高校時代の友人、S山君と出かけた信州は伊那路と木曽路の旅、前回は“ニッポンのチロル”として有名な下栗の里を御案内致しました👇ニコニコ

そして文字数多く滝汗動画のリンクが不可となりましたので今回、冒頭に貼らせて頂きますウインク動画は御存知、「chuの気ままなお出かけチャンネル」からウインク急傾地にへばりつくように建ち並ぶ民家が“天空の里”と呼ばれるようになった所以ですが、8つある集落を総称しての「下栗の里」、その中でも一番低い(標高800m)場所に位置する本村集落から駐車場や食事処などがあります半場集落(標高1000m)までの標高差にして200mを、くねくねした狭い路ですがゆっくりと上がって行く様を、S山君はGo-proを、そしてchuはスマホで撮影して参りましたウインク

さて、「下栗の里」を後に、次に向かった場所は「しらびそ高原」ニコニコここは標高1918mですからもう山の頂と言ってもいいほどの高さがあります。そしてさらに南アルプス南部に属する名峰の展望台照れなんら自分の足で歩くことなく、車で楽々とNiceViewポイントまで到着してしまうのですから、もう、こでぇらいねチュー昔、やま屋のchu、経年劣化が進んだため、もう自分の足で山を登ることは完全引退しちゃったのですがショボーンそれでも山が好きニコニコですので拝読させているアメブロの中には山行の様子を綴ったブロガーさんのものが多いのですウインクまた今回の「しらびそ高原編」では山の写真がわんさかと出て参りますが、名峰を眺めていて、そしてもう決してあの頂きに立つことはできないのですが、1918mの高所から眺めたものですから自分も山に登ったと錯覚してかパシャパシャとシャッターを切りまくった結果爆  笑ですのでなにとぞご容赦くださいませお願いそれでは「しらびそ高原」へGoビックリマーク

 

「下栗の里」と「しらびそ高原」を結ぶこの道路は「南アルプスエコーライン」と呼ばれていまして御覧のように道路幅は1.5車線ニコニコですから対向車が来たら2台の車両は輻輳出来ませんあせるあせるあせるしかしところどころに待機スペースが設けられていますからまぁなんとかやり過ごすことは出来ます。また「下栗の里」のホームページには、

しらびそ高原と下栗の里をセットで観光される方へ

  1. 国道152号線から下栗の里までの道は、狭くカーブが連続します(くねくね道)。対向車に十分注意して安全運転でお願いします。
  2. しらびそ高原と下栗の里をセットで観光されたい方は、しらびそ高原経由で下栗の里へお越しいただきますようお願いいたします。しらびそ高原~下栗の里間は、道路が狭く避けあいが困難な場所が多くあるため、ご協力をお願いします。しらびそ高原から下栗の里は約14キロ、30分です。下り坂が続くのでエンジンブレーキでお願いします。

と書かれていたのですが、ルートと時間の関係上、先に「下栗の里」を訪れてから「しらびそ高原」に向かうことは可能かどうか、事前に遠山郷観光協会に問い合わせをしたところ、全く問題ありません、とお答えいただけたので今回のルートとなりましたウインクそして「下栗の里」と「しらびそ高原」の間は14㎞、ですがしかし標高1000m前後の「下栗の里」から標高1913mの「しらびそ高原」、14㎞の間に高低差は1000m以上もあるのですから全線はほぼ坂道。鉄道用語で言えば60パーミル以上の急傾斜滝汗とても鉄道の線路は敷設出来ない斜度なのですあせるあせるあせる

「南アルプスエコーライン」のところどころではこうして視界が開けて南アルプスの山々が素晴らしい照れ

ですが途中にはこんな場所が…

“日本で唯一 御池山隕石クレーター”って、はてナンデスかキョロキョロ!?

そうです、巨大隕石が落下した場所叫びもう数万年も前の事と推察されているのですが直径40~50mの隕石が大気圏を突入してきて燃え尽きることなくここにぶつかった、と思われる場所がこちら。もし有史以降の、人が暮らしている時代であったら大変な被害が出ていたことに…あれ、キョロキョロこの話、どこかで聞いた事あるなぁ…これですよこれ👇ウインク御池山の隕石クレーターが「君の名は」の直接のモデルとなったわけではないのですが隕石がぶつかることを事前に察知しあれやこれや、奮闘し被害から免れた…でしたっけ!?ストーリーが複雑過ぎて今一つ理解できなかったchuがいました爆  笑(ストーリーを完全に理解出来なかったから感動も今一つでしたニヤニヤ)

ま、この時chuは隕石が衝突したはずみで出来たクレーターの中に居るのでしたウインク20年前に「下栗の里」を訪れた時にもここに立ち寄った記憶がありますニコニコ

そしてここが「しらびそ高原」ウインク標高はなんと1900mビックリマーク

この建物は昔来た時は「しらびそ高原ハイランドホテル」という、かなり人気のお宿だったのですが今では身売りしてしまい「しらびそ高原 天の川」という名称に変わっていました真顔価格設定はそこそこ強め叫びまぁ、chuが宿泊することはないでしょうなニヤリ
しかしこの日はいくら平日とは言え周辺には人っ子一人いませんでしたあせるあせるあせる

