2023年10月31日から11月1日にかけて新潟県内の各所にて紅葉鑑賞をしてきました様子をお届けしています。前回blogでは1車線しかない狭隘な道ながら、車窓からの紅葉が実に素晴らしかった「樹海ライン」を走り車車車👇

2日間にわたる紅葉をたっぷりと満喫してまいりました照れそしてこの後は千葉県松戸市の自宅に帰るのですが、途中、宿場町の漂いが残る旧塩沢町(平成の大合併により現在は南魚沼市に所属)の中心街を訪れました。ま、今回は街並み紹介ですので紅葉とは直接関係はないのですが、せっかく、“十日町/魚沼/奥只見”と続けてきたシリーズを中途半端な形で終わらせてくなかったので街中散策ですが同じシリーズものとして綴らせて頂き、新潟遠征編の最終回と致しますニコニコまずは車窓から見えたこの建物👇

「BASEBALL MAGAZINE」とありますびっくりBASEBALLMAGAZINEと言えば「ベースボールマガジン」!?chu世代の真顔陣は、昔はJリーグなどはない時代に幼少期や学生時代を過ごしていますから、スポーツと言えば⚾!!通称“ベーマガ”と呼ばれていたプロ野球の情報を扱ったクオリティペーパー、との認識があります。そしてその出版元である「BASEBALLMAGAZINE」の建物がなぜ新潟の方田舎(おっと失礼ニヤニヤ)に??気になったので瞬間的に車窓からカメラし、帰宅後に調べてみましたところ理由が分かりましたウインクベースボールマガジン社の創業者である池田恒雄さんという方の出身地が旧小出町でスポーツを中心としたジャーナリスト活動を続ける傍ら、出版事業も手掛け「ベースボールマガジン社」を設立、野球界では数々の功績も残され、その後、1989年には雑誌記者出身者としては初めて野球殿堂入り(特別表彰)された方なのだそうですニコニコそしてここは新潟支社とのこと。う~ん、新潟県内にブランチを置くのであれば交通至便な新潟市のほうが事業上の効率性は増すとも思われますが、そこはほれ、創業者への敬意と忖度が働き、交通不便なこの場所に支社が置かれたみたいですグラサンなお同社は、支社を置いただけではなく、2015年4月からは南魚沼市にある大原運動公園野球場の命名権(ネーミングライツ)を取得し同球場を「ベーマガSTADIUM」とした他、2016年夏から南魚沼産コシヒカリを「ベーマガ米」として売り出す等、地域活性化に向けての尽力と功績もあるのでしたニコニコちょっと気になって撮影した写真から、新しいことが発見できますから、ま、これが「お出かけ」の醍醐味といったところだと思いますウインクそして次も車窓からのカメラ今度は旧六日町へ(^^)/ここも現在では南魚沼市になっていまして、このエリアの中心街。その昔、職場のスキー部長を務めていた時には「六日町ミナミスキー場」(その後、六日町スキーリゾート、に名称変更)には何度も通いましたので懐かしいなぁ、と照れ駅近くの繁華街ですが酒屋さんには「八海山」の看板がウインクそして“Little北海道”と書かれたお店の名前!?六日町の中心街、街中にある北海道料理のお店のようです。ちゃんとオフィシャルWebサイトもありました👇ウインク

間もなくJR上越線の六日町駅。宿では駅とスキー場近くのお宿の往復をして下さいました。最終日、15時ころまで滑って、こちらまで送って頂きました後に、駅界隈を探索したものでしたウインク(もちろん、日本酒付きです爆笑)

おお、この写真の後ろ側に写っているゲレンデこそ「六日町ミナミスキー場」そしてchuが通っていた頃には途中で「六日町リゾート」に名称変更したのですが現在は「ムイカスノーリゾート」に名称変更されているようです。ゲレンデ構成は別に変わっていないでしょうから、名称変更、好きですねグラサン次の写真は旧小出町の中心街でも見られた雁木通り。

