先月にこのブログで紹介しました、
台湾から3万年前に渡って来たとされる日本人のルーツの渡来ルートを調査する為に、当時の技術で作った船を使っての実験航海。
…その後どうなったのかと思っていたら、先週に決行されたようです。
台湾の南東部から竹製のいかだで沖合い約30キロに浮かぶ緑島を目指しましたが、残念ながら潮に流され、目的地に到達できず。
この研究チームは、2019年には台湾から沖縄県与那国島までの航海(約80キロ)を実現したいと。
3万年前ですからね。
海の向こうに陸地があると知っていて計画的に航海したのではなく、おそらく台湾近海で東へ漂流して運良く流れ着いたというのが本当のところでしょう。
日本最西端・与那国島の周辺の海は、かなり広い範囲で約2万年前は陸地でした。
これはトンデモ説ではなくて、与那国島の南側の海底には「鍾乳石」がありまして、ダイビングスポットになっています。
鍾乳石って、あの垂れ下がってるヤツですからね。
アレは陸上でないと形成されません。
当然、地形も今とは全然違うはずですから、潮の流れが今と同じわけもなく。
面白い試みですが、
意味あるんかいな?という気が…(笑)
先島諸島の日本人のルーツは、陸続きの時代にやって来た大陸人と、海から渡って来た南方人だという説が有力だそうです。