2023年10月31日から11月1日にかけて新潟県内の各所にて紅葉鑑賞をしてきました様子をお届けしています。前回blogは、今回の新潟訪問のハイライトとしていた奥只見湖の訪問、それを前・後編の2回に分けてお届けしたのですが後編では遊覧船から下船後の奥只見湖に纏わるお話をお届けしました👇2回に分けたことで、その分たくさんの写真(景色)も掲載することが適い、奥只見湖とその周辺の魅力を余すところなくお届け出来たものと嬉しく思っています照れ

そして前回のblogでは「奥只見シルバーライン」のトンネル内交差点を左折、までをお伝えしておりましてニコニコ

今回、走行するルートを地図を使って説明します👇

「奥只見シルバーライン」は奥只見湖に向かう往路に利用。全長22㎞の中の18㎞は19本のトンネルで構成されていました。そして奥只見湖からの復路に利用するのが今回御紹介する「樹海ライン」。そして地図の真ん中よりやや下、赤で〇囲みした箇所が上に貼り付けましたトンネル内部の交差点を左折して地上部に出てきた部分。その写真がこちら👇

“急カーブ連続24㎞”とあります。今からchu一行は旧小出町方面に戻るのですが、「奥只見シルバーライン」の全線が22㎞、そしてここは「奥只見シルバーライン」の17番トンネルの途中から出てきた場所。ここに至るまで、奥只見湖からは2.5個のトンネルを走り抜けてきており、既に湖畔からは7㎞くらいは走っていますから、そのまま「奥只見シルバーライン」を走り切るのであれば残りは15㎞くらいの位置に当たります。然るに👆の看板にもありますようにここから24㎞に及ぶ急カーブが続くわけです。そうです、即ち膨らんだ9㎞分はカーブによる距離。トンネルであればほぼ直線で山の中を突き進めるところ、地上を走る道路は高低差を縮めながら進むため山肌を蛇行しなければならず、その蛇行した分の総延長が9㎞なのです。もう一度、2枚上に貼り付けました地図を御覧下さい。「奥只見シルバーライン」が何ヶ所かの方向転換以外はほぼ真っすぐなルートであるのに対し「樹海ライン」のくにゃくにゃとした蛇行している具合がとてもよくお分かり頂けると存じます。そこで“なんでわざわざ急カーブが続く走り難いルートを使うの!?そのままシルバーラインを走れば早く着くでしょうにえー”という皆さまの声が聞こえてきそうです爆  笑ですがですね、そうです、わざわざ走り難いルートを使うのにはそれなりの理由があるのでしたウインクそしてその理由とは、満開の紅葉に愛でられながらのロングドライブが楽しめるからチューもう理由はそれに尽きるのですよ、明智君グラサンということで、ここからは24㎞に及ぶ紅葉写真が延々と続きます。これでも随分、絞りに絞ったのですが、しかも車内から撮り続けたものですから殆ど同じような景色ばかり爆  笑そして昔、ヤマ屋のchuは山の写真を撮るのが大好き照れしかし今回のルートから良く見える山は奥只見湖の遊覧船からも見えていました荒沢岳と、あとは“越後三山”のうちの一つ、越後駒ヶ岳だけ。しかし蛇行した道路を車で移動しながらの撮影は、撮影ポイントが右に左にと頻繁に変わりますから、同じ山を撮影していても違った表情を見せてくれますウインクま、今回のblogは同じような景色を載せただけの単調な仕上がり具合になってしまいましたのは否めませんが爆  笑その分、解説も短くなりますから読み手の皆さまにおかれましてはストレスなく読了して頂けるものとお慶び申し上げる次第であります爆  笑それでは一気に参りますのでどうぞ、スクロールしつつお進み頂けますようお願い申し上げますウインクまず簡単に「樹海ライン」の説明を(^^)/ ご覧のように車幅は1車線の道路のため対向車が来た場合は輻輳出来ません。しかし随所に退避箇所があることと、蛇行している故、実際に対向車に遭遇するよりも前に、進行方向の先から対向車が来ていることが察知できますからお互いが譲り合うことでほぼ支障なく走行することが出来ましたニコニコまた道路は全線、舗装されていますから走り難さは感じませんでしたウインク

これらの山は荒沢岳、を蛇行しながら撮影していますので同じ山でも違った見え方がしていますウインク後半部分では越後駒ヶ岳が主役になって行きますが、いろんな角度からパシャパシャと撮影を繰り返していましたが、実際、どれがどっちの山なのかはもうわからなくなってきちゃいました爆  笑

標高をぐんぐんと下げてきまして魚沼の市街地も垣間見えるようになって来ましたニコニコ

そしてご覧のように“紅葉の見頃”なのですが、寺院の紅葉に見られるような真っ赤に色付いたモミジや楓の紅葉ではなく、山全体が自然に赤や黄色に色付いた感じの紅葉と言うことになります。これを遠くから眺めると“山が燃えているメラメラメラメラメラメラメラメラ”ように見えるのでした照れ※石川さゆりさんの「天城越え」では♪あなた…山が燃える、って歌詞がリフレインされいますがあの意味はどうやら紅葉ではないようですね爆  笑

