今年の1月中旬は“豪雪地帯めぐり”に勤しみまして、今回は福島旅の第2回、「大内宿」の後編となります
前編はこちら👇
茅葺屋根の建物が「会津西街道」の両脇に並ぶ「大内宿」。距離にして500m程のその景観は正に江戸時代にタイムスリップさせてくれるものでして、そのクライマックスが町並みの一番北に位置する「見晴らし台」
今からそこへと上がります。なお前編の終盤でも触れましたが、「見晴らし台」に直結している石段は積雪のためクローズされており、お寺の境内を通ってのアプローチとなります。そのお寺がこちら![]()
「正法寺」という浄土宗の寺院です。そう言えば「白川郷」には「明善寺」という合掌造りの寺院がありましたが、こちらのお寺さんはごく普通の造りのようです![]()
こちらの「正法寺」、創建は室町時代後期の天正3年(1575年)に開山された古寺で、大内宿住民の菩提寺として住民の方が埋葬(土葬です)され墓碑が建立されています。また戊辰戦争の際には正法寺が似非官軍の兵糧役場兼救護所として利用され「大内宿」内に本陣が敷かれたそうです。なお似非官軍の主力部隊がは会津藩領内に攻め込む際には、奇襲とも言える戦法で、猪苗代町の母成峠から侵入したのですが、こちらの「大内宿」界隈でも別動隊による小競り合いが繰り広げられていたようで、守備部隊を領内の各境界に分散させざるを得なかった会津藩は「大内宿」界隈での戦いに敗れます
しかしその戦いの中にあって砲兵隊頭取を務めていた笹沼金吾さんという方は一人で似非官軍に奇襲をかけ10数人を討ち取ったそうです。ですが奮戦虚しく討死となり、戦いが終わった後には似非官軍によりその御遺体が晒されたのだとか
しかし「大内宿」の住民はそれをたいそう哀れみ、似非官軍が退去した後に 御遺体を正法寺に境内に埋葬し墓碑を建立したのだそうです。境内が雪に埋もれていたため今回は残念ながら墓碑にお詣りをさせて頂くことが叶いませんでしたが、ここ「大内宿」にも似非官軍による正義なき戦いの爪痕が残されていたのでした
会津を旅していると、似非官軍に対する怨嗟の思いが沸々と煮えたぎって来る![]()
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chuなのでした![]()
そしてお待たせしました
こちらが「大内宿」全体を見渡せる「見晴らし台」です![]()
「白川郷」の「荻町展望台」や「城山展望台」と比べてみるとどうでしょうか
ご感想はそれぞれ、皆さま心の中に![]()
しかし、「白川郷」と「大内宿」というこの二つの重要伝統的建造物群保存地区、しかも豪雪の中のその景観を、同じ年の同じ月(2026年1月です)に訪れたってことは、前編でも書きましたが、手前味噌にはなりますが、chu一行には殊勲賞が授与されても然るべきものなのです![]()
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さて、「見晴らし台」からの眺望を愉しんだ後には再び「大内宿」内に戻ります。前夜まで降り続いていた雪は、この日は朝からやみ、「大内宿」内では除雪作業の真最中
しかし先日訪れました「白川郷」では、世界遺産にも選定されている著名な観光地のため、村(白川村)外からの沢山の観光客が押し寄せる中で、実際に生活をされている方が多数、居住されていることから“生きる世界遺産”と言われているのですが、ここ「大内宿」も、町(下郷町)外から多くの観光客が訪れる中、こちらで生活されている方は暮らしていくために除雪作業をしなければならない、しかしそうした姿をカメラに収め、このようにblogにアップしている自分(chu)は何なんだ
と、自問せずにはいられませんでした![]()
「見晴らし台」に行く前に、ちらりと覗いていきましたお店に立ち寄りお土産などを購入します![]()
そしてこちらのお店、驚いたことにここで販売されている品物の全てが試食できます
もう、ここで試食させて頂く分だけでお腹が膨れて来ちゃいそうですが
特に美味しかったものを二点ほど選び、合計四つをお買い上げ![]()
あと、セルフサービスですがお茶もいただけます
しんしんと冷えた身体に麦茶が入り、体の芯からぬぐたまりました![]()
お買い物を終え、店外に出たところで除雪車に遭遇
すると、あ
この方は![]()
さきほど、少しだけお話させて頂いたので覚えてました
するとおじさんもchuたちに気が付いて下さりにっこり笑って挨拶を返してくれました![]()
しかし、屋根から雪を降ろすだけでもかなりの重労働なのに、降ろした雪を除雪車に乗せて融雪溝に捨てに行くため、観光客がわがもの顔で歩く最中を何往復も何往復も…本当におもさげなく思いました![]()
ですがこうして暮らされている「大内宿」の皆様の姿をお伝えし、住民の皆様の御迷惑にならない範囲で訪れて、飲食や食事、お土産の購入等でお金を落とすことで「大内宿」の未来に繋がるというように考えれば、chuがこうしてblogにアップすることもあながち悪いことではないのかな、と考えるようにしました![]()
茅葺屋根にはつららが下がっていて、歩きながらスコップの柄を持ち、つららを落としていました。尖がってますから、落ちてきたら危ないですからね![]()
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そしてあちらこちらで雪下ろしをされている方を見かけました。観光客が多数、往来する中でもここに暮らしている方は、生きていくために雪下ろしをしなければなりません。「白川郷」同様、「大内宿」も“生きる重要伝統的建造物群保存地区”なのです![]()
