2026年6月10日から12日の間、夜行1泊2日の行程でお出かけしました富山の旅の様子をお届けしいます
前回編では千葉県松戸市のchu宅を18時に出発し、途中、新潟県上越市にあります「北陸自動車道」の「名立谷浜SA」にて車中泊
翌朝5時に出発し、今回の富山の旅の最大の目的でありました南砺市にあります合掌集落の里、「五箇山」のうちの菅沼集落に到着したところまでをお届け致しました👇
栃木県南砺市にあります合掌集落の里「五箇山」。その五箇山の合掌集落は菅沼と相倉(あいのくら)という二つの集落から成るのですが、「東海北陸自動車道」の「五箇山IC」から直ぐそばにあるのが菅沼集落です![]()
しかしすぐ近くに高速道路が通っていると言っても、車の喧騒はまるで聴こえない静寂な地
また到着したのが朝7時でしたので、公営の駐車場は開いておらず、しかたなく国道沿いの膨らみがある駐車スペースへ。駐車禁止には指定されていない場所であることは確認しています
なお平日の朝7時と言いますと、普通、通勤通学の時間帯に当たっていますから、それなりの人の動きは有るのだろうに…と思っていたところ、小学生4~5人の一団が集団登校している姿を見かけただけでしたが、この近くには学校は見当たりませんでしたので、恐らく国道のバス停から登下校用のスクールバスが出るのではと思います
また実は、今回「五箇山」を訪れるにあたり用心深いchu(※ツーアウトからでもバントのサインを出すこともあります
)は、念のためクマ
スズを装着したのですが、“普通の集落を歩くのに、ちょっと、やりすぎかなぁ
”と考えていたのですが、集団登校していた小学生のランドセルには皆さん、一様にクマ鈴を付けていましたから、人が住まわれているこの一帯でもクマ出没の可能性はあるのかもしれません![]()
こちらは国道156号線沿いの高台から見た合掌集落。前記駐車場近くにも展望台はあるのですが、ここからの景観の方が集落の全容を見渡すことが出来、こちらがお勧めです
そして実は今年の1月に訪れていた時は、駐車場に隣接しているエレベーターを使い合掌集落とを行き来してしまいましたので、ここからの雪に包まれた集落の様子は撮影していません
今思うととても残念でしたが、何せあの時は時間が限られていましたから仕方なかった
しかし季節は異なれど、菅沼集落を眺めるのに随一のこちらを訪れることが出来て嬉しいです
当地からの写真を3枚ほど![]()
こちらが菅沼集落の駐車場です。確か今年の3月までは1回500円の駐車料金でしたが、4月からいきなり倍の1000円になっていました
ま、ここには止めなかった…もとい、時間前に到着してしまいましたのでまだ係りの方が来ておらず、駐車場自体が開いていなかったので国道沿いの空きスペースに止めたので料金はかかりませんでしたがね![]()
こちらが菅沼集落の散策マップです👇
こちらはウェブ頁に掲載されているイラストマップです👇
👆の説明によると菅沼集落の合掌造りの建物は僅か9棟。そして県を跨いでお隣の岐阜県白川村にあります白川郷の合掌造りの建物は約110棟。規模が違い過ぎるのですが、それでも10倍強の戸数はある白川郷に訪れる観光客の人数は年間200万人
方や、菅沼集落を訪れる観光客の数の統計はなく、「五箇山」を構成する菅沼と相倉、二つの集落を合わせての年間訪問客数は近年増えたとはいえ80万人ほどだそうですので、静かな環境の中での合掌集落の景観=ニッポンの原風景を感じることが出来るのは、断然、「五箇山」ということになります
ただ、今回のblogを綴るにあたり五箇山への訪問客数を調べたところ、80万人と出たのにはいささか驚きました![]()
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と言うのは今回の訪問では、特に菅沼集落に限って言えば地元で暮らしている方以外の方とは全く出逢いませんでしたからね![]()
こちらは岐阜県高山市の南西部である飛騨高地の山中峠付近を水源とする庄川です。流域には白川郷や五箇山の菅沼集落がある一級河川で河口では富山湾に注がれます。そして後述しますがこの庄川は、五箇山が加賀藩の流刑地とされる理由となりましたことに大きな意味を持つ河川なのです![]()
国道から急坂を降り、集落内にやって来ました
この辺りは今年の冬に訪れたばかりでしたので建物の配置などに見覚えがあります
そして僅か9戸の合掌造りの建物ですが、そこでは人がごく普通に暮らしを営まれておりますので、散策中、大声を出す等の行為は厳に慎まなければなりません
