学校のルールが変わってしまいました。
まず、授業参観がなくなってしまいました....
「5番君のとこはお母さんがいないからかわいそう」だと。
もっとも、
私の母親は何年もの間、ほとんど入院してましたから授業参観になんぞ一度も来た事はなく、何も変わらないのですが。
そして、
運動会に父兄席で弁当食べるのは廃止。
運動会って、家族がお弁当持って見にくるのが普通なんです(何せ田舎なもんで・笑)
お昼は給食ではなく、その父兄席で親と一緒に食べる、それも普通。
それがなくなりました。
「5番君はお母さんがいないからかわいそう」だと。
全校生徒が教室に戻って給食。
もっとも、
はい、母親はほとんど入院してましたから運動会なんぞ見に来られるはずもなく、私は従兄弟の家族と一緒に弁当食べていたのでこれまた関係なかったのですが。
低学年では「母の日カーネーション」に関連するイベントも確か.... なくなった....
授業参観は私が卒業してから復活していたようですが、はっきり言ってやりすぎです。
余計なお世話ですわ。
当時たまらなくイヤだったのは、そういう「かわいそう」の目で見られる事。
今、「ヤングケアラー」なる存在が度々、出て来ます。
ACか何かのCMで、「頼っていいんだよ」とか、「相談していいんだよ」とか。
しませんって。
わかってない。
子供には子供なりに最低限のプライドがあるんです。
「かわいそう」の同情の視線がどれだけイヤか。
わからんでしょうね。
その「母の日」、
スーパーの折り込み広告はやはり母の日商戦。
寿司、肉が双璧です。
どこのスーパーも似たような売り出し品かな。
寿司だと何もしなくていいですからね、楽。
肉だと焼かないとダメですが。
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しかしココ。
"母の日は家族で楽しむK-FOOD(韓国ごはん)"
豚肉ばら焼肉用(サムギョプサル用)、ヤンニョムチキン、極太! キンパ巻、プルコギ焼肉重、チヂミ...
....まだまだあります(笑)
ここ数年、周りの何もかもが "韓国推し" になっていて気持ち悪いこと夥しい。
徐々にそのうち慣らされてしまうんでしょうね....
買いませんけど。