そしてこの日の夕食用として調達にやってきたのがこちら👇うおぬま倉友農園直営店のおにぎり販売をしている営業店で店名はズバリ「おにぎり屋」ウインク超人気店ということは知っていたのですが…

お店に到着したのが14時30分過ぎのこと。そしたらもう殆どが売り切れていて残っていたのは1個のみガーンもちろん、その1個は購入したのですが、精米したての魚沼産コシヒカリを使ったおにぎり、今宵の夕げのメインに、と決めていましたからそのショックは大きいのえーん


ここからが塩沢の古い街並みのスタート地点「三国街道塩沢宿牧之通り」ですニコニコ車を所定の無料駐車場に止め街歩き走る人走る人走る人なお、ここの通り名、やや難読で「みくにかいどうしおざわじゅく」までは普通に読めるのですが「牧之」と書いて「ぼくし」と読ませますニコニコこの古い街並みは塩沢宿の中心としてそれなりの観光要素も持っていました👇

こちらが「牧之通り」の全容。長さは300mくらいですからただ歩くだけならば往復しても10分もかからない距離ですが、とても感じのいい通りなので店先を覗きつつ歩きました走る人走る人走る人ニコニコ

では、その牧之(ぼくし)とは、何!?それはズバリ、人の名前でした爆笑鈴木牧之(すずきぼくし 1770~1842年)と言う方の名前を通り名にしているのですが、何をされた方なのかと言うと江戸時代後期の塩沢に住む文人で「北越雪譜(ほくえつせっぷ)」「秋山記行」などを記された方だそうですニコニコ特に前著は、豪雪地帯の雪国の様子を綴った小説として当時の江戸で大ベストセラーになったそうですウインク牧之さんは元々は商家生まれの商人さん。そしてご本人は商才があり家業を大いに盛り上げたのだとか。と同時に文才でもあり江戸に出ては当時の人気作家でありました滝沢馬琴や十返舎一九らとの交遊もあったそうです。また、この通りの紹介文として先ほどリンクさせて頂きました「塩沢商工会」のホームページでは次のように紹介されています👉“牧之通りは、鈴木牧之が著した「北越雪譜」にも書かれた古き雪国の暮らしと文化を、現代の暮らしの中に映した情緒あふれる街なみです。雁木通りと統一された家並みが、かつて三国街道を旅人や大名行列が行きかった頃を偲ばせます。春~秋にはひな人形や紬の着物を楽しめるイベントなども催されています。また、雪の舞う雁木通りでしっとりと雪国情緒を味わえる「冬」にもぜひお訪ねください”

生憎、この日は雲一つない抜けるような青空が広がっていましたので、豪雪地帯の、雪が舞う雁木通り風情を感じることは出来ませんでしたが爆  笑

牧之通りに面した商店や個人のお宅の壁には、ところどころ、このような木札が掛けられており👇鈴木牧之さんが記されました「北越雪譜」の内容を基に作成された“郷土かるた”の類のようですニコニコ

牧之通りから少し入ったところにあります民家の熱源。こちらのお宅はガスと石油のハイブリッド爆  笑石油を入れておくタンクは北国のご家庭によく見られる仕様ですねウインク

牧之通りに戻ります。HP内にPDFの地図がありましたので転載させて頂きます👇

こちらは塩沢郵便局。入り口には暖簾がかかっていますから街並み造りには積極的に関わっていこうという姿勢が良く見えて取れます爆笑

こちらは本屋さん。今では個人が経営している“町の本屋さん”というのは殆ど見かけなくなりましたが、どっこい、地方では現役のビジネスモデルとして受け継がれているのでしょうウインク

「朝陽堂」さん。はて、何の商店さんでしょうかキョロキョロと調べてみたら葬儀屋さんでしたニヤニヤ

平日の15時過ぎですが、車は時折り通過するものの、歩いている方はあまり見かけません。三国街道の宿場町、次の宿場は六日町ですが昭和以降の街の発展度合いでは六日町の方が栄えています。南魚沼市の市庁舎は旧六日町の町庁舎が使われているようでして、塩沢宿は、三国街道の静かな宿場町の面影を今に残す役割を果たしている、と言ってもいいのではないでしょうか、牧之通りと古い街並みの景観と共に照れ

