プラグ苗 | 若葉マーク農園長のブログ

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シニア世代の自称「花咲か爺さん」が挑戦する新アグリビジネス「農蜂業」奮闘記

 「プラグ苗,いる?」


 知り合いの花卉苗生産農園のご主人からお声かけいただいた。


 私にとっては「プラグ苗」は初耳だった。昨今花卉苗のほとんどはセルトレイで作られている。用土や育苗面積が少なくてよく,管理もしやすい利点がある。私も時折72,128,200穴のセルトレイを利用している。しかし,例年パンジーやビオラ苗を播種するが大変難しい。妻の勤務先で例年200株以上の苗が必要なので,播種をするがなかなか発芽しない。どうも散水時の種の流出,種の腐敗が原因だろう。も私にとっては,どうもセルトレイ育苗が苦手である。今年もビオラ,パンジー種併せて,セルトレイ128穴×4枚分播種したが,情けないことに10株も苗が確保できていない。


 404穴セルトレイから取り出したプラグ苗の発根状態を見て驚きである。それはそれはしっかりとした根巻き苗であった。どうしてこんな苗ができるのだろうか。土に秘密があるのだという。「企業秘密です」との言葉が返ってきたが,とても興味が湧く。


 ふと,過日先進的な事業展開をしている有機ファーム経営者のお話を想起した。その企業は,現在17棟のビニール温室栽培を手がけており,ホウレンソウ,コマツナ等の葉物野菜を生産販売している。育苗専用ハウスでは,セルトレイを使っての大量育苗をしている。これらの苗を大量の堆肥を入れた別のハウスで,25日間で生育させ出荷してとのことである。これを年間最大9期作とのことだった。実に驚異的な生産効率である。


 その生産を支えているのがセル成形苗だと思う。


 花卉苗生産農園から譲っていただいた400株近くのパンジー苗。パンジー苗の卸値価格は不明だが,私なりに試算すると,一株卸価格50円×約400株=20,000円になるではないか。セルトレイ1枚はそれほど価値あるものである。


 その余り苗を20株程が我が家にやってきた。早速プランターに植えたが,植え傷みも全くなく,すこぶる成長がよい。


 苗づくりの大切さを痛感するこの頃である。


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