2023年10月1日の夜から翌2日にかけて、長野県は南信地方、木曽山脈(通称「中央アルプス」)を境に両サイドに跨る「伊那路」と「木曽路」を巡って来ました(^^)/ ま、夜行日帰りの特急の旅ですが、利用した交通機関はマイカー車ですから“特急の旅”というのは文字通り“特別に急いだ旅”、ということになります爆  笑そして今回の旅の同行者は高校時代の友人であるS山君。彼とは永い付き合いになりましたなぁウインク 

 

出発は2023年10月1日の日曜日。19時過ぎにchuと同じく千葉県松戸市内にありますS山君宅にお迎えにあがり、出発すると直ぐに「東京外環自動車道」松戸ICからIN そしてこの日の目時地(宿営地)は「中央自動車道」の駒ケ岳SA。そうです、そこにて車中泊ビックリマーク翌2日早朝からの伊那路にあります某スポットを目指します。伊那路…と言っても南北にそこそこ広い自治体がありますから観光or立ち寄り名所は多々あるのですが、今回の旅で求めた場所はただ一つ合格クラッカー天気予報を睨めっこしつつ仕事との兼ね合いから10月2日のみが決行可能となりましたのでお出かけしましたダッシュダッシュダッシュ そして某スポットとは、“ニッポンのチロル”として名高い「下栗の里」チュー!?御存知ない滝汗こんなところです👇

下栗地区の住民有志によります地域づくりグループである「下栗 里の会」による下栗の里の案内文を引用させて頂きます

~南アルプスと伊那山地を二分する中央構造線。その谷あいにある飯田市上村・南信濃地区は「遠山郷」と呼ばれる。二つの山脈に挟まれ谷の南北を峠で遮られていることから古くより隔絶の地とされてきた。このためこの地には、風土に根差した独自の文化が色濃く残っている。下栗は上村の一集落である。山中にある集落の多くは谷間に開けているが、下栗は南アルプスの山々を間近に望む山腹の急傾地に家々が散在している。標高千メートル前後の日当たりの良い南向きの斜面は古くより人が定住した。中央構造線を境に東側は3億年前の古生代の地層で作物の収穫が望めたのである。厳しい地形条件の中で自然とのやり取りを通して形づくられてきた暮らしの姿、文化の貌(かたち)…。それらはどこかに置き忘れた原風景を見るように懐かしく、温かい~

 

これにchu独自の感想を付け加えて下栗の里を説明させて頂くとこうなりますウインク「下栗の里」、大きく切れ込んだ谷を挟んで幾峰かの3000メートル級の山が聳える赤石山脈(通称「南アルプス」)を望むその場所は、同山脈から伸びる尾根に拓かれた標高800~1100mの高原の地。この下栗の里は「日本のチロル」と表現されるほどの景勝地で、高い場所から眺めるられるその里は斜面にへばりつくように建ち並ぶ民家と畑が織りなす独特の姿をしています。そうです、その日本離れした集落の里はまるでタイムスリップしたかのような時間と空間に迷い込んだ錯覚を覚える、正に日本の原風景と言える場所だったのですチューまた、この下栗の里は2009年には「にほんの里100選」(※「日本の里100選」とは朝日新聞社が2008年に朝日新聞刊130周年と森林文化協会創立30周年の記念事業として募集・選定したもので 選定委員長は映画監督の山田洋次さんです)に選ばれているのですが、実はchuがここを訪れるのは今回が2回目。では1回目はと言うと、もう20年以上も昔のこと。まだ下栗の里が“日本のチロル”として今ほど名を馳せていない頃の事。けど何故かchuは当時は「上村」(現在は広域合併により飯田市に繰り込まれています)にありましたこの地を秘境の里と知っていての訪問。がしかし、当時はインターネットの黎明期。まだそれほど下栗の里に関しての情報は集約されておらず、さらに初めて訪れたchuに襲いかかった悲劇は当時の携帯電話、NTT Docomoと表記されていたころのものですが、なんと下栗の里は圏外叫びそのため村の観光課への問い合わせすらも出来ず、目の前に広がっているであろう「日本のチロル」の姿を見ることも出来ずに泣く泣く里を後にしたのでしたショボーンそんなことをかなり以前、S山君に話したところなんと“行ったことがある”とのことびっくりならば、と今度、機会があったら案内してね、とずうっっと以前から話していたのですが20年の時を越えてようやく実現したのが今回の夜行日帰り旅だったのでしたチュー

