こんにちは。高橋ゆりこです。
近頃は、HSPやHSCという言葉が、
テレビや様々なメディアで取り上げられるようになりました。
HSPやHSCの認知度が上がってきたな~と思うと同時に、
「それはちょっと違うんだけどな~」
という扱われ方も多い。
代表的な間違った認知は、
HSP・HSCは、弱い。
とかね。
敏感だし繊細だけど弱くはないよ。
敏感で繊細だから、情報量が多すぎて疲れやすいだけよ。
とはいえ、HSPであるわたし自身も、
「そうなのか!!!」と思うことがしばしばあります。
我が家は、長男(15才)も次男(6才)も、HSCですが、
敏感さの内容が全く違います。
2人とも、味覚がとても敏感で、
味覚が敏感がゆえに苦手なものがあります。
先日「しいたけのバターゆず醤油ソテー」を夕飯に出したところ、
次男は「美味しい」とモリモリ食べました。
でも長男は、
「しいたけとバターと柚子と全部の味の主張が強すぎて、情報が多すぎて混乱してニガテ。」
と言って、1つ食べた後は一切食べませんでした。
逆に、ちらし寿司とか混ぜご飯とかカレーとか、長男は大好き。
でも次男は、
「味が混ざってるのがイヤだ」そうで、ニガテです。
同じHSCで、同じ味覚が敏感でも、全然違うんですよ。
ちなみに、私は元HSCで、今はHSPで、
耳が敏感なのですが、
音程や音階にズレがあると、激しく気持ち悪く感じます。
長男も耳が敏感なのですが、
全ての音の情報を敏感にキャッチしてしまうため、
複数の人がしゃべっている休み時間の教室などがとても苦手です。
そんな私と長男が大好きで最近聞いているのが、
スペースチャンネル5というゲームのサントラ盤。
このCDを聴くときに、
大音量でガンガン聴きたいタイプの私は、音量を上げがち。
でも、全ての音を敏感にキャッチしてしまう長男は、
大音量が苦手。
母は、
「ちょっと音大きすぎるよ」と長男に叱られることしばしば。
HSP・HSCと言っても、
敏感さがどこに表れてているのか?は、人それぞれ。
親子でも兄弟でも、
同じ味覚が敏感でも、
同じ聴覚が敏感でも、
こんなにも違うのです。
それを、当事者の私が、
「へーそうなのか!!!」ってびっくりするくらいですから、
認知度が高まってきた世間で、
間違った扱われ方をされるのも、致し方ないですね。
むしろ、
軽い気持ちで、意味も間違えて使われてもいいから、
ガンガン取り扱ってもらえるくらいで、ちょうど良いかもね。
認知が上がっていけば、
自然と認識も深まっていく。
誰にも知られない。
自分に関係ない専門領域のもの。
と思われるよりずーっといいかもね。
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HSPが旅行が苦手な原因と対策について、
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音声動画の背景は、
先日家族旅行で行ったマザー牧場で撮影しました(笑)