中学理科教師のつぶやき

中学校理科教師として250年。ひとつの意見として、ここに私の日々考えたことを記録していきます。同業の方、現役生徒、現役親御さんとのネットでの交流もできるといいですね。


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とある学校の職員室
 
教頭から職員に
「うちの学校の職員は、『保護者に対して上から目線でモノを言っている』と、とある保護者から言われました。言葉遣いには気をつけましょう。」といった注意がなされたそうな。
 
ばかばかしい。
 
教師がモノを言えば、大抵上から目線になるかと思うが、皆さんどう思いますか?
 
下手にでる教師は、卑屈で信頼できない。
対等な感じで話する教師は、親しみがわくが信頼できない。
上から目線で話す教師は、カチンとくるけどしかたが無い。
 
私は、保護者の立場では、そのように思います。
 
同じ先生でも、医者ならどうか?
大学教授ならどうか?
 
私たち教員が気にしなくちゃならんのは
物言いではなくて
指導上の実績なのだろうと思うのです。
 
事実、多少根性が悪くても
指導上の実績を上げている教師に対しては
保護者や世間は何も言わん。
 
部活動で生徒を全国大会に連れて行った。
荒れた学校を建て直した。
授業がうまいと評判だ。
生徒に信頼されていて人気がある。
地域の活動(お祭りとか)の中心にいる。
 
こうなると、多少の欠点や失敗があっても
誰も何も言わん。
 
下手にその先生を批判すると
変な人に見られたりするからね。
 
世間とはそういうものです。
 
よって、先の教頭先生。
気にするのは、物言いではなくて
悪口なんか言わせない実践を積むことですよ。
 
「うちの学校の職員は、『保護者に対して上から目線でモノを言っている』と、とある保護者から言われました。悔しいじゃありませんか。物言いなんかにケチをつけられないような実践をしていきましょう。」
 
くらいのことを注意してほしいわな。
 
 
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秋ですね。風が秋です。空気が秋です。
喉が痛くなる風邪をひいてしまいました。

さて
 
学校では、定期的にいじめに関する調査を実施します。
記名式、無記名式を混ぜています。
 
「アンケート」という言い方もありましたが
最近は、「調査」という言葉を敢えて使っています。
 
アンケートというと
答えるのも答えないのも「自由」といったイメージがあり
回答する側が
いじめ調査を他人事のように考えてしまう傾向があるからです。
 
現在は、いじめ防止対策推進法がありますから
全ての国民にとっていじめの告発、報告は
義務と考えてもらわないと困ります。
 
誤情報でも曖昧な情報でも
当局(学校)へ提供してもらわないと困ります。
 
どうだかわからないけど
ちゃんとお調べになった方がいいですよ。みたいな
謎かけクイズみたいな言い方で
職員を試すようなことはやめて頂きたい。
 
現在の学校は、いじめ対策、防止に
真剣ですし、敏感ですし
教職員は暇じゃあないのです。
 
ということで
 
いじめアンケートではなく
いじめ調査を実施するのです。
 
善意や好意で情報を寄せてもらうのではなく
義務として情報を提供してもらうのです。
 
これからの時代
いじめの情報を持っているのに
情報を秘匿しているのは
後からその責任を追及されかねないのです。
じゃじゃん。
 
保護者向けのいじめ調査を実施しました。
記名式です。
 
無記名の調査を行って、「いじめがありますよ」とか
「いじめを知っています」といった回答があっても
詳しいことがわからず
どなたが情報提供してくれたかもわからず
次の手が打てないのでは
何のために調査したのかわからなくなるからです。
 
結果
 
いじめ情報を提供してくれた保護者も
せっかく教えてあげたのに
学校は何もしてくれなかった
ということになるでしょうよ。
 
だから記名式。
 
その代わり
曖昧な情報でも
うわさを聞いたとかでも
又聞きの情報であっても
「いじめあり」「いじめのうわさあり」という情報を
提供してくれた保護者様には
必ず担任の先生から追跡調査をさせて頂きました。
 
