駅のゴミ箱に花束が捨てられていました...
そんな写真がSNSにアップされて、様々な反響を呼んでいます。
花束が捨てられていたのは大阪の地下鉄・心斎橋駅。
「一般ごみ」と書かれたゴミ箱に無造作に。
「清掃作業員に対する感謝?」などの美しい想像もあるものの、
「退職する時にもらった花?」
「渡そうとして渡さなかった花?」
や、
「好きでもない相手からもらったので、メンドくさくて捨てた」
など、妄想全開(笑)
まぁ、
ほとんど見ない光景ですねコレは。
果たしてこの捨てられた花にどんなドラマがあるんでしょう?
私がドラマを書くとしたら....
オープニングは何者かが花束をゴミ箱に捨てるシーン。
数分後に一人の男(イメージは吉田鋼太郎)が周りを気にしながらこの花束を拾い、持ち去ります。
男は花束をキレイに包み直して帰宅、妻に渡します。
「どうしたのこれ?」と驚く妻に、「誕生日だろ?」と目線も合わせずに言い、奥に消えてゆく男。
「おめでとう」と壁の向こうから声だけ。
妻「おめでとうなんて何年ぶり?」
夫婦関係は冷え切っていました。
毎日、最低限の会話だけ。
壁の向こうに向かって「ありがとう」と弾んだ声で言う妻。
しかし、
花束を何気に見ると、他人の名前のギフトカードが挟まれていました。
明らかに誰か別の人へ向けたギフトカード?
怪訝な表情になる妻....
その翌日、
妻は駅の同じゴミ箱にその花束を捨てました。