86 | À mon avis...

À mon avis...

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行きつけスーパーで「ステーキ用ハム」を見つけ、ついカゴに入れてしまったチュリ。

 

ハムステーキはチュリにとって昭和の象徴。

まだ小学生だった頃のあの時代を思い出せてくれます。

 

 

家に多く贈られてくるお歳暮の中でも、特に印象が強かったものが三点あるのですが、

ハムはその一つ。

厚切りのハムステーキは、肉嫌いの子どもも美味しいと感じました。

 

 

味は記憶を呼び覚まします。

アメリカのハムステーキは日本のそれとは比べものにならないくらいしょっぱく、

添えたサラダと塩分を中和させながらいただいたのですが、

昭和の、あの頃の思い出が、鮮明に思い出されました。

 

 

 

あの頃に比べて、今の方が幸せ度は比較にならないくらい高い。

自分の思うままに人生の選択肢を選び、

自分の好きなように決断を下して日々を送っています。

 

 

当時のわたしは幼く、何もできなくて、色々な事情もあり抱えているものも多くありました。

それなのに、どうしてでしょうね。

昭和のあの頃の思い出は優しくて、心の琴線に遠慮なく触れてくる。

でもそれが切なくて切なくて、涙腺がほろほろと緩んでしまうんです。

 

 

ハムステーキのせいか飲みすぎてしまったワインのせいか、

少々エモーショナルな気分になってしまいました。

 

 

ちなみに当時のお歳暮で印象の強かった他の二点は、

 

 

瀬戸内海の干しエビと、

 

 

 

焼きさよりです (´◡͐`)

 

 

 

 

お酒が大好きな今、この珍味を共に飲みたい。笑

父はさぞかし晩酌が楽しかっただろうと思います。笑笑

 

 

当時は「またこれか〜」なんて罰当たりなことを考えながら食べていた自分を叱りたい。

 

お魚が日々の食卓に上がらない日々は、瀬戸内海出身者にとっては辛いものですが、

これもまた自分で選んだ人生ですね。