焼きハマグリ。 | 5番の日記~日々好日編~

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気の向いた時に気の向いた事を勝手に書いています。
よってテーマは剛柔バラバラです。



「その手は桑名の焼き蛤」という言い回しがあります。


江戸時代に庶民の間で流行ったダジャレ、軽口の一つで、「結構毛だらけ、猫灰だらけ」も同じく軽口。


『男はつらいよ』の寅さんの口上にはいくつか出て来ます。




桑名の焼き蛤は江戸時代から有名で、あの弥次さん喜多さんの『東海道中膝栗毛』にも登場するほど。



その焼き蛤、本来は上の写真みたいに松ぼっくりを使って焼く方法だったそうです。

今はこんな事をやってる店はないでしょう。ものすごく煙が出そうだし。




阪急32番街(阪急グランドビル)にある『はまぐり庵』というお店です。


目的は、取引先のある方の送別会。

と言いましてもこじんまりした会社ですので総勢8名。

私はなぜかヨソの会社の歓送迎会にお呼ばれする事が多くて、最近はそんなのばっかりです。





ここは店名の通り、桑名直送のはまぐり料理が食べられます。

焼き蛤はバター焼きやガーリックと塩焼き。

蛤のしゃぶしゃぶ、シメは蛤ラーメン。



蛤は桜が咲く季節の味覚ですね。

美味しい。




歓送迎会の季節ですので、幹事役はメンドくさい手配を色々としなければなりません。

バブル期なら、ここをうまく仕切れば仕事が出来なくても「あいつはできる奴」の評価をもらえました(笑)



まずは店のチョイスが第一関門。

参加人数と店のランクは反比例します。


.....当たり前です。

4人ぐらいまでなら、そこそこの店を用意できますが(カネの問題ではないです)、5、6人となるとランクはやや落ちますね。


"ええ店"を用意できる限界は8人以内ではないでしょうか。


つまり、2テーブル。



今回、『はまぐり庵』を選んだ幹事の方はセンス良いですね。

ここは美味しいですし、何より客の年齢層が高めでガキがいません。




で、

参加人数10人超となると、これはもう完全に「宴会」

選択はチェーン居酒屋のような店になります。

チェーン居酒屋が悪いんじゃなくて、そういう店は多人数対応できるメニューをちゃんと用意してますからありがたいと言えばありがたい。

最近はものすごく不味い店はさすがに少なくなりましたし。


でも、自分では普段行かない.....



10人以上の宴会となると、席も離れてなかなか全員と話をするのは難しいのですが、宴席で決してやってはいけない事が1つだけあります(と、思ってます私は)


これは人数に関わらず。カラオケボックスなどでも。

何でしょう?



それは、

「スマホを見ない」


簡単な事でしょ。


こんな失礼な事はない。目の前にいるあなたよりこっちの方が大事! そう言ってるのと同じ。


そもそも飯食う時にスマホはいりません。



料理写真を必死に撮るアホは論外。




歓送迎会の季節、宴会でチラチラとスマホを見てる方、そういう行為には必ず小さなチェックが付きます。