ログブック | 5番の日記~日々好日編~

5番の日記~日々好日編~

気の向いた時に気の向いた事を勝手に書いています。
よってテーマは剛柔バラバラです。

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スキューバダイビングをした後は、ログ(潜水記録)を書くのが一般的です。

日時、潜った場所、潜水時間に水温、ウエイト(錘り)や、どれだけ空気吸ったかの残圧記録。
それから、第三者の証明サイン欄。

決まった書式があるわけではないですが、市販のものを買えば空欄に数字を入れるだけですので楽です。


私はPADIという認定団体のライセンスカードを持っていまして(国家資格ではないので本当はライセンスと言っちゃいけない)、PADIはオリジナルのログを販売しています。
コレがシステム手帳の規格サイズに合わない独自のもので、結局PADIオリジナルを買わないといけないアコギな仕組み。


私のログは上の写真のもの。
PADIのヤツをベースにしてますが、見る人が見れば「あれ?」とわかる通り、私製です。


日時、潜った場所、潜水時間などの定番データに加えて、ガイドさんの名前(これは結構重要)、天気、それからランチに何食ったか、その評価(真面目な話、これも結構重要なんです)の記入欄も作ってあります。



先に書きましたように、決まった書式があるわけではないので、白紙のノートに日付と潜水地、時間だけでもまったく問題ありません。
と、言うより、別にスキューバダイビングをレジャーでやってる限り、こんな記録をつけなくても誰にも怒られたりしません。
(ベテランになるほどメンドくさがってつけない人が増えます)


ただし、継続してダイビングをやるなら、申し込んだ時に「ログを見せろ」と言われたりする事がありますし、去年の夏はウエイト何キロだったかな? とか、透明度はどれぐらいだったかな? とか、マメに記録していればしているほど便利。


本数が増えていって、記録が「100」とかになると「100本おめでとう」とお祝いしてもらえたり。

毎月潜ってても、100本に到達するには普通、2年ほどかかります。
夏にリゾートに行く程度のダイバーならもっと。

100本という“もはや初心者ではない”区切りはモチベーションにはなりますが、それを境にその後は徐々にフェードアウトして200本には届かず…で終わるケースがほとんど。

結婚して家庭持って子供が生まれて…となると、スキューバダイビングみたいなカネかかるものはあまりできません。
「器材はもう処分した」という友人も少なくありませんし。


200本超えてまだ潜りに行ってる人はかなり本気の人ですね。




ダイビングはボートで出港して、基本的に数人1グループで潜ります。
終わってからのログ記録もそのグループで。
丸1日、いや、たいてい泊まりなので何日かは一緒。
スキーに似てるかも。

水中という非日常を共有しているせいか、初対面でもグループ内では奇妙な連帯感が生まれます。
女子は皆さん、基本的にスッピンですし。
(だから帰路でバッチリ化粧されると、「あれ?こんな子、いたかな?」になる…)

スキーの“ゲレンデマジック”と同じ“オーシャンマジック“があったりして、なかなか面白いもんです。



趣味=スキューバダイビングと言いながら、もうほぼ10年潜ってないですね。
私のログは「460本」ぐらいで止まったまま。