 

 

「下栗の里」、地図でお示ししますとこのような場所ウインク👇千葉県松戸市の拙宅からは東京外環自動車道、首都高速そして中央自動車と乗り継いで飯田ICへと向かいます(^^)v

しかし総じて信州と呼ばれている長野県は南北に長く、大きく分けると県都・長野市を中心とする北信エリア、国宝・松本城のある松本市を中心とする中信エリア、そしてリニアモーターカーの駅が設置予定の伊那谷の中心は南信エリアの中心都市である飯田市の3つに分かれています。そして下栗の里は南信の拠点である飯田から東へ小一時間、山深い谷あいにある集落。また南信エリアの中心をなす飯田市の市街地には学校、病院はもちろんのこと、関東近郊の都市部にも存在している量販店や大手飲食チェーン店があるのですが旧・上村地区に向かえば向かうほど、周囲には商店などは何もない秘境の地へと様変わりしていくのでしたあせるあせるあせる叫び

22時には予定通り「中央自動車道」駒ケ岳SAに到着。このSA、中々の優れもので24時間営業のフードコートのほかに24時間営業のコンビニ「デイリーヤマザキ」が併設されていて夜食&朝食を摂るのにとても助かりました照れ高速道路にSA・PAは数あれどコンビニが併設されているところって実は意外と少ないショボーンですので大都市近郊からは離れたSA・PAにあると有難いですチュー(逆に大都市部近くのSA・PAにはコンビニはいらないですよねぇえー)そしてここは素晴らしい星空観賞がウリの長野県阿智村のごく近く。SAからでしたが空いっぱいに広がる無数の星を眺めたかったのですが…明日も早いし早々に寝入ってしまいましたw爆笑んで、早朝5時には起床ニコニコ車中泊だと朝寝坊することはないですし、早朝から動けますから一日を最大限に有効活用出来ますのでchuはずっと以前より車中泊、励行していますウインク夜が明けて来て、薄明るくなりつつある空にはお月様ニコニコこの日は天気予報通りの快晴が期待できます照れ

chu車ですウインク2020年6月の納車で今年の6月に初めての車検でしたビックリマークchuはマニュアル車を好むため今の時代には珍しい5MT車なのですが、新車購入に際しての選択出来る車種が極めて少ない(>_<)ですがこの「スズキスイフト」はヨーロッパでもバカ売れしているそうで日本国内よりも特に欧州で大人気のようウインク小回りも効きとても良いのですが運転席からの視認性にはやや、難ありかと真顔ドクロあと小型コンパクトカーにも関わらずタイヤサイズがデカくて(185-55-16)夏タイヤと同じサイズのスタッドレスタイヤを装着しようとするとバカ高いガーン叫びですから一つインチダウンしたものを装着しています口笛(事前に問い合わせたメーカーは推奨しませんでしたがディーラー、タイヤ量販店とも問題nothing!!爆  笑)

6時に駒ケ岳SAを出発ビックリマーク 飯田ICを出てしばらくはそこそこの市街地を走ります。さすが、近い将来にはリニアモーターカーの新駅が誕生する場所ですねウインクもともと長野県の南信エリアは東京や新宿直結の北信の長野、中信の松本と異なり名古屋との結びつきが強かった場所と承知していますから、名古屋と飯田、益々関係は強まる事でしょうウインクそして高速道路仕様の矢筈トンネルを抜けるとそこは旧・上村地区。上村川に沿って南下を続けるとやがて下栗の里へと続く上村小学校脇の分岐点に辿り着きます。それがこちら👇

