大学の心理学科のゼミ生さんに向けた
ゲストスピーカーとしてお招きいただきました。
心理学科で助教を勤められている、
元クライアントさんより
「門野内さんの片付けサポートの取り組み方は心理士のアプローチに似ている。学生たちにも知って欲しい」とご依頼いただき今年で3年目になります。
学生さんに向けた、わたしの自己紹介は
20才になるまでの心の機微をまとめたものです。
普段の片付けセミナーとは違う自己紹介。
ゲストスピーカーにお招きいただいた一年目に
「20才の皆さんに伝えられることって何だろう」と
自己開示も兼ねて10代20代の自分を並べました。
それは私にとって、
ある意味「黒歴史」でもありました。
克服したと思っていた過去であり
パンドラに閉まっていた過去だったけど
これから20代を生きる若者と
心理の話をするのに
「10〜20代の自分を否定したままの人」
の言葉って嘘くさいな、と。
はじめて自己紹介に使ったところ
後日の感想で
「20才の門野内さんの話は、
今の彼らにとても響くものがあったようです」と
お言葉をいただき、
私にとっても大きな転機となりました。
ここから私のオタク偏愛キャラも姿を表しはじめ
過去との統合も進んでいくのです。
片付けのプロとしての仕事の内容をお伝えするには
疑似体験が素早いかな、と
ふだん、お客様に提供するアンケートと同じものに
取り組んでいただきました。
そこからお伝えしたのは
「片付けと気持ちの関係」
「行動を止める思い込み」
「課題は果たしてどこにあるのか」
約60分、生徒の皆さんも真剣に聞いてくださってて
ついつい熱がこもってしまう私（熱弁）
先生の促しもあって、
さらにテーマを深めることが出来て
私自身、とても学びのある時間となりました。
後日、感想もいただき
掲載も了承くださったので
一部、ご紹介させてください。
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心理学と片付けにどういう関係性があるのか疑問に思っていたけれど（中略）物の多さ部屋の広さの他に自分の心の中で引っかかる部分があるんではないかと気づくことが出来て、すごく面白い発見がありました。
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想像していた方向性とは異なり、心理療法との共通性を感じられる興味深い講義でした。「片付け」という身近で一般的なよくある悩みをキッカケとして自分の気持ちに向き合うという点で、門野内さんの片付けサポートは個人的にですが心理療法を掲げるカウンセリングよりもハードルが低い一種のカウンセリングのように感じました。（中略）
講義全体を通して共感や納得する部分が非常に多く、話を聞いているだけでもまるで片付けをしているかのように心が整理されているような感覚がありました。「片付けができない」という言葉(悩み)に隠されている本人の願望や抑圧された不満を解決することで自然と部屋も片付いてくるといった心の変化が可視化できるのも利点だなと思います。
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門野内さんの片付けサポートは、「いったん部屋が綺麗になればいい」というその場しのぎの支援ではなく、心の部屋を片付けて現実の部屋も綺麗な状態を維持することまで考えられた支援だと思いました。
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「片付け」に対する定義は人によって異なり、何が正しく、何が間違っているのかがはっきりしないものであると思いました。その背景には人それぞれの家庭環境や生育歴、世間の固定観念、性別の違いなども影響すると考えました。（中略）
正解はひとつではないこと
そもそも正解や不正解に囚われる必要が無いこと
正攻法だけが誰かの救いの道ではないこと
そして
人生捨てるところなし！であること
学生のみなさんの
心の片隅で
人生の励みの一滴になれば嬉しいです。
お声掛けくださったA先生
ありがとうございました。
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