行きつけスーパーで「ステーキ用ハム」を見つけ、ついカゴに入れてしまったチュリ。
ハムステーキはチュリにとって昭和の象徴。
まだ小学生だった頃のあの時代を思い出せてくれます。
家に多く贈られてくるお歳暮の中でも、特に印象が強かったものが三点あるのですが、
ハムはその一つ。
厚切りのハムステーキは、肉嫌いの子どもも美味しいと感じました。
味は記憶を呼び覚まします。
アメリカのハムステーキは日本のそれとは比べものにならないくらいしょっぱく、
添えたサラダと塩分を中和させながらいただいたのですが、
昭和の、あの頃の思い出が、鮮明に思い出されました。
あの頃に比べて、今の方が幸せ度は比較にならないくらい高い。
自分の思うままに人生の選択肢を選び、
自分の好きなように決断を下して日々を送っています。
当時のわたしは幼く、何もできなくて、色々な事情もあり抱えているものも多くありました。
それなのに、どうしてでしょうね。
昭和のあの頃の思い出は優しくて、心の琴線に遠慮なく触れてくる。
でもそれが切なくて切なくて、涙腺がほろほろと緩んでしまうんです。
ハムステーキのせいか飲みすぎてしまったワインのせいか、
少々エモーショナルな気分になってしまいました。
ちなみに当時のお歳暮で印象の強かった他の二点は、
瀬戸内海の干しエビと、
焼きさよりです (´◡͐`)
お酒が大好きな今、この珍味を共に飲みたい。笑
父はさぞかし晩酌が楽しかっただろうと思います。笑笑
当時は「またこれか〜」なんて罰当たりなことを考えながら食べていた自分を叱りたい。
お魚が日々の食卓に上がらない日々は、瀬戸内海出身者にとっては辛いものですが、
これもまた自分で選んだ人生ですね。