牧之通り、結局道路の両サイドにありますお店をじっくり、ゆっくりと眺めながら歩きましたので小一時間はかかったかもでしたウインク

なるほど、この美しくもある古き良き街並みは「まちなみ景観協定」にて創り出されているのですね照れ

酒店も、この地域では当然の如くの「八海山」ウインク

“お米の楽校”となキョロキョロ??かような体験メニューがあるようです👇(入らなかった(>_<)残念えーん)

そしてここが鈴木牧之さんの生家ですニコニコまたすぐ近くには「鈴木牧之記念館」もあります。が、入りませんでした爆笑鈴木牧之さんにつきまして、もっと詳しくお知りになりたい方は同記念館のオフィシャルWebサイトを御覧下さい👇

なお、牧之通りや塩沢駅界隈では、街中に賑わいを呼び起こそうと、「軽トラ市」が真冬の間を除く5~11月にかけて、月に一度開催されているようです👇六日町駅界隈が現在の南魚沼市の中心繁華街となっていまして、町の賑わいとしては劣勢にある旧塩沢町の中心地区ですが、町の活性化にかける熱意はとても感じました照れ

最後はJR上越線の塩沢駅前にやって来ました。塩沢駅はその昔、三国街道の塩沢宿として栄えていたことからこのエリアの主要駅。そして駅舎は「三国街道・牧之通り」の町並み(雁木通り)に合わせた木造風の外観に合わせているそうです。2022年3月から無人駅。しかし初日、清津峡から八海山ロープウェーに向かう途中に石打駅前を通過したのですが、以前はスキーシーズンにはごった返していた同駅の駅前の様子…昔を知るchuにとりましては見る影もなくまるでなく廃墟の様な駅舎でしたから、塩沢駅の街並みの景観に合わせて町興しをしていこうという姿勢は素晴らしいなぁと感じましたウインク

さて、これをもちまして一泊二日の新潟旅行、お終いですウインク左手には越後の峰々、本当に素晴らしい紅葉を体験させて頂きましたビックリマークありがとうございました照れで、まっすぐ帰るのであれば関越自動車道の「塩沢石打IC」から高速に乗ればいいのですが、実はまだ今宵の夕げの御飯が調達できていないあせるあせるあせるそのため国道沿いにお洒落な、もとい、いかにも“米処・うおぬま”を感じることが出来るお弁当などを扱っていそうなお店はないか!?と目を皿のようにして探していたのですが、ないショボーン

しかしどうしても魚沼産のご飯を使ったお弁当か握り飯が食べたかったので結局、何度か利用したことがあります越後湯沢駅構内の「ぽんしゅ館越後湯沢驛店」の中にあります「爆弾おにぎり家」にて“爆弾握り”を購入ビックリマーク無事、今宵の我が家のゆうげが確保されたのでした爆  笑

さて、2023年10月31日から11月1日の二日間にかけて新潟県内の各所にて紅葉鑑賞をしてきました様子をお届けしてまいりましたがこれにて終了となります。chuは何時も筆を舐めながらblogを綴っているのですが当初の予定よりも掲載する写真の枚数が増えましたので予想外にページが嵩んでしまい、連続10回の中継となりました爆  笑途中、別ネタが入りながらも辛抱強く御覧頂きました方々に厚く御礼申し上げ、本稿を終了させて頂きます。誠にありがとうございました照れ

 

【お知らせ】実はまだ、今年の夏に行きましたとある場所の5日間の活動をお届けするblog、始まっていません滝汗次から次へと現れるネタを優先させていたため遅れに遅れるクランクイン叫び何とか、年内に連載を始める(年内に完結させる、ぢゃないです爆笑)よう頑張ります💪そしてその連載は、過去のchu`blogが遺した中では最大規模!?の「大河ドラマ」並み…内容ではなく連載回数が、です爆  笑になる予定ですウインクどうぞお楽しみにニヤニヤ