今日は衣被(きぬかつぎ)のご紹介です🍠
「衣被(きぬかつぎ)」は、里芋の小芋を皮のまま茹でたり蒸したりして、皮をつるりとむいて食べられるようにしたお料理のことを指します。そのまま食べても美味しいですし、塩や味噌、胡麻をつけて食べても、大人から子供まで美味しく食べられます。
先日、場外市場で里芋の小芋を見つけました。蒸して少し塩を振り、上の部分を少し切って、つるんと中の白い芋を出し、きぬかつぎとして食べました🍽
きぬかつぎにする子芋として有名なのは石川芋ですね。
石川早生(いしかわわせ)は里芋の代表的な品種です。大阪府南河内郡の石川村(現河南町)がこの芋の原産地とされ、その地名がつけられています。またその名のとおり早生品種で、宮崎県では7月から収穫が始まるそうです。
子芋は他の品種に比べ小ぶりで、煮物やきぬかつぎにされることが多いですね。今回購入したのは鹿児島産でした。🏵
里芋の種類は二百くらいありますので、旬の時期も色々なのでしょうね✨
きぬかつぎの名前の由来と歴史
「きぬかつぎ」という名前の由来は、平安時代、高貴な女性が外出するときに顔まですっぽりと衣をかぶり顔を隠していた「衣被ぎ(きぬかつぎ)」から名付けられたそうです。白い顔が、衣から少し見えた姿が、里芋の皮をむいた姿と似ているからでしょうか。
中医学的には、
里芋は、平の性質で、化痰類に分類されます。
痰を除いたり、リンパ節腫、甲状腺腫など堅くなったものを軟らかくする効能があると言われています。
胃を元気にして通便作用もあるので、消化不良や便秘の人にも良いですが、食べすぎると腹部が脹ったり胃痛になることがあるので、冷え性で腹部が脹りやすい人は、食べすぎないようにしてください。
個人の体質や季節に合わせた食事を摂ることは、中医未病予防に大切な食養生です。
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