岸田の乱。 | 5番の日記~日々好日編~

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気の向いた時に気の向いた事を勝手に書いています。
よってテーマは剛柔バラバラです。



自民党の党則によると、処分は重い順に、


1.除名

2.離党勧告

3.党員資格の停止

4.選挙による非公認

5.国会•政府の役職辞任勧告

6.党の役職停止

7.戒告

8.党則遵守の勧告


という風になっています。



派閥の政治資金規正法違反をめぐる安倍派議員への処分....

二階のダンナにはどうペナルティ与えるのか?が注目されていましたが、ご本人がその前にとっとと自分から「もう選挙出ません」と事実上の引退宣言してしまいました。


結果、「二階にはお咎めナシ」



二階氏がこのタイミングでもう辞める!バカヤロウ!と言ったのは理由があります。


岸田なんぞに処罰食らう前に自分から「辞めてやる!」なら党内に影響力は残る。


と、自分の選挙区で最も警戒すべきは世耕氏です。

たまたま世耕氏は参議院ですので選挙でブチ当たる事はありませんが、世耕氏が次期総裁候補の一人だとすれば、ごく近い将来、必ず衆院に鞍替えします。


二階氏としては、自分の息子に選挙区を譲りたいから、世耕氏が出て来ると困ります。


が、

世耕は出て来られないとみた。


つまり、二階氏は、世耕氏は重いペナルティ食らいよるとにらんでいる。



もっと言えば、

「選挙が近い」



近いからこそ、わざわざ同じこのタイミングで公明党の山口委員長が、誰も聞いてないのに解散時期についてコメントをしたわけです。

これは岸田首相に向かって、「まさか解散なんて? しませんよねえ?」とクギを差したのと同じ。



公明党の了解なしに解散はできませんからね。


早期解散は公明党が困ります。

なぜなら、民族大移動の期間が必要だから。



民族大移動って?

ホラ、住民票を移動させるからですよ(笑)

コレはマジな話。


ねえ、創●学会の皆さん?



でも、自民党としては野党が何も準備できないタイミングで電撃解散した方が良いに決まってます。

政権交代した時の支持率より低い今の自民党ですが、野党の支持率を全部足しても、あの時の民主党の支持率の半分もない....


政権交代などするわけがない。

今なら。




 ↑↑↑↑↑

そしてコレです。


裏金議員に「離党勧告」



これは、今の時点で政権の支持率が上がる唯一の方法かな。


すぐに忘れてくれると期待した国民はいつまでも忘れてくれず、世論は厳しいまま。

裏金(以前に書きました通りこれは脱税案件ですが)問題は政権の命取りになりそうな勢い...



ならば、ここでその "裏金議員"に厳しい処分を課せば、「さすが岸田はんや! やる時はやらはるお方やで!」と支持率はV字回復ヒャッハー!と絵を描いてるんでしょう。



"裏金議員" は離党させて選挙で非公認になっても、小泉純一郎の時のように岸田が選挙区に刺客を立てて来るわけじゃない。

小選挙区制ですから、「他に投票する人がいない」状況は変わらず。

有権者は結局、知ってる名前に投票するでしょう。


西村氏なんてたぶん、トップ当選です。




だって、政権批判票の受け皿がない....


こんなブログで政治についてあれやこれやと書いてる人は意識高いんでしょうが、世の中の大多数は日々そんな小難しい事は考えてませんからね。



選挙が終われば「禊は済んだ」と再び自民党へ....

そんな近未来。


意外に解散総選挙は近いかもしれませんよ。



....エイプリル・フール?