電話でね。
 
こういうのは、直接会話するのが詳しく聞けるし
ニュアンスも伝わるし、生な感じがする。
 
SNSの文字情報のやりとりはだめね。
いらない証拠ばっかり残って
理論的でも文学的でもない表現は
誤解を生んでいかん。
 
本当は、直接対面したいとこだけど
家庭訪問や呼び出しでは、重すぎるからね。
 
このような追調査は
最前線の担任さんと保護者様の関係を
密にして連携を図るという効果を生みます。
 
「うちの担任さんは、ちゃんと話を聞いてくれるわ」
と安心してもらえます。
 
そして、保護者向けの調査をやったら
その結果をきちんと公表することが大切なんだと思うのです。
 
せっかく、調査してもね、回答してもね
その後どうなったのかわからなかったら
何か無駄なことした感じがして嫌でしょ。
変なこと書いたかなって不安になるじゃないですか。
 
だから
 
きちんと結果をまとめて公表します。
 
いじめの調査だから、全部公表はいけません。
 
公表の内容を確認いたしますと
 
回答総数。
いじめの情報総数。
提供頂いたいじめの件数。
(これ、追調査しないとわからない)
うち、学校が把握していた件数新たに知った件数。
 
この、新たに知った件数というのが大切ね。
調査しなければ学校が知ることができなかった事案ですから。
 
あとは、調査と指導をすすめます。
どうもありがとうございました。とお礼をいう。
 
ここまでが、ワンセットかな。
 
あとは
 
配布プリントにするか
学校報に掲載するか
PTAの役員会で報告するか
 
メディアを選んでなるべく広く伝わるようにします。
 
そうすることで
実際にいじめ防止と対策と指導に
取り組んでいるんだなあという実感を持ってもらいます。
 
いじめなんかしたら
みんなちゃあんと見ているんだと
ただじゃあ済ませないのだと
たくさんの生徒や大人から袋だたきに合うのだと
いじめを目論む輩に警告するのが目的です。
 
ほほ、月末の役員会が楽しみ。
 
 
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なーつーやーすーみー。

 

入りました。

相変わらずだけど

 

本日は、溜まっていた振替休日を行使。

(溜まっているって・・・^-^;)

 

朝起きたら思いついてこと。

 

いじめ問題を正しく認識するのは難しいんだよね。
 
本当は、いじめの構造はシンプルで
簡単なはずなのに
罪悪感、正義感、被害者意識、利害関係
恨みの感情、復讐心など
感情や感情的になりやすい人間関係の要素が
入りやすいので
なかなかすっきりと事象を捉えることができない。
 
さらに
時間の経過によって
関係者の記憶や印象が変化したり
とらえ方によって1つの事実の評価が変わるので
本当にこんがらがっちゃう。
 
だから
いじめ問題に関わる人は
途中までは理性的だけど
こんがらがると、途中でやんなっちゃって
考えることをやめちゃう。
 
大人であれば、当事者同士の話で
最終的には、社会的な常識で大人の解決を見たり
保留したり、力関係で勝負が決まったりしますが
 
学校でいじめが問題となった場合は
感情的なもつれによって解決の糸口が見いだせず
関係当事者は、ほぼ全員が「被害者」となって
学校にその原因を持っていってしまいます。
 
これも、考えるのをやめちゃったから。
 
だって、考えてみたら
学校がいじめてるわけじゃないんだもの。
 
それでも、現実がそうならば
学校は、あらかじめそうならないように
いじめ問題に対する手立てを用意しておかなくちゃならん。
 
用意が無いから
「学校は何もしてくれない」とか
「学校は何をしているんだ」とか
なっちゃう。これは、これで道理。
 
いじめ問題に対する手立ての第一歩が
いじめの構造を正しく捉えること。
 
ここでいう「正しく」とは
当事者も、第三者も納得できるような
解釈をすることです。
 
なんとなく、感覚で被害者、加害者を捉えたり
ステレオタイプでいじめを捉えると
たいていこじれます。
 
ひとつひとつの事実をつないで
合理的な感情の流れを想定しましょう。
 
中学生特有の自己中心的な考え方や
妄想、思い込みの傾向を
マイナスな事実から間引く作業は
私たちプロの仕事です。
 
大切なのは、被害者、加害者を特定して
裁きをつけることではなくて
明日からどうあれば良いのかを見いだせて
関係者が安心できることです。
 
被害者への同情を表現するつもりで
怒りを増長させたり、恨みを肯定したりするのは
共感でも受容でもないのねん。気をつけてね。
 
 
 
 
と、今朝はここまで。
 
では。
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