DAY236 ベツレヘムの壁 |  すずの世界一周

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■1月2日



今日はバスで約45分ほどかけてベツレヘムへ行ってきました。



ベツレヘムはパレスチナ自治区にあります。



ここにいる人パレスチナ人はアラブ系の人がほとんどなので人懐っこさや街のごみごみした雰囲気がアラブ圏そのものです。









まずはイエス・キリストが生まれた生誕教会に行ってきました。


この教会のまわりだけ一気にムスリム感がなくなります。





さすがイエスが生まれたところだけあり、こんなに大きなクリスマスツリーがありました(´∀`)







入口はこんな小さい・・(・∀・)







馬小屋の前は人でいっぱいでした。







馬小屋の中。







ここでイエスは産まれましたーーー(・∀・)


以上です。












続いてはイスラエルとパレスチナ自治区を隔てている壁を見にいきました。



行く途中にスタバとSUBWAYのコピー店を発見( ´艸`)





こんなのばっかりみてたらイエスが育った家をすっかり通り過ぎてしまってました。












パレスチナ自治区についてはゆーき君がちょっと前のブログになかなかわかりやすく書いていたので引用しますね。



ここから↓です。






日本でニュースや新聞に目を通すとしょっちゅうこの単語を耳にします。



パレスチナ問題って何なんですかね。ユダヤ人とアラブ人の領土争いってことぐらいの知識しかありませんでした。



日本に居たときに池上彰の本でパレスチナ問題についての解説を読んだことがあります。



まずこのパレスチナ問題について必ず登場するのがイギリス。オスマン帝国が所有するパレスチナの領土が欲しかったイギリスはフランス・アラブ人・ユダヤ人それぞれに都合のいいような言い方をしてこの領土を奪い取ろうとしたんです。



その後第二次世界大戦がはじまりユダヤ人は大虐殺をされました。一説によると600万人ものユダヤ人がナチス・ドイツに虐殺されたのではないかと言われています。



第二次世界大戦が終わると世界は大虐殺されたユダヤ人に同情します。一気にユダヤ人の国家を作ろうという流れに。



ここで先ほどのイギリスが登場します。イギリスはパレスチナの領土を手に入れるときにユダヤ人には「ユダヤ人のナショナルパークを作ろう!」と言って声をかけていました。



当然ユダヤ人は自分達の国がパレスチナに作れると思ってしまいます。



当然のようにユダヤ人は第一次世界大戦後にパレスチナに移住を開始。



同じ頃にアラブ人には「あなた達の国を作ろう!」と声をかけていました。



あれあれ?ユダヤ人にもアラブ人にも国を作ってあげようって言ってます。そりゃややこしくなりますね。



やっとユダヤ人の国家が作れる!と思ったユダヤ人はナショナルパークであるパレスチナに国家が作られると思っています。



しかしながらパレスチナには元々アラブ人が住んでいます。



当たり前のようにユダヤ人とアラブ人は衝突。



「おいっイギリス!どうなっとんねん!」



この流れは当然ですね。



イギリスどうなっとんねんとなったユダヤ人のナショナルパーク問題。イギリスは自分達では解決できないと悟ったのか問題を国連に、



おねがいしゃっす



といったような感じで全フリします。



しゃあなしで引き受けた国連はパレスチナに調査団を派遣。これに対してアラブ人は、



「ふざけんなっ!元々俺らの土地。なんで調査されなあかんねん!」



というリアクション。対してユダヤ人は、



「どうぞ。どうぞ。思う存分調査してください!」



というリアクション。



国連の調査の結果は、



「パレスチナにユダヤ人の国家を作ることを認める。」



となりました。



国連に国作っていいよと言われたユダヤ人はイスラエルを建国。元々住んでたアラブ人はパレスチナ自治区に追いやられます。



これに怒ったアラブ側。イスラエルに力ずくでパレスチナを取り返しに行きます。これが中東戦争の幕開け。



でもね。イスラエル戦争めっちゃ強いねん。今まで全勝。イスラエルは戦争に負けたことが無いです。戦争に勝ち続けるイスラエルはどんどんと領土を拡大。行き場を失うアラブ人。



これがパレスチナ難民です。



そしてこれがパレスチナ問題の大まかな内容。






ね?とってもかわりやすいでしょ?( ´艸`)







監視塔には火をつかられた跡が・・。


壁の近くには大きな銃を持った兵士の姿がちらほらありました。



まぁ、イスラエル側も徴兵中のたくさんの若い子達が男女関係なく大きな銃持って普通に街中にいたりマックでご飯食べてたりします。



最初はビックリしたけど、いつ戦争が起こってもおかしくないこの国の子供たちにとっては普通の光景なのかもしれません。









さて、ここの壁には様々なメッセージが詰まった絵が描かれているのですが、その中でも有名なのがBANKSYという芸術家



イギリス出身の彼は別名「芸術テロリスト」とも呼ばれています。






これが彼の作品。


最近顔が塗りつぶされてしまったんだって・・(iДi)






この風船を持った女の子も彼の作品。


どれだけ壁が高いかわかりますか?



ちなみにこの壁、全長800kmもあるそうです。






他にもたくさんあります。











ほとんど白くなっちゃってるけどこれもBANKSY。







お店もあったんだけど閉まってました・・(´・ω・`)



もっと緊張感あるかんじなのかなと思ってたけど、そんなことありませんでした。



ガサ地区とかはやばいんだろうけどね。












帰りはチェックポイントを通りバス亭まで行きます。


監視カメラもたくさんあるし、荷物チェックもあるので本当に国境のようでした。









迫害されて大量虐殺さてたユダヤ人。そのユダヤ人が今度はパレスチナ人を迫害してる。



歴史は繰り返されてしまうのでしょうか(´・ω・`)



普段はあまり下調べして行かないけど、パレスチナ自治区についてはある程度お勉強してから行って本当に良かったです。



うーーーーーー!!私も池上彰さん本を今すぐ読みたい!!










今日の夕飯もイブラヒムじいさん特製豆ご飯に豆スープです(・∀・)



この3日間で1年分以上の豆を食べている気がします。






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最後にぽちっ♪