3年を振り返る。いろんな講演テーマがあったね。 | 中学理科教師のつぶやき

中学理科教師のつぶやき

中学校理科教師として25年。ひとつの意見として、ここに私の日々考えたことを記録していきます。同業の方、現役生徒、現役親御さんとのネットでの交流もできるといいですね。

公務員を退職して3年がたちました。

 

教育コンサルタントとして活動しているうちに

中学校でいろいろとお話しする機会を

いただきましたなあ。

お題は自由。

好きなことを話してくれと言うけど

対象は全校生徒とPTAの親さん。

どんな話が聞きたいだろうかと考えて

テーマ「Enjoy反抗期」



 

中学生と言えば、親も本人も悩むのが

反抗期のイライラ


このイライラ

中学生本人の何かが悪いのでも

親の接し方が悪いのでもなく

脳の構造が成長過程で大きく変化することに

原因があります。

 

つまり

 

本人や家族、先生の努力で

イライラしなくなるなんてことは無いのであります。

 

問題は

その期間をどのようにやり過ごすかが

ポイントとなります。
 

お話の中では

反抗期にイライラするメカニズム

負の連鎖が起こるまずいパターンを知りながら

それをふまえたイライラ解消法や

回避方法のいくつかを紹介し

反抗期は終わりがくることを確認しました。
 

1時間半の講演でしたが

中学生のウケもよく盛り上がりました。



コロナ禍でだれだり呼べない事情もあって
同じ学校で、また、今年もお願いしますと依頼が来ました。

 

原則頼まれたことは断らないと決めていましたので

何を話したらいいのかなと思って

第二弾のお話を考えました。

テーマ「Enjoy中学生」



 

中学生時代って私の人生の中でも

最も刺激的でスリリングな毎日だったなあと思います。

 

明日はどうなるかわからないといった

漠然とした不安と

自分の中に残る

甘えた子どもっぽい考え方に焦ってみたり

自分の才能や得意に気づいて

調子にのったくらいにして

 

一喜一憂の毎日

 

中学生時代を終わってから

人生の貴重な時間だったなと気がつくんだけど

現役のときにもっと明確に自覚していたら

どうだったろうか?

 

もっと自信を持って

いろんなことにチャレンジしたんじゃないだろうか?

 

ということで

 

現役の中学生さんに向けた

今が大事なわけ

目指すべき大きな2点

「自立」と「仲間づくり」についてお話ししました。


今回は、50分くらいの講演でしたが

反応がいまいち(汗)

 

生徒さんは一生懸命聞いてくれたんだけど

リアクションが薄い。
 

ああ、説教くさい中身だったかなあと

反省していましたが

感想を見てみると

どうやら中学校たったの3年間に

そんな重大な意味

(卒業後は一人前の大人にならないとね)

があったのかと自覚してぞっとしていたらしい。

 

とくに3年生はもう卒業だもんね。

 

一応、でも現代は生涯学習といって

未完成でも許されるから良い時代だよね。

 

とフォローしたつもりなんだけど

それ以上のショックがあったみたいです。

 

でも

 

少しばかり刺激があったほうが

漫然と時を過ごすよりは

断然やりがい生きがいがあるでしょ。

ほかにも

「Enjoy学習法」とか

「10倍楽しくなる家庭教育」とか

「子どもの上手な導き方」

「いじめ問題解決法」とか

「生徒会活動のキモ」

「タテの関係からヨコの関係へ」

「民俗芸能が盛んな理由」などなど。

 

振り返ってみると、

生徒、保護者、教職員、一般向けの講演、講座を

いろいろやってきたなあ。

独立起業して3年目。

未だに赤字の事業だが

講演ネタはこの辺で整理しておかないとね。

市民の舞台が終わったら

3月前半でまとめます。

 

そんでもって

4月から新しい宣伝パンフレットをつくろうと思います。