アリゾナの旅①〜グランドキャニオンで夕日鑑賞 | À mon avis...

À mon avis...

TRAVEL. STYLE. LIFE.

アメリカで人気の「グランドサークル絶景の旅」。

 

 

グランドサークル(Grand Circle)というのは、ユタ州、ニューメキシコ州、コロラド州、アリゾナ州、ネバダ州に点在する国立公園、観光名所を網羅するエリアのことで、考古学的にも歴史的見地からも、アメリカを語る上でとても重要な土地とされています。

 

 

特に人気のコースは、ラスベガスからぐるりと円を描いて巡るコースですが、今回はアリゾナ州に焦点をあて、6泊7日でグランドキャニオン、アンテロープキャニオン、モニュメントヴァレー、セドナを訪れる旅です。

 

 

 

 

 

 

アリゾナ州が中心の旅なので、発着はアリゾナの州都であるフェニックス。

 

まずは空港でレンタカーをピックアップし、1日目の宿であるグランドキャニオン内のYavapai Lodge(ヤバパイ・ロッジ)に向かいます。

 

 

当初、グランドキャニオン国立公園イーストリムでキャンプをする予定だったのですが、急遽予定変更をして、国立公園内のロッジに泊まることにしました。

 

 

グランドキャニオン国立公園内のホテルは、こちらのサイトから確認・予約することができます。

ホテルを出るとすぐに渓谷という立地の良さから、El Tovar Hotelが人気のようですが、他のロッジに比べ割高です。

 

我が家は唯一部屋が残っていたのがヤバパイだったので選択肢なしでした。国立公園外にもホテルはありますが、効率よい旅をするには国立公園内に宿泊することを強くお奨めします。

 

 

 

 

 

 

空港でレンタカーを借りたあとは、Walmartでお水やドライブのお供のジャンクを買い込みました。

 

 

 

 

 

 

恐らくアメリカンなジャンクフードが多い旅になるだろうと、まだ選択肢があるうちに...とウォルマート近くのタイ料理レストランでランチをしたのですが、アメリカナイズされていて甘すぎでした。 

 

 

 

 

 

 

4時間弱のドライブを経て、ヤバパイロッジに到着。

広大な駐車場の向こうには、「General Store」という何でも揃うスーパーマーケットがあります。デリがあるのでお食事もできるし、横には郵便局もあるという利便性抜群のロケーションです。

 

 

 

 

 

 

ロッジのすぐ外で早速エルクと鹿に遭遇。エルク、近くで見るとかなりの迫力です。人間慣れしているので危険は感じませんでしたが、追いかけられると相当怖いと思います。

 

 

 

 

 

 

そしてヤバパイロッジの内観。

2つ星のロッジなので期待していませんでしたが、思ったよりは小綺麗なお部屋です。よく見るとあちらこちらが埃だらけなんですけどね。

 

 

 

 

 

 

荷物を片したあとは、早めの夕ごはんをいただきました。ヤバパイロッジのバーで、ピザ、バーガー、ビール。ザ・ジャンクフードです。笑 気休めですが、家族3人で2人前の食事をシェアすることによってカロリー調整をしてみました。

 

お味は見た目からご想像下さいなレベルですが、これで4,000円くらいでしょうか。観光地は割高ですね。

 

 

 

 

 

 

夕ごはんを食べたあとは、夕焼けに染まるグランドキャニオンを見にいざ出発。サンセットが美しいとされているビューポイントは、Pima Point、Mohave PointとHopi Pointの3つ。どこにしようか決められないまま、とりあえずは無料シャトルバスに乗り込みました。

 

バス停「Market Plaza Westbound」は、ヤバパイロッジ・ダイニングの道向こうにあります。

 

 

 

 

青バスに乗り、Hermits Rest Route Transferバス停で、今度は赤バスに乗り換えです。そこで目の前に飛び込んでくる景観がこちら↓

 

 

 

 

 

 

あまりにも突然にドラマティックなシーンが現れたので、不意打ちで涙が出ました。突然ハートを鷲掴みされた気分。

 

 

 

 

ちなみに青バスで「Hermits Rest Route Transfer」と呼ばれているバス停は、赤バスでは「Village Route Transfer」という駅名になりますのでお間違えなく。

 

無料シャトルバスは満員御礼なのですが、乗客は誰もマスクをしていませんでした。唯一マスクをしていたのはバスの運転手さんと我々だけ。アメリカではもうコロナは過去のことです。

 

 

いちばん西側のPima Pointに行こうと思っていたら、「サンセットが一番美しく見えるのはMohave Pointです。もしMohave Pointから更に西のビューポイントに行くのであれば、バスの巡回数がぐんと減るのをご留意ください」とバスの運転手さんからタイミング良しなアナウンス。運転手さんのアドバイスに従って、Mohave Pointで降りることにしました。

 

 

 

 

 

 

Mohave Pointでのサンセット、なんとも言葉にできない経験でした。グランドキャニオンに侵食作用をもたらしたコロラド川も見ることができ、感無量です。

 

 

 

復路も往路同様、無料シャトルを乗り継いでヤバパイロッジに戻りました。翌朝は、サンライズを見に行くので、朝早くからの活動です。