(写真ピンボケですいません)
某音楽スクール主催のバイオリン試奏会がありましたので覗きに行って来ました。
展示されているバイオリン、下は10万円台~ 上は300万円弱で100本ほど並んでます。
1本で●億円とかそんなのはもちろんありません。
(ストラディバリウスとか、弾くどころか、たぶん触らせてもくれない)
並んでるのはどれも弾き放題… なんですが、そんなに片っ端から弾きまくれる雰囲気でもないんです。
皆さん真面目だし、昭和の頃の「……ざまぁす」とか言いそうなお母様が育ちの良さそうな子供を連れて来てるし。
メンテの人とか、スクールの人がじーっと見てますし(笑)
気に入った音は60数万円のフランス製のものでした。
300万円よりこっちの方が音は好み。
バイオリンで300万円なんて“大衆向け”なんですけどね。
こうやって聴き比べすると、バイオリンの音って1つずつ、全っ然、違いますよ。
でも私、バイオリンは弾けませんので…
弦楽器は “アレ”なもんで。
過去にバイオリンで“アレ”だった人って、チャップリンが映画『モダン・タイムス』で弾いてたシーンを見た、その1度きりです。
たぶん、ソロなら問題なくてもアンサンブルになったら隣りの人と手がぶつかるからでしょうね。
私ができるのは、「ミ」の音と「ファ」の音を交互に弾いて踏切の警報器そっくりの音を出す芸(笑)
警報器の音って不協和音なんですが、ホントにバイオリンでそっくりな音が出るんですよ。
宴会芸みたいなモンですからあんまりやってるとヒンシュクですが(笑)
それにしても不思議な楽器です。
ギターなら弦を弾きますから、共鳴して音が出るのは当たり前。理解できます。
でもバイオリンって、弓で擦ってるだけですよ。
なのに、とんでもなくデカい音が出ます… 不思議。