『サイレント・ランニング』 | 5番の日記~日々好日編~

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特撮で有名なダグラス・トランブルが監督した1972年のSF映画ですが、日本では劇場公開されず、7年後の1979年に「日曜洋画劇場」でテレビ放映、ビデオ発売されました。
その後、80年代に入ってからミニシアター系でようやく劇場初公開されたそうです。
(私は劇場では観ていません。首都圏だけだったのかも?)

舞台は植物が絶滅した未来の地球。
環境は人工的に管理され、気温も摂氏25度に統一されています。
植物はわずかな標本だけが「保存計画」によって、乗組員4人と作業ロボットの宇宙ステーション内ドームで栽培されているのみ。

そしてその宇宙ステーションもついに地球から破棄の命令が下ります。

私は別に環境オタではなく、自然保護を声高に叫ぶ者でもありません。
この『サイレント・ランニング』も決して痛烈な文明批判描写をしていませんが、登場人物たった4人のこの映画、ジョーン・バエズが歌う実に切ない主題歌と静かなラストシーンが強烈に記憶に残っています。


ところで友人から聞いた話なんですが、
この映画のラストシーンは、我が国のカリスマ的存在の映像作家の方が自分の作品でパクってるそうですね。
マイナー作品だからバレないと思ったんでしょうか?
あ、私はその作品は見ていませんのでわかりませんが。
(だってアニメは嫌いですからね)