久々に新しい記事をアップします。
今回は、4年生でも使いやすい難しい約分の解き方です。
例題を出します。
6年生なら、素因数分解で解くことができます。
7、11、13、17・・・と割って確かめる方法です。
ただ、3ケタの大きな数ですので、4年生だと中学受験塾で勉強していても大変です。
わたしは、約分させるのに、次の方法を教えることがあります。(上位生は素因数分解を優先しますけど)
多くの算数・数学の先生が知っている方法を、少しアレンジしただけの方法です。
(1)真分数なら、分母と分子を入れ替える
分母と分子が逆でも、約分できる数は同じです。
「30分の20」でも「20分の30」でも、10で約分できるのは同じです。
(2)帯分数に直す
帯分数にすると、分子が小さくできます。
(3)分子が小さくなるので約分しやすくなる
分子が33まで小さくなると考えやすくなります。
33だと、3か11で約分できるハズ。
11で割って約分します。
「13分の29」になり、ひっくり返した逆数の「29分の13」になります。
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もう1問、例題と解説を書いておきます。
お盆の時期は、中学受験塾も大抵は休みですので、プロ家庭教師は多忙です。
暑さに負けず、頑張っています。