関東の最東端、千葉県銚子市をぶらり散策する第3弾(^^)v 秋が深まり色々なイベントに顔を出したがる出す性分のchu爆  笑 銚子の街を紹介する今シリーズですが“旬もの”を優先してアップしていくため連載もとぎれとぎれになりがちですがどうぞご容赦をお願いで、前回の御紹介はこちら👇

今回は銚子電鉄を利用して降り立ちました終点の外川の街並みを御紹介させて頂きますウインク ところで外川の読み方は「とかわ」と濁りません。但し文字入力をする際に「とかわ」と入力しても変換出来ませんのであせるあせるblogを綴る際には「とがわ」としています。ま、これは内輪の話ですので皆様には関係ございませんが爆笑 そしてこちらが外川駅(^^)/ 昔の電車を静態保存中ニコニコ

そして駅前には外川の街を紹介した案内板がありますウインクところで銚子には日本一の漁獲高を誇る銚子港があります。関東最東端に位置する千葉県銚子市。その銚子は広大な太平洋に面した町なのですが、その沖合には北海道のさらに北にある千島列島に沿って南下しながら流れ込む千島海流、通称で親潮と、南シナ海から北上して来る日本海流、通称黒潮がちょうどぶつかるポイントにニコニコそして北から流れ込む親潮は寒流、南から流れ込む黒潮は暖流のため、ここ銚子の沖合では寒流を好む魚と暖流を好む魚の両方を水揚げ出来るという、漁場としては最高の条件が揃っているのですウインク 👇の案内板には「港町『銚子』」と記されていて漁獲高日本一の銚子は港町なんだよぉ、とPRしているのですが、その漁獲高日本一を記録している銚子漁港の場所はここ外川ではなく、町の中心部、JR線の銚子駅近くから利根川河口に沿って大きな銚子漁港があります。ではなにゆえに外川の駅前にて「港町『銚子』」を掲げているのかと言いますと、それはこれから御案内する外川にこそ郷愁溢れる“これぞ港町ビックリマーク”と言った風情の漁港があるからもそうなのですが、外川の街並みの誕生、ひいては銚子発展の礎こそがこの外川にあったのです合格クラッカー

こちらには都側の街並みを中心としました、外川の集落などについての説明が記されています。しかしこの写真では文字が小さく読みにくいので少し解説を加えてみたいと思いますニコニコそもそも外川集落の歴史を紐解いていくと町が出来たのは江戸時代初期の1658年、紀州(和歌山県)から移住された﨑山治郎右衛門さんがここに港を築いたことにより始まりました。そして今chuがいる、外川駅周辺は高台なのですが、ここから港へは距離は短いながらも急な坂を下っていくことになります。この高台から漁港へは8本の坂道があるのですが何れも狭く自動車などは通れない小路も含まれます。ですが高台から港へ向かう何れの坂道、どこを通っても眼下に漁港を見ることが出来、またこの8本の坂道の左右を小路が繋いでおり、狭い路地がある種、碁盤の目のようになっているのです。そしてこの姿の漁港こそ、江戸時代の姿そのままを今に伝えており、先ほどの「港町『銚子』」のキャッチが言いたかったことは実は外川の漁港の事なのであります照れ 今回の銚子シリーズblogでも“銚子は「北総四都市江戸紀行」の町の一つです”的な紹介をさせて頂きましたが、銚子が北総四都市に選ばれた理由としては魚介類を江戸に運んだことや昔っからの醤油の醸造などにおいて江戸時代に栄えていたことが理由なのですが(舟運を使って利根川を遡上し、江戸へと物資を運び込みました)、しかし銚子の中で一番江戸の風情を残しているのはここ外川なのですチュー 外川の街並みにつきましてはこちらにとても詳しく紹介されていますので拙blogと併せてお読みいただければよりいっそう、外川の魅力に触れることが出来ると思われます。謹んでリンクさせて頂きますニコニコ

そしてちょっと古い話になりますが、外川は朝の連続ドラマ小説「澪つくし」の舞台となった街ウインク主演は、今ではすっかり“科捜研の女”として知られている沢口靖子さん照れ その沢口さんを一躍、スターダムに押し上げた作品がこの「澪つくし」だったのでしたニコニコ👇放送は1985年(昭和60年)ビックリマークと言うことは、ワタクシの社会人1年目の放送びっくり連ドラの放送は平日の8時15分からでしょうから当然ワタクシは観てはおりませんが爆笑そしてchuも歳を取るわけです😅

そしてここからが街並み散策(^^)/ 外川の駅前には5~6台分くらい自動車を置けるスペースがあり料金は無料ウインク(銚子電鉄のHPに無料駐車場として紹介されています) そして港に向かう坂道は何れも細く、また碁盤の目のような街並みを散策するのに車はかえって不便ですので駅前に駐車して歩いて散策することに致しましょう走る人走る人走る人走る人走る人 御覧のように急な坂道が続いています。視界の先に見えているのが外川漁港です。8本の通り(坂道)にはそれぞれ名前が付けられており、中でもこの道は比較的幅員に余裕があり自動車の通行が可能で、銚子の中心街まで一本で行けることから「一条通り」という名称が付けられていますニコニコ

こちらは港に降りる8本の坂道を横に繋いでいる道路。建物の上に変わった記号!?が刻まれていますが何のお店だかお分かりになりますか?? 記号は「フ」と描かれているような気がしますが…