そしてここからはくねくねとした九十九折の細い路を走る事20分弱。時間も、そして実際に走行する距離も長くはないのですが2台の車両が輻輳することは出来ない狭い道が続きますから緊張を強いられますあせるあせるあせるまた、数年前の台風被害の復旧も進んではいないため下栗地区の道路、ただでさえ脆弱なルートであるにも関わらず通行止めの道もあり一人の運転だったらかなり心細いかもゲローま、いざとなればS山君がいるのですが、しかし彼、“マニュアル車は運転できないからchuちゃん宜しくね”とにべもなくニヤリ(オートマ限定免許じゃないのにねニヤリ)ということで7時30分過ぎには無事、下栗の里に到着クラッカー合格実に20年ぶりの再訪となりましたビックリマークですが、20年前にもここまでは来られていましたOK問題はここからなのですよ真顔

背後に見えている建物は「はんば亭」。民家を再現した外観が郷愁を誘います照れそばを中心とした郷土料理を提供してくれる下栗の里に二つしかない飲食店の一つがこちら(^^)/ そしてこの「はんば亭」、chuが20年前に訪れた時にも存在していましたが平日のだったためなのでしょうか、クローズしていて誰もおらず、“携帯電話は圏外、誰かに道を尋ねようにも付近には誰もいない”ゲローが前回の訪問だったのです泣しかし今では👇のように情報がアップされていますから隔世の感がしますw口笛

そして拙宅からここまでの距離は343.2㎞ まぁ、日中に走行したとして松戸~仙台よりは幾分短い距離。ですので特別しんどい思いをするほど遠くはありません。ただしこれが昼間帯から夕方にかけての復路となると話は大違いビックリマーク中央道の上りと首都高内、大渋滞するんですw、これが(東名高速も同じ)ガーンだからchuは都内を横断して東京よりも西に車で行くのが大嫌いゲローなんて理由があり、chuのお出かけは千葉県を中心に、そしてそれ以外だと北関東、南東北が多いのでしたウインク

よく整備された駐車場には環境整備のための募金箱。もちろん強制ではないのですがchuはちゃんと協力させて頂きましたウインクすると“カラン”と乾いた音を立てたchuが投じたコインの音あせるあせるあせるこの箱に初めて投じられたようです。ま、この日はchuが一番客であり、そして昨日の夕刻にでも箱を開けて集金を済ませたから中に何も入っていなかったと考えることにしましょうかニヤニヤ

駐車場脇に併設されているお手洗い🚻はこんなにも綺麗びっくりこんな山の中なのに水洗トイレかつウオシュレット完備ですチュー

こちらの建物はかつての上村小学校下栗分校の跡地に建てられた「高原ロッジ下栗」という宿泊施設ニコニコ下栗の里には宿泊施設がとても少ないのと、次に紹介する南アルプスの峰々に沈む夕日を眺めるためにはここでの宿泊がベストビックリマーク

そうです、南アルプスの峰々の谷間に沈む夕日…ここは「信州サンセットポイント100」の一つに数えられている夕日鑑賞ポイントウインク千葉県民であるchuが夕日ポイントと想像した場合、それは海波に沈む夕日なのですが、“海なし県”の長野県、夕日は山の谷間に沈むのが一般的のようですニコニコ

7時過ぎに到着しましたが彼方には雲海が発生していましたニコニコもうちょっと到着が早かったらもっと広がりのある雲海が見られたでしょうから、ちこっと残念チーン

さぁ、それでは出発することとしましょうかウインクてか今でこそこうした案内看板があり下栗の里の見どころスポットが図示されていますが20年前に来た時はこのような看板はありませんでしたショボーン「はんば亭」は閉まっていたし近くには誰もいないあせるあせるあせるさらに携帯電話は圏外でしたから誰にも聞くことが出来ず、泣く泣くここを後にしたのでしたえーんそうです、今日は20年前のリベンジ旅行ビックリマークそれにS山君を巻き込んだのでした爆  笑