ところで白川郷と五箇山を合わせたことで成す「世界遺産」は、そこに暮らす方が、ごく普通に生活を営む“生きた世界遺産”と言われているのですが、白川郷の場合は多数、押し寄せて来る観光客、特に外国からのインバウンド観光客をそのターゲットとした様々な商いが営まれており
特に飲食店を中心としたその手のお店には長蛇の列が出来ています
そして白川郷にはある一定のルールがあり、集落内の民宿や旅館に宿泊しない訪問者が滞在できる時間は概ね9時~17時の間。これは、駐車場の営業時間がその時間帯であることに加え、金沢、富山、高山、名古屋などの近郊都市と白川郷とを結ぶ高速バスは最終バス時刻が17時のため、宿泊客以外の方は物理的にも滞在出来ないという仕組みを作っていることで、白川郷にお住まいの方の生活をある程度護れるというシステムがあるのです
つまり、宿泊客以外の方が白川郷に滞在出来る時間は最長でも8時間
しかし、集落内にあります長蛇の列が常態化している飲食店では、店内に入るまで2時間近くかかることはザラですので、折角“ニッポンの原風景”を感じたくてわざわざ外国から来日したのに、入店のためにお店に並び、店内での飲食を合わせると3時間程度を使っちゃ勿体ないな、とchuはかねがね思っているのですが、ここ菅沼集落ではそこまで混雑するお店は有りませんから、合掌造りの戸数9戸と少ないながらも付近の景観と相まって、白川郷とは比べ物にならないほど、ニッポンの原風景感を味わうことが出来るのでした
ただ、最近では五箇山を訪問先に入れている旅行会社のツアーも増えて来ていますので、そしてchuもそのツアーにて初めて菅沼集落を訪問し五箇山の素晴らしさを知った一人ですから、そう遠くない先には五箇山が“白川郷化”しちゃう可能性は十分にあるのです
要は大声で騒音をまき散らすインバウンド外国人観光客に気付かれないうちは、まだこの静寂を保っていられるのですが、今やSNSでの情報伝搬は当たり前、かつ光
の速さ
で伝わる時代になりましたから、ひょっとしたら早ければ来年、遅くても数年以内には、今回、chuが訪れ肌で感じることが出来たニッポンの原風景を、ここ五箇山でも感じることは出来なくなるのかも知れません![]()
こちらは合掌造りの建物の前にある田圃です
ホントは5月中旬の、田植えの直前での訪問がベストだったのですが、天候不順により訪問が計画よりもひと月弱、遅くなってしまいましたので既に田植えは終わっていました
しかし水面には建物の様子がちゃんと映りこんでいますので、狙っていました風情を感じることは出来ました![]()
こちらはお土産屋さん
お店の入り口は開いていましたので“営業中”ではあるのでしょうが、“すみませ~ん”と何度も声をかけたのですが中々、家主の方は現れず随分と不用心だな、と
菅沼集落の方は皆さん、“訪ねてくる人に悪い人はいない”という性善説をお考えの方ばかりなのでしょうか
ですが来訪者が増えれば中にはズルをする人もいるでしょうから、気を付けなきゃですね
ちなみにこちらでは五箇山味噌を買い求めました![]()
こちらは白川郷の集落内にもありました放水銃。合掌造りの建物はその構造上、火には強くはないでしょうから、この景観を守り続けていく上では防災対策には万全を期さなくてはならないのは言うまでもありません![]()
すると集落の一画にありました唯一の掲示板にはこのようなポスターが貼り出されておりました
ここにお住まいの皆様の防災意識の高さを窺い知ることが出来ます![]()
集落内にありました“とやまビューポイント”の石碑です
👆と一つ👇の写真がそれに該当しています![]()
「国指定史跡 越中五箇山 菅沼集落」のモニュメント![]()
懐かしき赤ポスト
現役ですぞ![]()
と思ったら、今年の冬に来た時も同じ場所から撮影していました![]()
こちらは合掌造りの屋根に使う茅を育てている畑![]()
です。集落の直ぐ脇にあります![]()
そしてやはり今年の冬にも訪れていました庄川を渡る橋。先ほども触れましたが、五箇山が加賀藩の流刑地になりましたのはこの庄川が罪人の脱走を妨げるための天然の防塞の役割を果たしていたからなのです
今でこそ、こうして橋が架けられていますので川の対岸との行き来は可能なのですが、橋が架けられていなかった江戸時代には川の対岸(流刑地)から手前側には辿り着くことが出来なかったのです![]()
そして橋が架けられていなかった時代、手前側と流刑地側との唯一の“交通手段”がこちらの籠で、手前側は高台に位置していますから送り出すのは容易なのですが、流刑地側から籠の出発ポイントには上り傾斜のロープになっていますので、とても一人では抜け出すことが出来ないのだそうです![]()
庄川の奥に見えている構造物は「東海北陸自動車道」の橋脚です。なお白川郷では合掌造り集落の中心地である荻町地区からは「東海北陸自動車道」は視界に入らぬよう景観上の配慮がなされているようです![]()
