昨日2021年10月8日の夜に、東京で震度5強の地震が発生しました。
夜が明けた10月9日なっても、朝から鉄道が混乱しました。
震度5のよう大きな地震が発生すると、保線の職員が線路を確認する必要があることが多く、すぐに列車を走らせることはできないのです。
今日は平日の金曜日ですから、通学する生徒の中にもダイヤが乱れて困った人がいたのでは、と思います。
実は1992年の2月2日の早朝にも、東京湾を震源とする震度5の地震が発生しました。
前日2月1日は大雪で交通網がガタガタ、2月2日は早朝に震度5の大きな地震でした。
この地震の朝は、7時までには多くの路線で運転を開始したものの、列車が混雑して積み残しが続出する事態となりました。
駅に着いても混雑していてホームに入れないのです。
ホームに着いても、すでに満員の列車が着くわけで、新たに乗れる乗客は少しだけです。
ギュウギュウ詰めの車内の奥から降りる人もいるので、乗り降りに時間がかかり、走れる本数が普段より減る状態でした。
こんなわけで、私は駅に着いてから乗るまでに1時間以上かかってしまいました。
入試会場で受験生を声をかける早朝激励は予定を変えざるを得ませんでした。
その話はこちら↓
現在は、入試当日に地震が発生した際でも、昔よりは状況は改善しています。
「通信手段が格段に向上した」ためです。
★非常時は、携帯電話はつながらない可能性も高いですが、鉄道会社のホームページはチェックできます。
★乗客がツイッターで遅れを投稿しているのも確認できます。公式ホームページや遅延案内より早い情報です。(信頼度が若干不安ではありますが)
★また学校が「試験時間を1時間遅らせる」などの対応も、知ることができます。
大きな地震が、特に入試の時期に発生することがないよう願います。
【ご案内】
約1か月、ブログを更新しませんでした。
この間、家庭教師の新規問い合わせが4件ありましたが、すでに平日は全部埋まっていて、空きがほとんどありません。
多くはお断りせざるをえませんでした。
「20:30以降でも可」「日曜土曜の午前・午後のどちらでも可」という条件でないと指導は難しくなっています。