林業が盛んな木曽地方では、切り出した木々を幹線(中央本線西線)まで運び出す林間鉄道がありましたが、この車両はその当時のものなのでしょうか!?現在では上松町に「赤沢森林鉄道」なる木曽谷の森林で活躍していた車両が走っていますが、それはあくまでも観光用で距離もとても短いようです。ま、こん感じで切り出した木々を運んでいたのですが現在では全てトラックによる運搬に切り替わり、現役の森林鉄道は存在していません。

「しらびそ高原天の川」の東側にあります小高い丘に登ってみました。“南アルプス南部のパノラマ”とありますように名だたる南アルプス南部の名峰が見れちゃいますチュー全く足を使った登山走る人走る人走る人をしていないのにラブこりゃほんとに、こでらぃね合格クラッカー(あ、車を停めた場所からこの小高い丘までは登りましたが爆  笑)そしてここが「しらびそ高原」の最高標高地点で1918mですウインク

凄っごい迫力滝汗滝汗滝汗 圧倒されますビックリマークそしてあの3000m超の山の頂にchuが立つことは…もう、ありません笑い泣きですからここからのこの眺望はchuにとりましても、とってもとっても大きな記念なのでありますチュー

🚻に向かうS山君ですニコニコこの建物内には人の気配はまるでしなかったので、chuも中には入らず外🚻に。しかしそこはウオシュレットではありませんでした(-.-)そー言えば表の看板に“車中泊4000円”と書かれていましたが、この場所に車を停めて一泊すると4000円も取るんかいえーもちろん食事も風呂もありませんから(別料金で入浴は可能なのでしょうが)、誰が¥を払ってこうなところで宿泊するんだい、ってねニヤリ「下栗の里」の「はんば亭」前の駐車場ならタダで車中泊出来ますし綺麗な🚻(前回blogを御参照下さいウインク)も完備されていますからねウインク

さて、「しらびそ高原」を出発して少し下った場所にあるのがこちらの「しらびそ峠」。標高は1833mですから先ほどまでいました「しらびそ高原」よりも85m、低いポイント。しかし視界が開けていて南アルプス南部の峰々が素晴らしいチュー正に大パノラマが展開しますラブ

以下、山の写真を撮りまくりですチュー飽きちゃうかも知れませんが、元やま屋のchuに免じてご容赦をお願い

そして蛇洞林道をぐんぐんくだり間もなく国道152号線と出逢うのですが…20年前に来た時にはこの蛇洞林道を北上し大鹿村、高遠町を通り茅野に抜けたのですが、現在は大鹿村と旧上村の間が災害により通行止めになっているようで(※chuの事前調べ)、高遠方面に行くのは断念。このまま飯田市街地方面に戻ります。ちなみに高遠にはその昔、高遠藩があり、徳川2代将軍・徳川秀忠の御落胤、保科正之公が預けられた場所。秀忠の正室であるお江の方は大変に嫉妬深い方だったようで正之公が産まれたことなどが耳に入ったら大変だあせるあせるあせる叫びということで産まれて直ぐに正之公は高遠藩に預けられました。実の兄は3代将軍徳川家光。後に高遠藩主となった保科正之公は兄の家光を補佐し有力幕閣として江戸時代初期、大活躍をされた方。後に初代の会津藩主となりますが徳川将軍家を敬う気持ちは誠に強く、後には「會津家訓十五か条」を策定するほどでした。即ち“徳川家に忠義を尽くすことを藩の方針”と、ここに決めたものですから幕末の動乱期、藩の財政も苦しく他のお役目は辞退しきりでした最後の會津藩主・松平容保公は将軍後見職の座にあった一橋慶喜公(後に最後の将軍となる徳川慶喜公)から“貴殿は藩祖・保科正之公の作った「會津家訓十五か条」にお背きなさるのかビックリマーク”と詰め寄られ、やむを得ず「京都守護職」を引き受けた経緯があります。chuに幕末の会津史観を語らせたら大変、永くなりますのでそのことは別稿に譲りますが會津贔屓で福島県を第二の故郷と呼んでやまないchu照れ保科正之公にもリスペクトの気持ちは極めて強く、前回、このエリアを訪れた時には高遠城址公園などにも立ち寄らせて頂いたのでした。今回は…前述しましたように災害で道路が封鎖されていましたので高遠行きは断念したのでしたショボーン

そしてこの辺りは標高1000m前後ですからこちらも15㎞の間に標高差が900mと今度は一気に駆け下りて来たのでしたあせるあせるあせるあ、車出ですので膝等へのダメージはまるでありません爆  笑そして今回の旅では最後の伊那路における立ち寄りスポットがこちら👇

日本列島を東西に分ける「糸魚川・静岡構造線」と日本列島を南北に分ける「中央構造線(メディアンライン)」が交差するのは長野県の諏訪湖付近ですが、そこよりも少し南にある旧上村のこの付近では中央構造線の、その地形と断層露頭がはっきりと観察できる絶好の場所なのですニコニコ“完全なる文系人間(但し英語は読めるけど話せない爆笑)”のchuですが理系科目では唯一、地学だけはそこそこの点数はとれていましたとさウインク

S山君と行く「伊那路」と「木曽路」の旅、次回は「木曽路編」で最終回ですウインク