切り立った岩峰が特徴のドロミテに名峰を求めてやってきました。
ドロミテアルプスは、厳かな尖峰が迫力の、UNESCO世界自然遺産。
西のボルツァーノから東のコルティナ・ダンペッツォまで、
あらゆる場所に名峰・景勝地が広がっています。
一度の訪問ですべてを網羅するのは不可能なので、入念にリサーチをして、
3箇所の村で計7泊する旅計画を立てました。
インスブルクから南下してまず訪れたのは、
ドロミテのパンフレットに必ず出てくるフネス谷のサンタ・マッダレーナ村。
この街から延びているトレイルは、ガイスラー山群直下を歩くことができるのです。
ハイキングのスタート地点は、「Zanser Alm(サンザーアルム)」。
我々は、サンタ・マッダレーナ村の駐車場1近くのバス停横に車を置き、
バス330番に乗ってこちらまでやって来ました。
(ちなみにバス停は「Zanser Hütte」となっています、ご参考まで。)
スタート時点からガイスラー山群が目の前に現れるので、ものすごく迫力。
さっそく期待値が爆上がりです↑
我々が選んだルートは、
6番ルートからガイスラー山群の麓まで登り、
35番ルートから「Gschnagenhardt Alm (グシュナーゲンハートアルム)」を目指すもの。
こちらの山小屋で絶景を臨みつつランチをいただき、
29番&28番ルートで下山、サンタ・マッダレーナの村に戻るというものです。
6番ルート、初めはきつめの上り坂なので、適度に休みを入れつつ登ります。
だんだんと山群が近づいてくるので、
足は疲れても、心は湧き立ちます♡
「Adolf Munkel Weg」と交差する場所に大きな岩があるのですが、
こちらではガイスラー山群をバックに迫力ある写真が撮影できます (´◡͐`)
ガイスラー山群に沿って歩き続けると、美しいプロファイルを愛でることができます。
厳しい登りが続き、もう足が上がらない...とぜえぜえで登り切ったところ、
やっと目的地が見えてきました。
この時の嬉しさたるや! (´◡͐`)
この絶景を前にランチをいただきます。
美しい青空と岩肌がもう言葉に表せない美しさで、心洗われました♡
シンプルにフランクフルトとカイザーシュマーレンのお昼ごはん (´◡͐`)
甘いものを身体に入れて疲れをとります。
絶景かな、絶景かな。
皆さん、ビールで乾杯したり、お昼寝したり、めいめい楽しんでおられました。
ランチを終えた時点で既にハイキング開始から3時間近く経っていたので、
写真撮影をしたあと、そそくさと28番ルートを通って下山したチュリ一家。
下山時も、ガイスラー山群を楽しみながらの歩きになります。
トレイルマップを見ただけでは、村のどこに下りてくるのか分からなかったのですが、
フォレストアドベンチャーの真横に出てきました。
(写真は振り返って山群にさようならと告げているところ。笑)
サンザーアルムから出発して5時間が経過していました。
チュリがもう少しスタミナがあれば4時間半くらいで全行程をクリアできたと思います。
7歳の息子は最後まで元気いっぱいでした。