象の投資、ネズミの投資。 | 中国地方の大家の不動産賃貸業日誌

中国地方の大家の不動産賃貸業日誌

広島で不動産賃貸業をしている大家の業務日誌

 
お金がある時とお金がない時では、
 
考え方や戦略は変わりますし、
 
年齢でも変わります。
 
 
 
なかなかの高齢で1人で不動産事業をしているのに、
 
どんどん規模拡大していらっしゃる方もいますが、
 
個人的にはある程度の規模を維持しつつ入れ替えて、棟数を一定に保ちながら資産を形成していく方がいいんじゃないかなと思う派です。
 
人は突然死ぬこともあるので、
 
継承者がいるような企業形態でなければ、むやみに規模拡大することはデメリットも多いと思います。
 
まあ私が言うことではないですけど、私はそう思って取り組んでおります。
 
 
 
 
 
はじめは物件規模を追いかけていてよいと思います。
 
私も駆け出しの頃はとにかく棟数を増やることに精一杯だったし、
 
ケチケチ値引き交渉したり、
 
とにかく安く買うことを目指して来ました。
 
業者さんとも価格のことでぶつかったり色々ありましたし、
 
物件も、とにかく指値して安く買うとか、
 
そんなことをしていましたが、
 
その時はお金も無かったし、そうするしかなかったような気がします。
 
 
 
不動産は高額取引なので、
 
基本的に資本がある人が圧倒的に有利で、
 
資本のない我々庶民はとんでもないハンデを背負いながら、
 
ねずみが象と同じ土俵で戦うようなことをしているわけです。
 
そして最近土俵の中に象がたくさん増えた結果、価格は高くなり、買えなくなっているわけですね。
 
基本的にもう象は減らないですよ。
 
なんとかショックがあったとしても多くの象にとっては関係ないので、
 
不動産の価格は下がらないと思います。
 
都心は別世界なのでわかりませんけどね。
 
広島近辺で不動産の価格が下がる要因があるとすれば、
 
ミクロな地域単位の人口減少による要因が1番に考えられます。
 
広島は日本一人口流出している過疎化地域にもかかわらず、
 
融資が出やすく土地も少ないことから、
 
土地の値段も収益不動産の価格も高騰していますが、
 
本来そこまでの価値があるだろうかと思うくらいの価格になっているような気がします。
 
そのうちどうやっても空室が埋まらないアパートや戸建てが出て来て、
 
売るにもなかなか売れないみたいなことが特定地域で発生して、それが広がっていくのではないかなと思います。
 
マクロな変化はミクロな活動の中では気付かないものです。
 
 
 
我々がやれることの自由度はかなり狭まって来ているようです。
 
私は家の近くで自習室とかトレーニング施設を作りたいと思っているのですが、
 
不動産が異常に高いのでなかなか難しいなぁと思いながら、
 
とにかく毎日を平和に過ごすことを目標に生活しています。
 
 
 
昨日なんて突然うちに来た知り合いの業者さんから「寺に修業しに行きませんか?」って言われて、
 
なかなかレアな経験だなこれはと思いながら、
 
仏教について、私の考えを聞いてもらいました。
 
あまり宗教については書かない方がいいと思うので書きませんが、
 
私は無宗教に近いのですが、世界の人々と死生観が違いすぎて話を合わせるのが大変です。特に葬式。
 
リフォームの話をしていたのに突然「人間は生きる目的があるのはご存じですか?」と言われたらビビりますよね・・・
 
 
 
 
次回に続きます
 
next 融資とか金利とかについて
 
 
 
 
 

★★★★★★★★ 告知 ★★★★★★★★

 

2024年7月20日に不動産セミナーを行います。

どなたでも参加可能なので、是非ご参加ください。

※勧誘とか広告とか、そういう目的ではないのでご安心を。ただの勉強会です。

 

 

 

 

 

【セミナー概要】

内容 : 岡山の投資家「安田弘基」さんによる不動産再生・活用セミナー

 

仮タイトル : 自宅周辺の超ドミナント戦略。500円から購入する不動産事業のススメ!

 

日時 : 7月20日土曜日 13:00 ~ 17:30(途中休憩をはさみます)

 

場所 : 広島市中区幟町7-29 302号室(予定)

     ※会場は人数によっては変更になる可能性がありますので、直前に改めてご連絡します。

 

定員 : 20名(オーバーする場合は会場変更します)

 

参加費 : 5,000円

 

その他 : もちろん2次会もありますが費用(実費)・お店は未定なので、参加の可否だけご連絡ください。

 

 

⇒ お申込みはこちらから

 

 

元は取れます。あとは思い切りだけです。

 

私も自宅周辺の土地を買っていきたいと思っているのですが、

 

高くて高くて。