恋に "性別" なんてあるの? | 5番の日記~日々好日編~

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よってテーマは剛柔バラバラです。



『TOPLESS トップレス』(2008年)

原案:渡辺プリン

監督・脚本:内田英治

出演:清水美那、奥田恵梨華、大政絢



2009年の第4回 関西クイア映画祭で上映されました。


「クイア」というのは、" LGBT+Q" の「Q」です。


つまりこの映画、そういう作品を集めた映画祭で上映された....  ポスターのビジュアルでわかる通り、レズビアンをテーマにした内容。


2008年ですからね、LGBTなんて言葉は一般的ではなかったはず。

かなり先取りしてます。




レズビアンの主人公・清水美那は、恋人だった奥田恵梨華と別れ、ヤケになって飲み歩いていました。


奥田恵梨華の方は、生まれて初めて男と付き合う事に。

世間体を考えて、人並みに結婚して子供を産む安全な人生の選択をしたんです。



そんな清水美那の前に、レズビアンと駆け落ちしてしまった母親を探しに上京して来た女子高生・大政絢が現れます。

彼女はレズビアンというものを激しく憎んでいました....




何でこの作品なのかと言いますと、

奥田恵梨華という女優さんが "どストライク" だから(笑)


俳優で作品を選ぶ事はほとんどないのですが、何せ絶望的に出演作品が少ない人ですので....




ま、

よくわからない世界ではありますが、女ではなく男と付き合い出した奥田恵梨華に対し、嫉妬故に「もうヤッたの? 気持ち良かった?」と憮然とした表情で聞く清水美那、それに対して「気持ちいいわけないでしょ!」と言い返す奥田恵梨華....


わからないなりにリアル。




出演の清水美那はなかなかエエ味出してるんですが、これ以降の出演作がほとんどなく、どうやら芸能界を引退しているようです。