20年前はかような看板は👇はありませんでした。その場所とは「おおぎびら展望台」、またの名を“天空の里ビューポイント”ビックリマークこれですよこれ、ここに行きたかったのに20年前には案内板などはありませんでしたから行きようがなかった笑い泣き

駐車場からは徒歩20分とのこと。平日の早朝ですから人がいないあせるあせるあせるこうなると怖いのは🐻です滝汗きょうび、全国各地でクマ被害が報告されていますから単独行は避けた方がいいですね。chuは今回S山君と二人なのに加え念のためクマ鈴も持参しておりましたから準備は万端ですウインクそしてここまでは車道ですがここから山の中に入ります。駐車場からここまでは5分ほどの近距離ですが、かなりの急坂ですからひと汗かいちゃいました💦💦💦

この案内板は平成21年に設置されたのでしょうか、2009年ですから今から14年も前の事。ですがchuがここを訪れたのは20年以上も前のことでしたからねニヤリ

「まごころの杖」 自然の木を活用した杖が置かれていまして使わせて頂きましたニコニコそして万一、クマに遭遇した場合には剣の代わりになるかニヤニヤいやぁ、こんなのじゃ一発でバキッってやられちゃいますよ爆  笑

どんどん先を進むchuですがS山君はG-pro撮影の準備をしていまして遅行していますニコニコ

そして「おおぎびら展望台」に向かうこの道は、もう完全に登山道のそれですねウインク

おっと、道の真ん中にじっとして動かないどデカい殿様!?カエルが滝汗 chuは両生類や爬虫類って、とってもとっても苦手なんですよねあせるあせるあせるしかし道の真ん中で同じ色をして居座られたら、踏まれたって文句は言えませんぞえー

自動車道路からの分岐点から15分ほど歩くと間もなく到着ビックリマークそこそこのアップダウンがありますから、杖は借りておいていがったですウインク

そして「おおぎびら展望台」から眺めた下栗の里がこれだビックリマーク合格クラッカーまさに天空の里照れチューラブ

下栗の里を狙うS山君をフォーカス爆  笑

いやはや、20年越しのリベンジがかなった瞬間でしたクラッカー合格 そして右手には雲海の残滓が見えていますからもっと早い時間帯に訪れていれば手前の方まで雲海が広がっていたかも知れません。しかしそうだとすると急傾地にへばりつくように建つ集落は雲海の下に隠れてしまっているかも知れませんからバランスの問題ですねウインク

Zoomアップしますビックリマーク旧上村の下栗地区 はて、ここにはいったい、何人くらいの方が暮らしているのでしょうか!?なんでも江戸時代には300人を超えるくらいの方が住む大きな集落だったそうですが現在は約90人ほどの方が暮らしているそうです。で、人口比率は高校生以下が8人で60歳以上の方が72人…と言うことは高校生以下8人の親御さんらは30~40代でしょうから高齢化率はとても高い集落となりますねニコニコしかし今、集落を担っている方はこうした高齢者の皆さまで春の訪れと共にこの急傾地の畑では幾種もの高原野菜の栽培が始まるそうです。またここは日当たりが抜群なため農作業地として適しているのだとかウインク

下栗の里を背景に、20年に及んだ無念さを晴らしたchuはこの日ここにガッツポーズビックリマーククラッカー合格(撮影者はS山君)

そして「おおぎびら展望台」を訪れる方にお願いお願い おおぎびら展望台(天空の里ビューポイント)やここに至る遊歩道は下栗地区にお住まいの方総出で心を込めて手造りされ開設・整備されている施設ビックリマークこれから先も末永く利用&維持をしていくためにはお金が必要ですニコニコこれらの施設を維持していくための募金、応じようぢゃぁありませんかウインク

