その中でものすごく感動した夢があった。
北海道に住む女の子。吹奏楽部でオーボエを担当していて、オーボエの世界的奏者である宮本文昭 さんと一緒にオーボエを吹きたい、という夢でした。
彼女は元々トランペットをやっていて、そこそこの自信を持っていたのですが、高校に入り顧問の先生からオーボエを勧められてそちらに転向しました。彼女にしてみれば、それは今までやってきたトランペットを否定されたような気持ちで、とても辛く耐え難いことだったようです。気持ちを切り替えてオーボエをやってはいるものの、その時の後ろ向きな気持ちがどこか抜け切れていなくて、ついマイナス思考に走ってしまうようになった、と言っていました。でも頑張ってオーボエを続けてきたんだから、本当に音楽が好きなんでしょうね
そんな彼女の夢が叶うことになり、私もとても嬉しかったよ
憧れの宮本さんと会い、彼女は宮本さんに「今までどんな人生だったのですか？」って聞いていました。そしたら、宮本さんから語られたのはオーボエ奏者として成功するまでは決して順風満帆ではなく、挫折の連続だったということ。オーボエを始めて1年経った時には「やめなさい」とまで言われたそうです
だけど諦めなかったんですね。。。彼女がオーボエを始めるまでの経緯を聞いた宮本さんが彼女に言ったのは
「次の大きな夢をつかむために、それまで持っていたものを手放したんだよ。」
でした。
そして、宮本さんご自身も次の大きな夢をつかむために来年でオーボエ奏者を辞める、だから自分がやめてしまった後にあなたが僕と一緒にオーボエを吹きたいと思っても無理だった、と。
これはまさにハイヤーセルフからの贈り物ではないですか！素晴らしい
もうめちゃめちゃ感動しました。手放すことで次の大きな夢をつかむことが出来る。なかなか分かっていても今持っているものに執着してしまってね・・・。
そういえば元春様も
失くしてしまうことは
悲しいことじゃない
輝き続けている いつまでも
There's a rainbow in my soul...
と歌っていた。そうですよね。何があってもいつも輝き続けているんですよね。
新年早々ええ話が聞けました。
スタジオでの２人の演奏、とってもキラキラしていました。
彼女にとっては大きな宝物になったんじゃないかな。これから生きていく中できっと大きな勇気にもなったと思います。
あぁホンマにええ話やったなぁ。。。こころぽかぽか。。。