イカの解剖などしてみたり | 中学理科教師のつぶやき

中学理科教師のつぶやき

中学校理科教師として25年。ひとつの意見として、ここに私の日々考えたことを記録していきます。同業の方、現役生徒、現役親御さんとのネットでの交流もできるといいですね。

今日は、私も初めての観察を授業でやったので
ご報告。

イカは軟体動物。
2学年の理科では、「動物」についての学習があります。
動物のなかま分けで、背骨のない仲間=無セキツイ動物のうち
節足動物に肩を並べる代表グループ「軟体動物」

タコとかナメクジとかもこの仲間ですね。



イカの解剖が、何の気なしに教科書に出ているものだから
ちょっと、やってみようか?と生徒に水を向けたところ

やる、やる。やりたーい。

と 反響、大だったので、スーパーに行って買ってきました。
1パイ200円×4グループ。立派なイカです。奮発しました。
(予算の出所はありませんから、こういうときは自腹ですの@理科教師)

解剖といっても
外套膜を切り開いて
教科書の図と比較して
スケッチするだけ

それでもね。
面白いんですよー。
ほほー、これがえらか?
まてまて、ということはこれって胃?
何か違うくね?

などといいながら
肝臓やその他の臓器を壊さないように
薄い膜を剥がして、器官を分けていきます。

もうね。気分はチームバチスタ
(そんな、ドラマあったもんね)

一見料理に見えるんだけど
「解剖」と言ったとたんに
風景が変わりますなあ。

中学理科教師のつぶやき-イカの解剖

解剖したあとは
私の居酒屋での厨房経験(バイトね)を生かして
内臓等をさばいて
くすまる家の夕食に持って帰りました。

生徒も食べたーいと言ったんだけど
さすがに生ものは、腹痛くなるかもしれないからねー。
「寄生虫がいるからダメ(うそ)と言ったら
引っ込みました(笑)

先生、これテストに出してぇ!だって。
そんなに面白かったか!

後日、生徒スケッチも公開予定(予定は未定)