そしてchuは「はんば亭」前の駐車場と同じように協力金を箱に入れました。すると今度は投じたコインがズシリと着地する音がしましたのでこの募金箱の中にはそこそこの金額が入っているようですウインク皆さん、ちゃんと協力して下さるようで嬉しく思いました照れ

さぁ、「おおぎびら展望台」にて存分に“天空の里”の様子を見てきましたので一旦、駐車場まで戻ります。さて、それでは今度は集落内に行ってみようかなキョロキョロと思案していたところ、ひとりの男性が声をかけてくれてここ以外にもあるビュースポットへの道順を教えてくれました。しかし地図か何かががないと分からないなぁ滝汗するとその男性は“店の前に地図がありますからそれで説明しますよ”と連れて行ってくれて…

👆の地図を拡大したものがこちら👇 この地図でルートを示したくれましたニコニコあと勿論ですが20年前にはこうした案内板はございませんでしたニヤニヤ

声をかけて下さいました男性は駐車場の真ん前にお店を構えている「山のみのりや」さんの御主人さんでしたニコニコ“手仕事工房”と銘打ったこちらのお店は地元材を活用した木工家具などの工房を営んでおられる方で、1000円以内で手軽に買えるものも幾つもあり、chuは桜の木を使った、鍋台にも使えそうな木の板を購入しましたウインクなお御主人は特に用途を考えて作ったのではないそうな口笛なんでも“そこに木があるから”的に手あたり次第作っているのだそうです爆  笑しかしなかなか魅力的な木工具材がありましたよウインク

こちらの方が「山のみのりや」さんの御主人さんの御主人です。道案内など、とても丁寧にして頂けました。ありがとうございました照れ

「手仕事工房 山のみのりや」さんのお店の全景がこちらウインク下栗の里を訪れたら、是非とも覗いてみたいお店です照れ

そしてさっそくやって来ましたのが本村集落を望む「前が岩」のビューポイントビックリマークそしてこれは先ほど「おおぎびら展望台」からも見ていた集落の一番下の方の辺りで、高度をぐっと下げた地点から眺めた同じ集落です。あびっくり今まで単に“下栗の里”と呼んでいましたことと、「おおぎびら展望」やこの「前が岩」ポイントから眺めた集落こそ“下栗の里だ”と思い込んでいたのですが、実は下栗の里、即ち旧上村の下栗地区にはこの本村集落の他にも、中根、須沢、帯山、半場、屋敷、小野、大野の8つの集落がありそれらを総称して「下栗の里」と呼ばれているのです。ただ、“こんなところでも引っ越しOK”なる「引っ越しのサカイ」のTVCMは本村集落を背景にしたものであったことと、それが有名になり、下栗の里=本村集落、と多くの方は認識されてしまったのだそうな。またそのCMを見るずっと以前に立ち寄らせて頂いたchuですら本村集落の景色を下栗の里、と決め込んでいたわけですから何ら抗弁は出来ないのですが下栗の里は8つの集落から成り立っているのだビックリマークということをここで皆様にご説明させて頂きたいわけなのでございます照れ

本村集落の一番下の辺りがこの光景ですニコニコ

手を変えレンズを変え、撮影モードを変える等、あの手この手で20年間、溜め込んだ思いを晴らすべくシャッターを切り続けるchuがいました爆  笑

しかし同じ場所から同じ被写体を撮り続けているわけですから、他の方から見たら殆ど変化のない写真を見せ続けられるのは苦行に他ならないのかニヤニヤグラサン

と言うことで、本村集落=下栗の里、と思い込んでいましたchuが撮影する、急傾地にへばりつくように建つ集落の写真はここまでと致します。長永と御覧頂き続けて下さいました皆さまに改めて御礼申し上げますウインク