正解はこちら👇 「フ」が10個、壁に刻まれているのですが「フ」が10個ですから、トーフ、なのです爆  笑 ここの店主、ただ者ではございませんなグラサンニヤリ

「榊原豆腐店」というお店 “関東最東端の豆腐屋さん”として結構、メジャーなお店のようですクラッカー合格

なんと銚子市観光協会でも紹介されていますびっくり 豆乳プリンとか厚揚げが美味しいんだとかビックリマークchuは豆腐類は大好物チュー けどこの時は買わなかったの、失敗したぁえーん 次回、訪れた時は必ずですメラメラメラメラメラメラ

8本の坂道を横に繋いでいるこの道は「おかず通り」という愛称が付いているとの事。なんでもこの通りの界隈には地元のスーパーを始め鮮魚店、食堂、惣菜店があり、榊原豆腐店も含めて食べ歩きの材料などを調達できるため、このように呼ばれているそうですニコニコ

で、chuはしばしこの「おかず通り」を漁港と並行して歩きます走る人走る人走る人その後8本すべての坂道を見学した後、途中まで下っては横の坂道に移るなど、碁盤の目の路を縦横無尽にて歩き回りますウインク

この辺りが港を見下ろす撮影ポイントとしてNiceなんだとかクラッカー合格

ここは「本浦通り」という名称の坂道 車一台がやっと通れる幅で輻輳は出来ません。この坂道を下った先に外川の本浦の港があるため坂道にその名前が付けられたそうですニコニコ

坂道が続くこの景色にとてもよくお似合いの御婦人が先を歩かれていました照れ

外川漁港へと続く坂道の路地、あっちこっちを歩いていたため、どの坂道だか収拾がつかなくなりました爆  笑が…

こちらが坂を下りきったところ 海抜は2.2mということで、外川駅の海抜が24mでしたから僅かな距離なのですが22mもの高低差があります滝汗急坂なのも納得ですねビックリマーク

ここが外川漁港 今では銚子市漁協の外川支所、とブランチ扱いですが実はこここそが銚子漁港発祥の地だったのです合格クラッカー

こちらが銚子発祥の外川漁港ビックリマーク 﨑山治郎右衛門さんが造った港です拍手拍手拍手

漁協の横にありました案内板👇 8本の坂道のことなどが縷々、説明されていますニコニコ

外川の街歩きマップ👇 今日は車を外川駅前に置かせて頂きこのような所をぶらりさんぽしましたニコニコ

お次は海岸線を散策走る人走る人走る人 外川の街からの近くには二つの奇岩がありますニコニコ源義経伝説が語り継がれる場所ビックリマーク

一つ目は「千騎ヶ岩」 源義経が千騎の兵をもってここに立て籠ったという伝説からこのような名前が付けられたそうです。ここ銚子には悲劇の英雄・源義経に纏わる伝説が多くこの「千騎ヶ岩」以外にも伝説にちなんだ地名が残されており、次に向かう「犬岩」や、関東の最東端にあたり初日の出のスポットとしても特に著名な「犬吠埼」の名も義経の伝説から来ている悲しい名残の名称なのですショボーン

銚子沖合にて稼働中の風力発電機

こちらは「犬岩」見事にワンちゃんの姿が再現されていますビックリマークただ、ここにも悲しい話があり、先ほどリンクさせて頂きました義経伝説では義経が銚子に滞在していた時の夜、同行していた愛犬がしきりに吠えしだいに元気が失せていったため、僧侶が“平家の亡霊に取り付かれている、同行を止めるように”と進言したため義経は泣く泣く愛犬を残して銚子を去ったそうで、置き去りにされたワンちゃんが義経を慕って数日間吠え続け、やがてその姿が岩になり「犬岩」と呼ばれるようになり現在に至る、との伝説があります。義経が兄、頼朝から謀反の企ての疑いをかけられ奥州平泉に向かったことは知られていますが、その際に銚子に立ち寄ったこと等は実は定かではないようで滝汗この伝説がどこまで真実かは分かりません。しかし灯台で有名な犬吠崎の地名も、義経が置き去りにしたワンちゃんの泣き声が聞こえてきたことに由来するなど、史実であったのかも知れません。そもそも源氏と千葉県との関係は深く、源頼朝が現在の神奈川県小田原(石橋山の合戦)で平家に敗れ、相模湾を小舟で横断し現在の安房勝山付近に上陸し、その後体制を整え平家を打倒し鎌倉に幕府を開いたことは史実として検証されているのですが、頼朝に疑いの目を向けられ逃避するようになってからの義経のその後の事につきましては、最期となった場所が逃げ落ちた奥州平泉である、ということ以外分かっておらず、またこの“奥州平泉で自刃”につきましても、その後、モンゴルにわたってのチンギスハーン説などもあるくらいですから銚子でのこうした話も真実かどうかは分からないのですショボーンが、伝説として、そして地名として、銚子や、中でもここ外川には二つの景勝地として語り継がれているのてしたニコニコ

今回、御案内させて頂きました外川の街並み 地図で説明すると赤で〇囲みしたエリアになります。銚子の代表的な観光スポットである「犬吠崎」や、今では本港となりました銚子漁港周辺にはたくさんの観光客が訪れますが、外川は、銚子電鉄で来ても到着した電車ですぐに銚子駅方面に引き返してしまう方が殆どで外川の街並みは本当に静かチュー ホント、“外川を訪れるせずして銚子を語ることなかれ”と、銚子🔰のchuの言葉ではありますが爆  笑外川は本当に素晴らしい所なのであります照れ