この辺りから見え続けてくる山は越後駒ヶ岳ですねウインク

国道352号線「樹海ライン」、はっきり言って悪路です爆  笑ですがこの“悪路”を走りたいっていう走りたがり屋さんは意外と多いのではウインク今回は往路を「奥只見湖シルバーライン」、復路を「樹海ライン」を利用して旧湯之谷村を周回したのですが、今度は夏などの陽気のいい季節に、福島県の桧枝岐村に抜けてみることにしましょうかウインク地図上で見る限りでは、距離はそう長くはないようなのですが、恐らくほぼ全線にわたり蛇行を繰り返すくにゃくにゃ道路あせるあせるあせるはて、いったい所要時間はキョロキョロと調べてみましたところ「小出IC」から桧枝岐までは2時間30分と出ていました。がしかし、今回chuが通った「樹海ライン」、「奥只見シルバーライン」のトンネル内交差点を左折して出た場所(地図の次にアップした写真)から、今朝、ここを右折して「奥只見シルバーライン」に入った分岐点まで、何処にも立ち寄らずに走り続けて56分間を要していますから、桧枝岐村のどのあたりまでをして2時間30分としているのかはわかりませんが、chuが地図を読図した限りでは3時間以上はかかるものと思われます。あびっくり「小出IC」から銀山平までは「奥只見シルバーライン」を通ってくるのであれば2時間30分もあながち不動産屋の誇大公告ならぬ“大ぼら”ではないかも知れませんウインク(「小出IC」から銀山平まで、「樹海ライン」を通ってくるのであれば1時間以上を要しますが、「奥只見シルバーライン」を利用すれば50分はかかりませんからねニコニコ)

最後は越後駒ヶ岳と、大湯温泉にある「大湯公園」ニコニコここは昨夜からの宿泊でお世話になりました「湯元ホテル」とは目と鼻の先ビックリマークこの日、ホテルを出たのが8時過ぎでしたから5時間をかけて奥只見湖をたっぷりと堪能してきたのでしたチュー

そして大湯温泉を過ぎ、ここはこの日の朝、奥只見湖に向かう際の「奥只見シルバーライン」の入り口です。「樹海ライン」を通っての復路は、地下トンネルを直線で抜けていく往路の2倍以上の時間を要しましたが、“これでもか、これでもか”と言うくらいに続いた見事な紅葉と黄葉に包まれた走行となりました照れ

なお今回は時間の関係で「樹海ライン」のチェックポイントには立ち寄らなかったのですが、この季節の、例えば早朝であったならば絶対に立ち寄るべきスポットをお伝えさせていだたきますウインク

【絵折峠(しおりとうげ)】ここからは6月下旬から11月上旬までの比較的長い期間にわたり、山あいにたまった雲海が日の出とともに峰を越えて滝のように流れ落ちる「滝雲」と呼ばれる現象が発生することで知られており、その写真がこちら👇(魚沼市観光オフィシャルサイトからお借りしました)

魚沼市の秘境「奥只見・銀山平」で発生した霧が、山の谷間を多い尽くし、やがて雲がまるで滝のように流れ落ちる現象で滝雲(たきぐも)と呼ばれているそうです。凄いですよねビックリマーク発生のメカニズムとしては①奥只見・銀山平で霧が発生②谷間に霧が溜まり雲海となる③谷間を覆いつくした雲海が、山の尾根を伝わるように超えることで落ちてくる雲が滝に見える、だそうです。そして実態は雲海ですから発生は日の出の早朝時間帯。日の出から1~2時間が勝負のようでして、それ以外にも発生しやすい条件があるようでして①日の出の頃の早朝であること②湿度が高いと更に可能性が膨らみ③前日からの気温の変化が大きい日、即ち寒暖差があると霧が発生します④そして最後は…「運」!!というのは「滝雲」はあくまでも自然現象ですから①~③の条件が揃っていても発生しない場合もあるんだとか。“雲だけに「ウン」も重要”と結ばれていました爆  笑そして肝心の観察できるスポットは「枝折峠」なのですが、ここには越後駒ヶ岳の枝折峠登山口があるためシーズン中は多くの登山者が訪れるそうです。また枝折峠までは車で乗り入れることも出来、道路脇からでも手軽に滝雲を見ることが出来るそうでして、峠の山頂には駐車場とトイレも完備しているそうです。chuは今回の旅で宿泊しました大湯温泉の「湯元ホテル」を高評価していますのでリピは十分、あり得るのですが、いくら近いと言ってもホテルからは40分以上はかかると思われますから、宿泊していた場合、日の出の時間にそこに辿り着くのは実は結構、至難の業なのですよね滝汗(日の出の遅い冬であれば6時過ぎに出ればいいので楽勝ビックリマークと思いきや、「樹海ライン」は11月7日以降は冬季閉鎖となりますガーンから辿り着けませんえーん)なお「滝雲」に纏わる詳細はこちらの「魚沼市観光オフィシャルサイト」に説明されていますから、こちらを御覧下さい👇

【銀山平温泉】

銀山平は荒沢岳、越後駒ヶ岳、平ケ岳など2000m級の高山に囲まれた盆地で、銀山平自体も標高750~800m近い高地にあるのですが、そこから湧出する温泉から温泉旅館が建ち並んでいます。またここからは「枝折峠」へも至近のため、「滝雲」鑑賞が目的なのであればこちらに宿を取ることがお勧めですウインク

この銀山平温泉には5軒の温泉宿があります👇

2023年10月31日から11月1日にかけて新潟県内の各所にて紅葉鑑賞をしてきました様子をお届けしていますこのシリーズ、次回がいよいよ最終回ウインクですが途中で旬ネタが入りそうですので予めお断りさせて頂きますウインク