今度は下栗地区と南アルプスの間にある深い谷あいを流れる川の様子をカメラ遠山川という川で赤石山脈の標高3000メートルを超える聖岳(標高は3013mで、所在地は飯田市と静岡市葵区に跨る百名山の一つ。しかしこんなところにまで静岡市って、一体全体、静岡市の面積ってどれくらいなのよニヤニヤ)山麓を水源とする河川で、やがては天竜川に合流し遠州灘へと流れ出る一級河川ニコニコ水源地が標高2500m越えながら天竜川に合流する地点での標高が300m程の場所のため標高差が大きく、そのため河岸は大きく浸食された急峻な谷間になっています。そのような地形を持つ遠山川は上流に多めの降水があると水害に見舞われることも多いのだとかショボーン河川流域にお住まいの皆さま方の苦労は容易に想像されます。しかしこの日の遠山川、深い谷を流れ、やがては太平洋まで旅をする水運も思い浮かべてみましたウインク

こちらは「前が岩」付近から仰ぎ見た南アルプスの峰々 あの山の中のどれかが聖岳ですビックリマーク昔、山やのchuも南アルプスには何度か登りましたが南アルプスは山梨県寄りの北部と静岡県寄りに南部とに分かれていて、北部エリアはアクセスは比較的容易なのですが荒川岳、赤石岳、聖岳、光岳など、何れも3000メートル級の南アルプス南部の峰々はアクセスも困難でより山深い山域となります。そんなこともありchuが南アルプス南部の峰々に辿り着くことはありませんでしたショボーン

そしてここからが下栗の里の中でも一番標高が低い800m付近から「ばんば亭」のある標高1000m付近までの急傾地にある道路を上がって行くことにしましょうビックリマークこれも下栗の里を訪れる魅力の一つウインク但し、ここは集落の生活道路でありますのでここで暮らしている方々に迷惑をかけるような走り方は慎まなくてはなりませんプンプンまた、道路は上り優先ビックリマークそしてとても狭い道幅、まさに写真の通りですから輻輳することは出来ません。進入に当たっては常にずっと先の方まで見渡して、こちらにやって来る車の有無の確認も怠ってはなりませぬ真顔観光で訪れた方は、向かってくる車を見かけたら少し広めのところでまず待機、を心がけたいところですウインク

本村集落にある「民宿ひなた」ニコニコ南に向いた景観、日当たりとも最高の宿で聖岳、兎岳を望める宿ですニコニコ南アルプス南部エリアの峰々踏破を狙う方々のへの登山拠点にもなっているようですウインク

3000メートル級の南アルプス南部の峰々。荒川岳、赤石岳、聖岳…だと思いますがどのピークがどの山なのかは残念ながらchuにはわかりません滝汗これらの山深い名峰を訪れることが許されているのは超ベテランの方のみ、が辿り着けるのですウインク

こちらも本村集落にある「民宿みやした」。築100年余りの建物でいろりを囲んでゆっくり井戸端会議が出来るのがウリのようなのですが、オーナーは現在子育て奮闘中とのことで民宿営業は休止中との事。そのため8つの集落の総称である「下栗の里」にて実際に宿泊することが出来るのは駐車場脇にありました「高原ロッジ下栗」と「民宿ひなた」の僅か2軒のみということになます。下栗の里訪問しつつ当日の御宿泊をお考えの方は何れかの施設の予約をしてから訪れられた方が無難かと思われますウインク

そして下栗の里で食事処と言えば、駐車場の後ろにありました「はんば亭」と、急傾地の途中にあります「食事処 いっ福」の2軒のみですウインク

ありゃりゃ、ここまでで、文字数いっぱいいっぱいゲローになりましたので本村集落から「はんば亭」まで、運転しながら必死に撮影した動画がリンク出来ないショボーンあせるあせるあせると言うことで、次回はもう一つの伊那路編。「しらびそ高原」を御案内致しますのでその冒頭にリンクさせて頂きますねウインク