子離れできない親、親離れできない子 | À mon avis...

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息子の友人Kくんのパパと、「子どもを一人で留守番させたり外出させたりできないこと」について話をしていたところ、恐ろしいことを話してくれました。

 

 

Kくんパパはシュリンク、つまり精神科医なのですが、自立できていない、親離れしていない患者さんが大勢いるんだそうです。

 

 

30代40代なのに、諸々親に助言してもらって決める。お金の管理もしてもらう。予め守秘義務を放棄して毎回患者さんとのセッションの後、親御さんと電話でやり取りする。

 

10代の未成年でなく、立派な大人がです。

 

 

Kくんパパ曰く、小さい頃から親に何でも決めてもらい、どんな危機からも回避されて生きてきた結果、自分で決断することが怖くてできなくなってしまったケースだそうです。

 

親御さん側も、30代40代になっても子どもに口を出し続けてしまう。そういう歪な親子関係と日々やり取りしているそうで、精神科のお医者様は本当に大変だなと思いました。

 

 

息子には悲しみ、辛さ、そういう諸々を感じてもらいたくない、すべての嫌なことから守りたいと思ってしまいます、親ですから。でも、そういう経験をしてこそ成長があるのであり、それが人間なのですよね。わたしもきちんと子離れできるように心の準備をしておかねばなりません。

 

 

 

 

MAXMARAのテディベアコートの代わりに買ったテディベアスエット。笑

 

これでテディベア欲しい熱を抑えようと思ったのですが、とても気に入っているのでやはり本家が欲しくなりました。逆効果。笑