こちらが流刑地側に荷物と人を運ぶ籠。冬にここを訪れた時はこの籠は外され別に保管されていたのですが、積雪期以外には五箇山が流刑地であったことを“アナウンス”するためのパフォーマンスとしてこうして籠が吊るされているだそうです![]()
【御参考】今年の冬に訪れた時に庄川に架けられた橋を渡ったところから撮影したもの。庄川の上には籠は見当たりません![]()
そしてこちらは、駐車場からエレベーターを通じて合掌集落に通じる地下トンネルです。冬に来た時にはこの通路を通って集落との間を行き来したため、国道脇の展望ポイントからのNiceViewは眺められませんでした
しかし、冬にもこの橋を渡っていたことで、積雪期以外には庄川に籠が架けられていることを知っていたのでした
どのみち1時間弱の滞在時間では、Viewポイントと庄川の橋、両方を訪れることは出来ませんでしたので決して間違った決断では有りませんでした![]()
冬の訪問時には訪れませんでしたがこちらが地下トンネルを抜けたところにある、先ほどの“庄川に架かる籠”の送り出しポイント。こちらの方が、先ほどchuが渡りました橋の袂よりも高い場所に位置しており、そのためこの高低差を利用してここから籠を送り出すのは容易なようです、しかしその逆の、橋の袂から籠を手繰り寄せるのは一人の力では出来ません![]()
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これにより、流刑地に抑留されている罪人は脱走できないようになっているのでした![]()
実際の籠です。乗りませんでしたよ
乗ってみて、chuの体重がかかり、万一、勝手に動き出しちゃったら庄川の真上で止まっちゃってとんでもないことになりますから![]()
そして実はこの先には宿泊施設などもある「合掌の里」があるのですが、“クマ出没”
の看板があったのと、時間帯が早くて周囲に人は誰もいませんでしたので、万一の遭遇を避けるため、この先には行きませんでした
そして「合掌の里」なるものは合掌造りの建物を移築して一ヵ所に集めたもの。そしてそれは「白川郷」を訪れた時にも、合掌造りの屋外展示施設であります「白川郷合掌造り民家園」にも訪れていましたので、今回はパスしたのでした
なお白川郷では昨年の秋口には、白川郷集落(荻町地区)全体を見下ろせる展望台(荻町展望台)と荻町の中心とを結ぶバスの集落側バス停ですから、普段は人が沢山いる場所にも関わらずクマが出没し、観光客に危害を加えた事象がありましたので、クマは怖い
chuは決して徳の有る賢い人間ではありませんので
“君子危うきに近寄らず”の諺がそのままピタリとあてはまるわけではありませんが、“人生送りバント主義”を標榜していますので
決して無理はしないのでした![]()
エレベーターに乗り駐車場の高台に来て🚻休憩
御覧の通りウオシュレットのトイレです
人がそう、訪れる場所ではない菅沼集落の公共トイレにしてこのように設備が整っています
翻って、わが千葉県の観光スポットには、そこそこ有名でありながらもウオシュレットを備えていない観光スポットが多数ありますから、そこんところ、同じ千葉県民としてはとても残念に感じているところです![]()
高台に来ましたので、もう一度、集落全体を見渡せる国道脇のViewポイントに来ました
この「絵」を見たくて五箇山を訪れたのですから、何度見ても見飽きることはありません![]()
最後に合掌集落をもう一周りをして、菅沼を後にすることにしましょうか
実は今回の菅沼集落訪問にて、高台からの パノラマ写真と共に一番良く撮れた「絵」がこちら👇しかしこの写真は、chuが旅の際には常に携行しています高性能のデジイチで撮影したものではなく、同行している家内がスマホで撮影したもの
アングルがとても良かったので褒めたところ、“欲しかったら分けてあげるわよ
”的に貰ったもので、chuのPRIDEは少なからず傷つけられたのでした![]()
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以下、次号![]()







































































































































































































































