♪ 問題はみんな あなたの頭の中にあるのよ
♪ 彼女はそう言った
♪ もっと論理的に考えてみてよ
♪ 答は簡単でしょ
♪ 自由になるために もがいてるあなた
♪ 私は手助けをしてあげたいの
♪ だって、恋人と別れるには
♪ 50も方法があるのよ
♪ 彼女は言った
♪ 意見を押し付けたりするのは嫌いだし
♪ 私の言うことが無駄になったり 誤解されるのも嫌
♪ でも はっきり言っちゃうけど
♪ 恋人と別れるには
♪ 50も方法があるのよ
♪ あなたにその気があるならね
♪ 僕は言った
♪ そいつは嬉しいね
♪ その50の方法ってのを教えてくれないかな
(ポール・サイモン / 50 Ways to leave your lover:恋人と別れる50の方法 1976年)
全米チャート3週連続1位のヒット曲です。
イントロの印象的なドラムを叩いているのはスティーブ・ガッド。
コーラスがパティ・オースチン、ヴァレリー・シンプソン、フィービー・スノーという超豪華版。
歌詞をよ〜く追ってみると、「手助けをしてあげたいの」というお姉さんが "僕" を誘惑しているように聞こえなくはない?
さて、
20代〜30代の女性に聞きました。
「恋人と別れた理由は?」
1位は、「価値観の違い」
そして、
「気持ちが冷めた」
「浮気」
「遠距離恋愛」
「相手の欠点に我慢できない」
「すれ違い」
「束縛」
「結婚観の違い」
「自然消滅」
「DV」
......という順だそうです。
これはあくまでも結婚はしていないカップルのお話。
「気持ちが冷めた」はそのまんまですが、冷めた原因が価値観の違いだったり遠距離だったり、あるいはすれ違いだったりしますから、かなり応用の効く便利な回答です。
そして、
「価値観の違い」地雷はあらゆるところに転がっています。
許せるか許せないか....
自分との価値観の違いを相手の欠点だと思ってしまえば、「相手の欠点に我慢できない」もここでつながりますね。
「遠距離」と「すれ違い」も似てます。
自分の経験上、
相手の事をどれだけ好きか、よりも、どれだけ許せるか、が重要なのでは?
価値観なんて違って当たり前。所詮他人なんですから。
「自分がこんなにしてあげてるのに」とか思うようになったら終わり。
まぁ、
ただの異性の友達同士から「恋人」になった時、何が変わるかと言うと、「ケンカが増える」なんですけど(笑)
異性の友達とはケンカしませんよね。
以前にも書いてる事ですが、好きなものが同じ、よりも、嫌いなものが同じの方がうまくゆくと思います。
と、笑いのツボが似ている事。
「一緒に笑える」のも大事です。
そう考えてゆくと、
恋人と別れる方法は50もない?