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■1月1日
2013年一発目の観光地はエルサレム旧市街です!!
イブラヒムじいさんの家からけっこう急な坂を20分ほど歩いて下るとと到着です。
ここエルサレムの旧市街は世界を代表する3つの宗教、キリスト教・ユダヤ教・イスラム教の聖地として有名で、各宗教の信仰熱心な人たちがたくさん訪れます。
ちなみに1981年には世界遺産及び危機遺産に登録されています。
敷地内はムスリム地区、キリスト教徒地区、ユダヤ教徒地区、アルメニア人地区に大別されていて、ちょっと歩くだけで周りの雰囲気が変わるのでとてもおもしろいです。
ここはムスリム地区↓
最初は女の人がみんなスカーフを巻いているのにびっくりしたムスリムの人達だけど、もう見慣れました笑
まず私たちが向かったのはキリスト教の聖地「聖墳墓教会」です。
聖墳墓教会はイエス・キリストが亡くなったよされる場所ですね。
入口から入ってすぐ右の階段を登るとイエスが十字架に掛けられた場所があります。
ここにはお祈りをするための長い列ができています。花束を抱えている人達もいました。
十字架に掛けられたキリストはここ↓で亡くなり油を塗られたそうです。
皆頭をつけて悲しんだり、石版にキスをしたりしていました。
そしてこれがイエスのお墓です。
中に入るためにここも列ができています。
中はこんなかんじです。
3日後に蘇ったのにそんなに悲しむ必要があるのか?と思ってしまうのは私だけでしょうか?
次に向かったのはユダヤ教の聖地「嘆きの壁」です。
ちなみに後ろに見える黄金の建物はユダヤの神殿が崩壊された後に建てられたイスラム教の聖地「岩のドーム」です。
壁は男性と女性で分かれていて、壁に向かって左が男性側、右が女性側です。(男性側の方が広い)
男性が壁の近くに行く場合は観光客であってもキッパという帽子(無料)をかぶらなければなりません。
紀元前965年頃、現在「神殿の丘」と呼ばれているところに神殿が建てられました。
それが西暦70年にローマ軍によって完全に破壊され、その残った壁の一部のことを「嘆きの壁」というそうです。
ユダヤ人はこの壁の前で大昔に破壊されたこの壁と神殿の再建を願っているのです。
ちなみにここで主に祈っているのは超正統派と言われている人々。
男性は黒のスーツに黒の帽子。もみあげは伸ばしっぱなしです。
子供も大人も関係なくみなこの格好。(帽子の大きさは宗派によって少し異なるみたい)
彼らは国から生活費がでるので仕事をする必要はありません。
旧約聖書に忠実に行動し、壁の前でひたすら嘆き悲しむのです。
男性側には書斎のような部屋があり、そこでは泣いているひともたくさんいたらしいです。
女性も嘆きます。
女性の服装はそんなに厳しくないようで、この方のように長めの黒スカートを履いていればいいみたい。
壁を離れる時は壁に背をむけず、後ずさりをするように去っていました。
男性の格好も衝撃だったけど、壁の前で旧約聖書を片手に前後に揺れながら祈ってる姿はもっと衝撃でした・・。
ほぼ信仰のない私にとっては聖墳墓教会も嘆きの壁もとても異様に思えました。
でも彼らにとっては神を信じていない私のほうが異様なんだろうな。
宗教って恐ろしい・・・。
でも、今まであまり理解していなかった宗教について少しでも知ることができたので良かったです。
エルサレムは今までで一番興味深い街です!!
おせちもお雑煮も初詣もないけれど、とっても刺激的な年初めとなりました。
帰ったらイブラヒムじいさんのご飯を食べて就寝です。
お湯をソーラーシステムで沸かしているので日中以外はシャワーが水になってしまいます。
部屋も個室を使わせてもらえてるので文句は言えませんが、めちゃ寒い~~!!
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最後にぽちっ♪