『プ』 | 5番の日記~日々好日編~

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『PU プ』(1994年)

監督・脚本:山崎幹夫

出演:佐藤浩市、平常、田口トモロヲ、大久保鷹、緒川たまき



日本列島最北端、幻の先住民族が住むという架空の島の集落「プ」を舞台にした寓話的なファンタジー。

監督の山崎幹夫氏は8ミリで自主映画やドキュメンタリーを撮っていた人で、この作品が商業映画としてデビュー作。


北海道夕張市でロケが行われました。




過疎化が進み、何とかして観光誘致をと考えているこの島にテーマパーク建設の話が舞い込みます。

そんな中、かつてこの島にいたキショウレとパクチョンと名乗る父子が戻って来た事をきっかけに混乱が起き始めます...



乱暴者で島から追放されたキキョウレを演じる佐藤浩市が(当たり前ですが)若い!

そしてモデルだった緒川たまきはこれが映画デビュー。



それだけ... かな(笑)



島で500年生きている老婆、森の樹の言葉を聞く事ができる女、島に伝えられる財宝....  おとぎ話そのもので不思議な雰囲気の作品ですが、どうも駄作の部類に入る?


意味わからん。

ポスターのビジュアルもイマイチ。面白くできそうな題材なのに残念です。



佐藤浩市 日本アカデミー主演男優賞受賞、と書かれてますが、この作品での受賞ではないですから。


VHSは出てましたがDVD未発売なのは「売れない」からでしょう。