ナチ収容所もの… | 5番の日記~日々好日編~

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よってテーマは剛柔バラバラです。

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現代なら一発レッド間違いナシですが、70~80年代には、『ゲシュタポ女収容所』シリーズの映画が多数製作されていました。


ポスターにはもれなくナチスのシンボルのカギ十字が描かれております。
日本公開タイトルだけ列記しますと、
「ナチ女収容所・悪魔の生体実験」
「ゲシュタポ収容所・女体実験」
「ブルーナチス・猟奇変態の魔界」
…こんな感じ。


悪名高きナチ女囚収容所!
その中でも最も残虐で乱脈を極めた
ゲシュタポ・ナチ収容所の恐るべき実態!

…とかの宣伝コピーがありますが、ドキュメンタリーでも何でもなく、ひと言で内容を言いますと、
強制収容所を舞台にした女性への拷問や性暴力を描く洋モノSMポルノ。
主にイタリア映画か、西ドイツとの合作です。
(もちろん成人映画)

エログロ系の“女刑務所もの”は日本でも実はたくさん作られてますが、ナチスの収容所を題材にしているのは『愛の嵐』やヴィスコンティの『地獄へ墜ちた勇者ども』のような正統派が高評価を受けていた事と、
残酷で非人間的な事をする奴がナチス党員という設定なら、世論も許してくれると…

ま、最大の要因は猟奇趣味が満載だという事です。



あ、私はこっちの趣味はありませんが、
昔、大阪の千日前に映画館があった頃…東宝敷島とか千日前セントラル(道具屋筋の中にあった映画館)とか…その中に、一般映画館と成人映画館が併設されているところがありました。

これがデスネ…
当然入口は別々ながら、何とロビーが中でつながってまして(笑)
“工事中”のような簡易な柵が仕切りでポンと置いてあるだけ。
…何とも緩い時代。

まだガキでしたから、正直に窓口に行っても、もちろん成人映画のキップは売ってもらえませんが、好奇心だけはあるので(笑)
で、紛れ込んで見てしまったのが、どの作品だったか定かではないんですが、ナチ女収容所モノだったんです。
(もう時効ですよね?)

金髪のお姉さんをドツキ回してるシーンばかりで…
期待していた「オゥ、オゥ、ハァハァ」はナシ(笑)
全然、よくありませんでした。