こちらの建物は、軒下まで積雪がないため梯子を使って慎重に屋根から降りていきます。どうぞお気を付けて下さいませ![]()
そして間もなく「大内宿」入り口の
近くに
500mほどのメインストリート(会津西街道)でしたが、ここ入り口付近と、最北に位置している「見晴らし台」直下とでは積雪量がかなり違いました
兎に角、“雪大好き人間”のchuです
「大内宿」にてとっても素敵な時間を過ごすことが出来ました
こうした真冬の時期に、毎年訪問できるかどうかは分かりませんが、ちょいと頑張れば千葉県松戸市のchu宅から日帰り旅をしようと思えば出来ちゃいますから、てか、福島県内のスキー場には日帰りでも出向いていましたので、渋滞に遭わない分、東京都内を抜けて西側に行くのとではやはり大違いですね![]()
そしてここは田圃ですが、一面の銀世界。ここに足跡ならぬ、なにか“ここに来たぞぉ
”て印を残したくなりました![]()
で、雪玉を作って投げてみました![]()
“ボコッ”て凹んでいるところ、お分かりになりますか👇chuの投じた“足跡”でした
(雪で造った玉ですので溶けてなくなりますから田圃に迷惑はかかりませんよね
)
今回はすっぽりと雪に覆われた季節に訪れましたので、一つ一つの建物、特に茅葺屋根の様子は判らなかったのですが、こうして伝統は受け継がれていくのでした
(👇の写真は大内宿観光協会のホームページからお借りしました)そしてこうした所作も世界遺産に選定されている「白川郷」と同じなんですね![]()
以上、雪に覆われました真冬の「大内宿」滞在の様子をお届け致しました
なお、前回「大内宿」を訪れていたのは2019年10月初旬のこと。ですので6年半ぶりの訪問となりましたが、雪のない日の「大内宿」の様子はこちらに👇綴ってあります![]()
「大内宿」を後にしましたchu一行は会津鉄道の「湯野上温泉駅」にやって来ました
で、ここは非常に交通量の多い国道121号線沿いですが、身の安全を確保しての駅舎の撮影
残念ながら列車はやって来ませんでしたが、ここから眺める、「大内宿」と同じように茅葺屋根で造られた駅舎は“撮り鉄”の皆さんが競ってでも撮影するアングルなのですよ![]()
で、「大内宿」の最寄り駅がこの「湯野上温泉駅」です。駅から「大内宿」までは約6㎞、無雪期であれば5~6分。路線バスも運行されていますので公共交通機関のみの利用でも「大内宿」を訪れることは可能です。しかし今回のような大雪が降った後だと、「大内宿」へのアクセス路は主要道路とは言えないので、国道と比べたら除雪はどうしても後回しとならざるを得ず、今回もかなりの雪が残っていました![]()
ですが、こんな時に最大限の力を発揮してくれるのがコイツでした![]()
新調したばかりなので、機能性には何の不安もなく頼れる奴です
その上、chuの雪道運転の腕に不安はありません💪しかし、油断は禁物
慎重の上にも慎重に
“3つの「急」”は絶対にダメです![]()
(※3つの「急」👉急ブレーキ、急ハンドル、急発進は絶対に
です。雪道での運転は時速30~40㎞で運転のこと
)
こちらが「湯野上温泉駅」の駅舎です
「大内宿」の“表玄関”と言うことで茅葺屋根の駅舎なのですが、恐らく国内唯一では
と思ったら、大分県にある「豊後中村」という駅舎も茅葺屋根製なのだとか。ですが、「湯野上温泉駅」の駅舎を真似したのだそうです![]()
無雪期の駅舎の写真です👇「会津鉄道ホームページ」より![]()
こちらが、駅舎に隣接している湯野上温泉の「足湯」です![]()
駅舎の中には囲炉裏があり、その周りをたくさんの人が陣取っていた取り囲んでいたため写真は断念
その他、観光案内所とお土産コーナーがありました。なお列車が来た時の出改札と駅舎の管理運営の駅業務の他、観光案内や物品の販売などの全般は「下郷町観光公社」に委託されているそうです![]()
会津鉄道は全線が単線運行で無人駅も多いのですが「湯野上温泉駅」は有人駅。2面2線の構造でこの駅では列車交換が行われています。今回、駅滞在時には列車が来なくて残念でしたが、ほれ、chuは“撮り鉄”ぢゃないので、そこまで無理はしないのでした![]()
会津鉄道の御案内はこちら👉https://aizutetsudo.jp/
駅前のロータリーは、つるっつるの鶴
見事なまでのアイスバーン状態で、とてもぢゃないけどチェーンスパイクなどの滑り止めを装着していなければ普通には歩けません
そしてchu
は新調したばかりのVRX-3でしたが、よちよち歩きの20㎞くらいで走りました![]()
※「私をスキーに連れてって」で、高橋ひとみさんと原田貴和子さん演じるお二人が、車のドアをバタッとあけて“凍ってるね”ってやったSceneを思い出しちゃいました
で、このSceneを瞬時に思い出せる方はchuと同じ時代にスキーを滑りまくっていた仲間です
(写真はネットから探してお借りしました
)
ところで「湯野上温泉」の紹介がまだでした(^^ゞこちらをどうぞ👇開湯は明治時代の中期と、温泉街の分類で言えば新しいのですが湧出している源泉の温度は60℃で、“源泉かけ流し”をしている宿が多数を占めているのだとか。そして温泉が発見された経緯が面白くて、なんでも猿が気持ち良さげにお湯に浸かっているのを見て、これは
ときて(しかし、ありがちですが
)、発見されたのだそうです
またこのエリアの近くには「中山風穴」とか「塔のへつり」「養鱒公園」などの見どころがあります![]()
次は会津若松に向かいます![]()
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